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結婚式を盛り上げる乾杯の挨拶(スピーチ)をするための7つの手順

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    披露宴がスムーズに進むかどうか、その命運が掛かっているといっても過言ではないのが乾杯の挨拶です。もしも乾杯の挨拶を依頼されてしまったら重大な責務だと感じるものではないでしょうか?

    でも大丈夫です。

    そもそもムードメーカー的存在のお話が上手な方が頼まれるのが乾杯の挨拶ですが、下記ご紹介するマニュアルを参考にしていただければ、だれでも上手な乾杯の挨拶ができるように手順をまとめましたのでご紹介します。

    新郎新婦から乾杯の挨拶を頼まれた方のご参考になれば幸いです。

    目次

    1、結婚式を盛り上げる乾杯の挨拶をするための7つの手順

    結婚式の乾杯の挨拶をする手順ですが、以下の通り7つのステップで進めていきます。

    1. 2、結婚式の乾杯の挨拶の時間は?字数にすると何文字くらい?
    2. 3、結婚式の乾杯の挨拶の基本的な構成を知っておく
    3. 4、文例を読んで乾杯の挨拶のイメージを膨らませる
    4. 5、各パートごとに文案を考えていく
    5. 6、乾杯の挨拶の流れは?当日の注意点をおさえておく
    6. 7、乾杯の挨拶の発生のポイントをおさえておく
    7. 8、会場を盛り上げたい場合に!おもしろ動画でイメージを膨らませる

    以下ではそれぞれの手順について詳しく説明していきます。

    2、結婚式の乾杯の挨拶の時間は?字数にすると何文字くらい?

    乾杯の挨拶の時間は約1分ちょっとです。最大のポイントは「長くしない!」こと。乾杯の挨拶を聞きながら新郎・新婦をはじめゲスト全員がグラスを片手に起立して待っています。

    挨拶の内容も手短にすっきりまとめるのがポイントです。どんなに長くても3分を超えると長過ぎると言えるでしょう。また1分間の乾杯の挨拶の原稿は約300文字になります。

    3、結婚式の乾杯の挨拶の基本的な構成を知っておく

    披露宴には司会者がいますので、乾杯の挨拶をするあなたのことを、司会者の方が紹介してくれます。それに呼びかけられてマイクの位置まで出向きましょう。

    (1)まずは自己紹介からはじめる

    乾杯の挨拶は自己紹介からはじまります。自己紹介では次の事柄を紹介しましょう。

    • 名前
    • 新郎・新婦との自分との関係性

    (2)年長者の方や他のゲストへの配慮の言葉を添える

    披露宴には新郎・新婦の親族など年長者の方がいらっしゃるはずです。「形式的なスピーチマナーではございますが」と、一言付け足しておきましょう。

    (3)祝辞を述べる

    祝辞はお祝いの言葉です。新郎・新婦はもちろん、両家のご家族も一緒に祝福してあげてください。ご家族への祝福の言葉の後に、結婚式に招待していただいた感謝の言葉を付け足すと一段とスマートなスピーチになるでしょう。

    (4)新郎・新婦と自分とのエピソードを披露する

    新郎・新婦と友人であったり会社の同僚、先輩・後輩関係であったりする場合は、新郎・新婦との短い具体的なエピソードを盛り込んだ方がいいでしょう。エピソードは新郎・新婦の美点を褒め称えるような内容にすることで披露宴が和やかな雰囲気になります。

    (5)はなむけの言葉を贈る

    はなむけの言葉とは、新たな門出に際して激励や祝福の気持ちを込めて、言葉や詩歌などを贈ることです。新郎・新婦への希望や応援、激励といった内容を、オリジナリティがある心温まる優しい言葉にして纏めます。最近では「早く赤ちゃんを作って・・・」といった具体的なの内容は倦厭される傾向にあるので配慮が必要です。

