妊婦さんが通う母親学級は妊娠や出産、産後について学ぶところですが、両親学級や父親学級とはどんなことをするのかご存知ですか?
最近ではイクメンという言葉もすっかり浸透し、男性も積極的に育児に参加するようになってきたので両親学級や父親学級をやるところも増えてきています。
今回は両親学級(父親学級)についてご紹介します。
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目次
1、父親教室と呼ばれることも? 両親学級(父親学級)とは
妊婦さんである母親だけではなく父親も参加できるものを両親学級(父親学級)といいます。
妊娠中や産後の赤ちゃんのお世話について、2人で同時に学ぶことができる場です。
平日に仕事があり参加できないという方のために、休日も開催されています。
2、母親学級との違いは? 両親学級(父親学級)の内容
母親学級は妊婦さんが妊娠中の体の事や食事、出産、産後の赤ちゃんのお世話などについて学ぶ場で、主に話を聞く受け身のものが多いのに対して、両親学級(父親学級)は妊婦さんのお腹の重みや動きにくさを知るための妊婦エプロン(妊婦ジャケット)を着用した妊婦体験や、沐浴の仕方を赤ちゃんの人形で練習、赤ちゃんの衣類の着脱練習、抱っこの練習など実践的な内容が多くあります。
母親学級の詳しい内容については《KW「母親学級 内容(149)」の記事》でご紹介しています。
3、両親学級(父親学級)はどこで開催しているの?
(1)出産予定の病院や産院が開催
出産を予定している病院や産院で開催されている両親学級(父親学級)は、立会出産についての説明などが行われることがあり、立会出産を希望している場合は参加が必須となっていることもあります。
母親学級と同様に、妊婦検診や入院の予約手続きの際に案内があります。
(2)地方自治体が開催
地方自治体が開催している両親学級(父親学級)は母子手帳を受け取る際に案内を一緒に渡されます。
もし案内の紙をなくしてしまったりしても、自治体のホームページで確認できますのでチェックしてみましょう。
(3)企業や財団法人が主催
オムツやベビー用品のメーカーが、商品PRを兼ねて主催しているものもあり、マタニティイベントとして開催されています。
ベビー用品について学んだり商品を使ったレッスンなどがあり、お土産がもらえることもあります。
有料または、先着順や抽選で参加ができます。
4、両親学級(父親学級)はいつから通う? 回数は?
両親学級(父親学級)は妊娠8カ月から9カ月ごろに参加を指定されていることが多いのですが、参加する両親学級(父親学級)によってはいつ参加してもいいものもあります。
参加したい両親教室に妊娠週数の指定があるか確認しておき、早めに予約をしておきましょう。
参加回数に決まりはありませんので、病院や産院で参加必須のものがあれば参加し、その他は内容を確認して必要だと感じたものに参加しましょう。
5、両親学級(父親学級)に参加する目的やメリットは?
両親学級(父親学級)に参加して、父親になったという自覚が芽生える男性が多くいます。
女性は体の変化で母親になったことを自覚しますが、男性は産まれてくるまでなかなか実感がわかないという人も多く、赤ちゃんのお世話の練習などを通じて産前から父親になったと自覚してもらうことができます。
妊婦体験をして妊婦の足元の視界の悪さや、体への負担が想像以上だったという方もいます。
妊娠後期は階段の昇り降りも足元が見えず怖いものですし、重いお腹で腰や足に負担もかかるので、妊娠中はサポートが必要だと身をもって実感することができます。
また、陣痛から出産の流れを知っておけば、破水などもしもの時にも男性が落ち着いて対応できるようになりますし、何より、両親教室(父親学級)に参加して妊娠出産の辛さや大変さを理解し、産前産後のサポートをしようという姿勢が妊婦さんを安心させてくれますし、夫婦の絆になります。
まとめ
妊娠中の辛さを男性はなかなか理解しにくいものですし、出産直後は体の劇的な変化でなるべく安静が必要だということも知らない男性の方が多いのではないかと思います。
妊娠中や産後、父親である配偶者のサポートはとても大切で、それを学ぶことができるのが両親学級(父親学級)です。
妊娠についてや赤ちゃんのお世話についてはもちろんですが、父親としての自覚を早くから持ってもらうためにも両親学級(父親学級)に参加してみてはいかがでしょうか。
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