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結婚祝いのお返し| 内祝いの正しいマナーとおすすめのお返し5選

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    結婚祝いを頂いたら、お返しとして内祝いを贈るのがマナーです。しかし結婚祝いのお返しについて、金額・タイミング・マナーなどがわからない人も多いのではないでしょうか。

    せっかく結婚祝いで祝福してくれた方には、きちんとマナーを守ったお返しをしましょう。

    そこで今回は、「結婚内祝い」について、おすすめの品物や金額の目安、ベストな時期などまとめてご紹介していきます。

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    1、結婚内祝いとは結婚祝いのお返しのこと

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    そもそも内祝いとは結婚や出産などお祝い事で贈り物をいただいた後、そのお返しに贈るプレゼントのこと。そのため結婚内祝いも、「結婚式や結婚でいただいたお祝いへのお返し」ということになります。

    元々「内祝い」は「内(自分のところの)お祝い」という意味で、自分たちにおめでたいことがあった際に喜びの気持ちをおすそ分けする気持ちでプレゼントし、一緒に祝ってもらおうというものでした。

    そのため、そもそもはお祝いを頂く前に、内祝いを先に贈るというのがはじまりのようです。

    披露宴に招待したけれども参加できなかった人や、披露宴に招待できなかった人や招待していない人から、ご祝儀や結婚祝いをもらった場合に、お祝いのお返しをすることが結婚内祝いになります。

    夫婦によっては披露宴を行わなかったという場合もあるでしょうが、その場合もお祝いをいただいた方へは結婚内祝いをお送りするのがマナーです。

    2、結婚祝いのお返しをする前にやるべきこと

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    「結婚祝いをもらったら、すぐ結婚内祝いを贈る」そう考えている人もいるかもしれませんが、お返しに失敗しないためには結婚内祝いを贈る前にいくつかすべきことがあります。ここでは結婚内祝いを贈る前にやるべきことをご紹介します。

    (1)お礼の言葉を伝える

    結婚祝いを直接いただいたら、まずその場でお礼の言葉を述べるのはマナー。ご自宅などに郵送されてきた場合は、感謝の気持ちを電話もしくはお手紙をお送りしてまずは伝えるようにしましょう。

    (2)プレゼントの値段を確認

    結婚祝いはご祝儀だけでなく、様々なプレゼントが贈られます。結婚内祝いをお贈りするためにも、頂いた品物がどれくらいの金額のものであるか、インターネットなどを使って調べるようにしましょう。

    「プレゼントの値段を確認するなんて失礼では…?」と思う方もいるかもしれませんが、後々トラブルにならないようにするためにもお返しの目安金額を確認することは大切な作業になります。

    (3)結婚内祝いリストの作成

    結婚シーズンは結婚式の準備や引越し、事務的な手続きなどでバタバタしがち。そのため結婚祝いについても忘れないように、きちんと記録に残すようにしましょう。

    結婚祝いをいただいた方へ結婚内祝いをお返しするためのリストを作成すれば、忘れる心配もありません。どのタイミングで、誰が、どれくらいの金額のどんな品物をくださったのか、リストに記録しましょう。

    また、結婚内祝いをお贈りするための住所や連絡先の確認も忘れずに。

    (4)結婚内祝いを贈るタイミング

    そんな結婚内祝いですが、どのタイミングでお贈りするのがベストなのでしょうか?

    一般的に内祝いは「1ヵ月以内」が目安。そのため結婚内祝いも「挙式・披露宴後1ヵ月以内」がベストでしょう。

    もし結婚式を挙げていない場合でお祝いをいただいたら、入籍後1ヵ月以内に結婚内祝いをお返しするのがおすすめです。

    本来結婚内祝いは夫婦で先方のご自宅へ持参し、直接お礼を述べてお渡しすべきですが、忙しかったり、遠方だったりすると難しい場合もありますよね。その際はギフト専門店やデパートを通しての配送でも大丈夫です。

    その場合は事前に内祝いをお贈りすることをお伝えし、品物とともにお礼状を添えるようにしましょう。

    (5)結婚内祝いの金額相場

    結婚内祝いで一番気になるものと言えば、金額の相場や目安。一体いくらのものをお返しするのがベターなのでしょうか?

