新型コロナ外出自粛期間中の里帰り出産を考える【編集部コラム】

    編集部のsatchです。

    私どもハウツーマリー では近年、ブライダル情報に加えて結婚後の妊婦さんに読んでいたけるような記事も増えてきていますが

    関連して昨日、学生時代の友人(出産予定日は1ヶ月後とのこと)とビデオ通話していた際の出来事を、今日のコラムにしたいと思います。

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    1、新型コロナ外出自粛期間中の里帰り出産は、アリかナシか?

    その友人は現在3歳になる女児がいて、旦那様はお仕事の半分以上がリモートワークに切り替わってはいるものの、産前産後のことを考えるとどうしても里帰り出産が現実的と考えているとのこと。

    「でも、日本産婦人科学会から先日なるべく里帰り出産を控えるようにって趣旨の声明が出て、もーどうしたらいいのかなって」

    そうだったんだ、と思い検索するとニュースサイトがたくさん出てきて、いずれも「里帰り出産 拒否」「困惑する妊婦」「受け入れ休止相次ぐ」といったセンセーショナルな見出しにたじろぐ。

    こんな時はまず事実確認。実際に産婦人科学会より出された原文を拾いに行くと、そこにはもう少し丁寧なニュアンスのテキストが。

    妊娠中のみなさまへ

    4 月 7 日に日本国政府が新型コロナウイルス感染症に対しての非常事態宣言を発出し、皆さまのご不安も強いと思います。

    〜中略〜

    妊娠中に新型コロナウイルス感染症にかかる率は一般の方と同じ です。 手洗いや人との距離をとる(3 密を防ぐ)などの注意も同じです。日本より多数の感染者を 出している国々で、妊婦が特別にこのウイルスにかかりやすい、という報告はありません。

    幸い、妊娠中の重症化率も一般の方と同じかむしろ低い値が報告 されています 集中治療室入室率なども、人口当たりになおすとむしろ低めの報告がなされています。

    急な帰省分娩の検討はぜひ避けてください
    分娩は予約された数によってその体制が決まっています。特に地方の小規模施設は急に受け入れる余裕がないところがほとんどなので、移動するほうがリスクになりかねません。

    〜以下略〜

    <原文リンク> 日本産婦人科学会 – 妊娠中の皆さまへ

    http://www.jsog.or.jp/uploads/files/news/20200407_COVID19.pdf

    なるほど、学会の言い方だと“急な”帰省分娩とある。”急に”帰ると当然ベッドが無く受け入れが難しいことがあったり、空路・陸路などで移動することが妊婦さん自身の感染リスクは高まることになる。避けられるなら極力避けるべきだが、どうしても避けられない場合は、その事実をふまえて選んでくださいね!というニュアンスに私は受け取った。

    やはり現実的に里帰りしないと出産が難しいというケースは、おそらく私の友人以外にいろんな想定外のケースがある。その選択肢にしたいからそうする、というより、その選択肢をとることを「余儀なくされる」人々だ。そういったケースには前もって万全の準備・対策をした上で行なってくださいね、と。

    学会の方は分娩への知識も深く、多くのケーススタディを経ていることは間違いない。おそらくそういった、移動を止むを得ない方々への配慮も十分にある上で、この言い方をチョイスしているのだろう(と著者個人は感じた)。また、これ以上の強制力を持つ言葉を使うことが、それはそれで危険を孕むことも十分把握しているのだろう。

    どちらを選択した場合も、リスクを突き詰めれば人命に関わるになりかねない。正解はその方の置かれる状況によりケースバイケースでひとつではないという点に、感染症対策の難しさを痛感してしまった。

    2、気になる”やむを得ない外出”への風当たり

     

    ここからまた著者個人の見解になるが、私が最近気になっているのはSNSでたまに目にする「外にいる人=悪」のような、大枠で捉えた雑な中傷だ。

    もちろんこの時期に”遊び”で外出する人へ向けて正しく指摘することはよいし、外出のハードルを低く考えすぎている人がいることはおそらく事実だ。そういった方に向けては、むしろ指摘することが、その方を救う面すらあるだろう。

    しかし先述のとおり、分娩を控えてどうしても人手を確保できない妊婦さんが、熟考したうえで計画的に移動することもあるだろう。他にもやむをえない事情で働きに出なければいけない人等もいる。自分の目の前にいないその人々のことを頭の片隅にでも置けば、もう少し言葉を選べるのではないか?と思うことが多々あるのだ。中には指摘の枠を超えて単なる中傷に至るものも。

    そういう意味でも、情報収集の重要性を感じる。かくいう自分も友人からその話を聞いて学会の声明を知らなければ、また友人夫婦の悩みを知らなければ、移動する人をひとまとめに捉えて心無い言葉を吐いてはいなかっただろうか。

    そのようなことを考えた週末だった。

    3、里帰り出産、最終的判断は夫婦に委ねられた

    友人に相談された話は、私がビデオ通話で何か良いアドバイスをしようと思ってできる範疇はとっくに超えていた。彼女は非常にタフな精神の持ち主なので、私が一人勝手に心配しているだけかもしれないが…

    最終的にどの選択肢を選ぶか、それは彼女がパートナーとともに状況を眺めて判断することだ。彼女がどちらのコースを選んでも、母子ともに健康な出産を強く願っている。

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