    (6)乾杯の発声を呼びかける

    ゲスト全員に乾杯をすることが解りやすいように、勢いよく「乾杯!」と言ってからグラスを高らかに掲げましょう。乾杯の発声の前に「皆様、ご唱和をお願いします。乾杯!」という言葉を添えるのが一番解りやすいものでしょう。

    4、文例を読んで乾杯の挨拶のイメージを膨らませる

    (1)新郎の上司の場合の文例

    「○○君、○○さん、ご結婚おめでとうございます。 本日は心よりお祝い申し上げます。只今、紹介に預かりました○○君の上司の○○です。

    僣越ではございますがご指名により、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

    私が○○君の上司となって3年となります。 その間、事業部一番の大口クライアントを一緒に担当し、○○君が成長していく姿を間近に見て参りました。 そして本日、○○さんという素晴らしい女性と、新しい人生の船出をする瞬間を目にする事となり、私も嬉しさで胸がいっぱいです。

    ○○君、○○さん、これからは二人で力を合わせて幸せな家庭を築いて下さい。

    それでは皆様、乾杯の御唱和をお願い致します。 ご両家の益々のご繁栄と新郎新婦の末永いご幸福を祈念致しまして、乾杯!」

    (2)新婦の友人の場合の文例

    「〇〇君、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。只今ご紹介にあずかりました、新郎の友人の○○でございます。

    この度は僣越ではございますがご指名により、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

    実は私ごとではございますが、来春には私も挙式を予定しておりまして、先程から新郎・新婦の晴れ姿を我が事のように拝見しておりました。

    〇〇君、〇〇さん、並びにご両家のご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。二人で共に手をとり合い素敵な家庭を築いてください。

    それでは、乾杯の音頭を取らせていただきますので、ご唱和をお願いします。新郎・新婦の末長いお幸せとご両家ならびにご列席の皆様のご多幸とご発展を祈念いたしまして、乾杯!」

    (3)新婦の上司の場合の文例

    「〇〇さん、〇〇さんご結婚おめでとうございます。ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。

    只今ご紹介いただきました、〇〇でございます。

    私が室長を務めております広報課では、〇〇さんは、その明るい笑顔と機転のきく応対で課には、なくてはならない存在でございます。ご結婚後も、仕事を続けられると聞き、課一同ほっと安心した次第でございます。新郎〇〇さんは包容力がおありで、〇〇さんの仕事にも、温かい理解を示される方と聞いています。

    どうか、我が広報課の安泰のためにも〇〇さんが長く仕事を続けられるようご協力ください。お互いの仕事を尊重しあえる仲の良いご夫婦になって頂きたいと、お願い申し上げます。

    それでは、お二人の輝かしい未来と、ご両家ご親族様方の益々のご繁栄を祈念いたしまして乾杯したいと思います。乾杯!」

    5、各パートごとに文案をご提案いたします

    (1)自己紹介

    ①只今、ご紹介に預かりました○○でございます。新郎の○○君と同じ会社に勤務しております。

    ②只今、ご紹介に預かりました、○○会社の部長を務めております○○と申します。

    ③只今、ご紹介に預かりました、新婦〇〇さんの父方の叔父の〇〇でございます。

    (2)年長者を主とした他のゲストへの配慮のコメント

    ①多くの諸先輩方がご列席されている中で、私のような若輩者がご指名を頂き、大変恐縮ではございますが、乾杯の音頭を取らせて頂きたく存じます。

    ②はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭をとらせていただきます。

    ③この度は僣越ではございますがご指名により、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

    (3)新郎・新婦へのお祝いの言葉

    ①新郎〇〇さん、新婦〇〇さんご結婚おめでとうございます。ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。

    ②〇〇さん、〇〇さんご結婚おめでとうございます。〇〇くん、独身貴族もこれで卒業ですね!