    結婚式にご招待した方へは披露宴でお渡しする引き出物が内祝いに当たります。そのため、基本的に別途贈り物はしなくてOK。

    結婚式に招待していない人から頂いた場合、もしくは招待したけれども結婚祝いに対して引き出物が安すぎた場合は、結婚内祝いをお送りします。

    その場合、結婚祝いの品物の3分の1から半額程度のものをお返しする「半返し」が一般的です。

    ただ、「半返しでは安すぎるのでは?」と高額なものをお返ししてしまうと、逆に失礼にあたる場合もあります。贈る相手との関係性や、その地域の慣習にならって、臨機応変に対応するのがベストです。

    ①目下の方からお祝いをもらった場合

    目下の方からお祝いをもらった場合、その品物と同額程度のお返しをするのが目上の人のマナーになります。

    ②高価なお祝いをもらった場合

    もし高額なお祝いをもらった場合、半返しをしてしまうと相手が恐縮してしまうことがあります。そのため、高額なお祝いをいただいた場合は、結婚内祝いを3分の1以下にとどめ、感謝の気持ちをきちんとお伝えするようにしましょう。

    ③連名でお祝いをもらった場合

    共通の友人が多い場合は、連名で結婚祝いをもらうこともあるでしょう。その場合の結婚内祝いは、プレゼントの金額を人数で割り、その半額程度のプレゼントをそれぞれにお返しするのがマナーになります。

    (6)結婚内祝いにおすすめの品物

    結婚内祝いの金額目安がわかったところで、実際にプレゼントを選んでいきましょう。結婚内祝いは「自分では買わないちょっと良いもの」「あると便利なもの」「たくさんもらっても困らないもの」という視点で選ぶのがポイントです。

    ①お菓子

    一番オーソドックスな結婚内祝いといえば、お菓子。どなたでも食べやすく、日持ちがするのがポイントです。

    特に有名パティスリーのお菓子詰め合わせなどは、自分でなかなか購入することはないため、プレゼントで贈られると喜ばれますよ。

    ②タオルセットなどの日用品

    タオルセットなどの消耗する日用品もお返しにはおすすめ。オーガニック素材の上質なタオル、ブランド物のタオルなど、こちらも普段自分では買わないような品を選ぶと良いでしょう。

    ③珈琲や紅茶など日持ちする食品

    お菓子以外にも、コーヒーや紅茶、缶詰やお酒など日持ちする食品もお返しにはぴったり。こちらも有名なコーヒーブランドや紅茶ブランドのセットや、珍しいもの、ちょっとリッチなものを贈るようにしましょう。

    ④キッチン用品

    食器やグラスもお返しのプレゼントとしておすすめ。料理が楽しくなるようなフードプロセッサーやミキサー、お皿やグラスなど、贈る相手のニーズに合わせて選んでみましょう。

    キッチン用品の場合はかさばってしまう場合もありますので、配送するか直接ご自宅に伺うのか、渡し方に気を配るようにしましょう。

    ⑤カタログギフト

    「何が喜ばれるのかわからない…」そんな時はカタログから自分でプレゼントを選んでもらう、カタログギフトをお贈りするのも手。お互い変な気を使わずに済むので、合理性を重視したい方におすすめです。

    3、結婚祝いのお返しにつける正しい「のし・表書き・水引」

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    贈り物をする際に気になるのが、のしや表書き、水引について。結婚内祝いではどのようなマナーがあるのでしょうか?

    贈り物に添える「のし」にはいくつか種類があります。一般祝辞やお中元、お歳暮などに贈られる祝いのしは、「何度でも繰り返してほしい」という意味から結び直しが簡単な「紅白蝶結びの上向き」を使用します。

    逆に二度と繰り返してほしくない、お悔やみ全般に関しては「黒白で下向きの結びきり」の水引を使用します。

    今回の結婚内祝いに関しては、お祝い事ながら二度と繰り返して欲しくないということになりますので、「紅白で上向きの結びきり」の水引を使用したのしを選びます。

    水引の結び目の上に書き入れる「表書き」については、「内祝」もしくは「寿」と書くのが一般的。

    お祝いをいただいたお返しになるため「御礼」でもいいと思う方もいるかもしれませんが、内祝いは本来「慶事を一緒に祝う」ための贈り物のためお礼やお返しと異なってくるのです。

    結び目の下に書き入れる差出人名については、新姓もしくは二人の姓名を連名で記載しましょう。職場で旧姓を使用している場合でも、のしには旧姓を使用するのは避け、旧姓を書いたメッセージカードなどを添えるようにしましょう。

    4、結婚祝いのお返しは手渡し?配送?