    ③〇〇さん、〇〇さんご結婚おめでとうございます。新婦の〇〇さんの「お嫁さんになる」という夢が叶って私も嬉しいです。

    (4)新郎または新婦とのエピソード

    ①〇〇君とは物心がつく前かの付き合いですから、彼の性格は隅から隅まで知っています。彼は昔から、思い立ったら一筋(ひとすじ)という性格で新婦の〇〇さんを射止めました。

    ②私は新婦の〇〇さんと高校時代、同じテニスサークルでしたが、〇〇さんは皆から頼られる部長でした。結婚してもイニシアティブは〇〇さんが握った方がうまく行くと思います。

    ③新婦の〇〇さんとは、どちらが先に結婚するか賭けをしていました。賭けには負けてしまったけど、幸せそうな〇〇さんの幸せそうな笑顔を見ることができて今日は私も幸せです。

    (5)はなむけの言葉

    ①新郎・新婦のお二人は職場の同期で、笑顔のはつらつとしたお似合いのカップルでした。まさかその時は、お二人が結婚するとは夢にも思いませんでしたが、これからお二人の築く家庭は、日本一笑顔の多い家庭となることと信じて疑いません。

    ②我が社のホープの新郎〇〇君が〇〇さんと愛を育み、今日という日を迎えたことを、我がことのように喜んでおります。

    ③今日の新郎〇〇くんと新婦〇〇さんの表情は何と和やかなことかとほほえましく思っております。これからもその優しい表情で○○さんとともに明るい家庭を築いてください。

    (6)乾杯の挨拶

    ①新郎・新婦の末長いお幸せとご両家ならびにご列席の皆様のご多幸とご発展を祈念いたしまして、乾杯!

    ②お二人の門出と、ご両家ご親族様方の益々のご繁栄を祈念いたしまして乾杯したいと思います。乾杯!

    ③それでは、羨ましいお二人の門出を祝して乾杯したいと思います。○○君、〇〇さん、おめでとう。乾杯!

    6、乾杯の挨拶の流れは?当日の注意点をおさえておく

    乾杯の挨拶までの流れをご紹介します。当日は緊張していると思います。慌てずゆっくり振る舞うのがポイントです。その方が優雅に見えるでしょう。

    ①司会者があなたの紹介をはじめたら、着席したままで周囲に一礼しましょう。

    ②司会者によるあなたの紹介が終わったら起立して一礼しましょう。

    ③注目を浴びているので、堂々とマイクの前まで歩いていきましょう。

    ④スタッフがマイクの高さを調節してくれるケースも、それが終わったら一礼しましょう。

    ⑤乾杯の発声が終わりましたら会場内に拍手が起こります。そこで一礼しましょう。

    ⑥自分の席へと戻って、着席前に一礼するとスマートに見えるでしょう。

    7、乾杯の挨拶の発声のポイントをおさえておく

    (1)最後に必ず「乾杯!」と一段と大きな声で

    乾杯の発声をするポイントは必ず最後に「乾杯!」と一段大きな声で発声することです。

    時々「ご結婚、おめでとうございます!」という言葉でグラスを掲げる人がいますが、自分では乾杯の発声をしたつもりでも、ゲストのみんながまだスピーチの途中なのかと思ってしまうケースもあります。

    (2)「乾杯!」の前に「皆様、ご唱和をお願いします。」などと乾杯の言葉を予測させる一言を

    乾杯の発声の前に必ず「皆様、ご唱和をお願いします。乾杯!」と一言添えるのがみんなに伝わりやすく、みんなが一斉にグラスを高らかに持ち上げて乾杯することができる美しい乾杯になります。

    (3)グラスが行き渡ってるか確認

    乾杯の発声の前に、みんなのグラスに飲物がいきわたっているかを目で確認する心遣いも必要です。

    8、会場を盛り上げたい場合に!おもしろ動画でイメージを膨らませる

    (1)新郎・新婦の友人による乾杯の挨拶です。内容も短く簡潔でソツがなく、お手本になるような乾杯の挨拶です。

    (2)結婚式と言えば定番(?)潔く服を脱いでモノマネをしながらの乾杯の挨拶です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?乾杯の挨拶を頼まれたら、それはとても名誉のあることだと受け取りましょう。

    ぜひ上記を参考に素敵なスピーチを成功させてくださいね。

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