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    結婚内祝いの渡し方についてですが、やはり相手のご自宅に二人で訪ね、手渡しするのが本来の渡し方。とはいっても相手のご自宅が遠方であったり、スケジュールが合わせられなかったりと訪問するのが難しい場合もありますよね。

    その際はプレゼントを配送しても大丈夫ですが、気を付けておきたいのがメッセージカードを添えるようにする、ということ。

    5、結婚祝いのお返しに添えるメッセージの書き方と文例

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    結婚内祝いにはメッセージを添えることを忘れずに。挙式や披露宴に出席されていない方へは、婚礼写真つきのカードを添えるのがおすすめです。

    メッセージには以下内容を盛り込むようにしましょう。

    • お礼の言葉
    • 品物をもらった場合は、使用している様子や感想
    • 新生活の豊富
    • 今後もお付き合いをお願いしたいという旨
    • 新郎新婦姓名(旧姓も添えて)
    • 新居の住所や連絡先

    具体的な文例は以下になります。

    ○○の候、皆様方におかれましては 健やかにお過ごしのことと存じます。

    この度は、私どもの結婚に際しまして、過分なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

    頂戴しました○○のおかげで、生活が充実し、新居にも彩りが添えられております。

    何分未熟な二人ではございますが、これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っております。

    下記住所に新居を構えましたので、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければと思います。

    最後になりましたが、今後も末永くご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

    山田 太郎

    花子(旧姓鈴木)

    〒○○○-○○○○

    東京都○○区○○ ○―○―○

    電話番号

    6、要注意! 相手を不快にさせる可能性がある結婚祝いのお返し

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    結婚祝いのお返しとしてお贈りする結婚内祝いですが、品物によっては相手に迷惑がられてしまうこともあります。ここでは失敗しないためにも注意すべき結婚内祝いの品物をご紹介していきます。

    (1)相手の趣味じゃない雑貨や小物

    自分の趣味ではない雑貨や小物は迷惑がられてしまう可能性があるので注意が必要。派手すぎるものや個性が強いデザインのものをなるべく避け、使い勝手の良いオーソドックスなデザインのものを選ぶようにしましょう。

    (2)新郎新婦の名前入りギフト

    「結婚の幸せを届けたい」という思いから、自分たちの名前入りのギフトを贈る夫婦もいるかもしれません。しかし、これももらう側としてはどう使っていいのかわからず、困ってしまうという意見が多いです。

    (3)苦手な食べ物や賞味期限が近い食べ物

    もらって困るものとして、苦手な食べ物や賞味期限が近い食べ物もあります。事前に贈る相手の趣味をリサーチし、なるべく日持ちするものを選びましょう。

    7、結婚祝いのお返しでマナー違反になること

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    結婚内祝いには贈るものや渡し方によって相手に不快な思いをさせてしまう場合もあります。ここではそんな失敗を避けるためにも、結婚内祝いをもらってカチンと来てしまったという例をご紹介します。

    (1)贈った結婚祝いより高価なもの

    「お返しは豪華に」という気遣いで結婚内祝いに高価なものを選ぶ人もいるかもしれません。しかし、この場合受け取った側が「贈った結婚祝いより高価なものを贈ってくるなんて、うちのが安すぎたってこと?」と不快に思わせてしまう危険があります。

    (2)贈った結婚祝いの3分の1以下の値段のもの

    結婚祝いより高価なものを贈るのも失礼ですが、逆に3分の1以下と安すぎる品物の場合も「軽視されている」と相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

    (3)友人経由で品物を受け取った

    本人からもらうのではなく、友人経由で結婚内祝いをもらった場合もやはり不快に感じる人は多いようです。

    (4)包装やのし、メッセージカードや挨拶状がなかった

    結婚内祝いは贈答品。そのため包装やのし、メッセージカードや挨拶状がない場合も「失敬だ」と感じる人もいるようです。

    結婚祝いのお返しについて知りたい方へのまとめ

    様々なマナーがある結婚内祝い。お祝い事だからこそ、スムーズにトラブルなくことを進めたいもの。ポイントをしっかり押さえ、お互い気持ちよく贈り物のやりとりを行いたいですね。

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