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結婚が遠のく?結婚前の同棲、メリットとデメリット

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    結婚前に同棲を経験した方が良いか、はたまたしない方が良いのかは永遠のテーマと言っても過言ではありません。どちらにもメリット・デメリットがありますが、もしあなたが同棲をするか迷っているなら、まずは目的を明確にしてみましょう。そして、その目的とメリット・デメリットと照らし合わせてみると、あなたにとって同棲がプラス・マイナスどちらに働くか見えてくるかもしれません。

    そこで今回は結婚前の同棲におけるメリット・デメリット、同棲を成功に導く3か条をご紹介いたします。

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    1、先輩カップルの同棲経験は?

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    東京・表参道や横浜みなとみらいをはじめ、全国に14か所に結婚式場を展開するアニヴェルセル株式会社が既婚男女600人に行った調査(2016年)によると、「同棲していた」(33.8%)、「半同棲していた」(14.7%)の割合の合計は、全体の半数近くになります。

    また、同棲を経験して「とても良かった」(39.9%)、「良かった」45.8%の割合の合計は85.7%と大半の方が同棲に満足していることが分かります。

    同棲したカップルはデメリット以上にメリットを感じているようですね。それでは、同棲のメリット、デメリットとはどんなものがあるのでしょうか。次項で順番にご紹介いたします。

    2、同棲のメリットとは?

    ①結婚生活をイメージできる

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    結婚後、恋愛中には気付かなかった性格や価値観の違いに気付き「こんなはずではなかった!」と思うカップルは多いものです。

    そうならない為に、お試し期間を設けて同棲することは、同棲の最大のメリットと言えます。寝食を共にすることで、結婚後の生活をリアルに体験できますし、万が一、ふたりの間に耐え難い相違が判明した時は、別れてしまえば済みます。

    結婚後、相手に失望したり、最悪の場合離婚なんてことにならない為にも一定期間の同棲はアリかもしれませんね。

    ②お金が貯まりやすい

    結婚前提の同棲の場合、同棲を機に結婚資金を貯めるカップルが多いようです。

    ふたりとも一人暮らしをしているカップルの場合、家賃、水道光熱費、食費などの生活コストが節約できますので、貯金するには大きなメリットと言えます。

    「結婚」という目標に向かって2人で励まし合いながら貯金に励むことで、ふたりの関係が少しずつ結婚に近づいていくことを実感できるかもしれませんね。

    ③安心感・満足感がある

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    帰る家が一緒だったり、家に帰るとパートナーが出迎えてくれることも、同棲の大きなメリットです。

    大切な人と過ごす時間が増えることで、精神的に充足感が高まり、幸せを感じられます。また一人暮らしに孤独を感じていた人にとっては、より「安心感」を感じられるのではないでしょうか。

    病気になった時に看病やごはんを作ってくれたり、隣に自分を気遣ってくれる存在がいることは大きな安心感につながります。

    ④ふたりの時間を有効的に使える

    同棲をしていないふたりが会うためには待ち合わせして、帰りも別々の家に帰るので移動時間がかかります。

    ふたりが同じ場所で暮らせば、待ち合わせ時間もなく、帰る時も一緒に過ごせるので、時間の無駄を減らすことができます。

    またどちらかが仕事で忙しい場合も、別々に住んでいるとなかなか会えない、時間があっても疲れているから休みたいということがなくなります。

    忙しさが原因ですれ違うこともなく、ふたりの時間を確保することができるのもメリットの一つです。

    I-PRIMO

    3、同棲のデメリットとは?

    ①結婚への決断が鈍る

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    結婚を意識して同棲を始める女性に対して、男性はそれほど意識していないのが現実です。

    男性にとっては、食事の支度や洗濯、掃除など家事をしてくれる彼女と一緒に生活できる上、重い責任もなく、同棲は「メリットだらけ」と感じるかもしれません。

    このように、同棲生活に満足感や充足感が得られてしまうと結婚までの時間が長くなってしまうことから、「同棲は結婚が遠のく」と言われているのでしょう。

    結婚を決断してくれない彼、だからと言って別れたくはない彼女、そんな気持ちのふたりだと、同棲を始めた当初の目的さえも見失ってしまうかもしれません。

    ②自由な時間がなくなる

    同棲が始まるとお互い好き勝手に過ごすわけにはいきません。仕事で遅くなる日や友達と出掛ける日は連絡を入れるなどのルールは当たり前になってきます。

    また「ひとりで過ごしたい」「友達と飲みに行きたい」と思っていても、これまでのように自由な時間が持てないことが多く、ある程度相手に合わせた生活も強いられます。

    それを窮屈に感じたり、束縛と感じてしまう人も少なくありません。こうなると、結婚どころか同棲の継続も難しくなってしまうかもしれません。

    ③ふたりの関係に新鮮さがなくなる

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    同棲を始めると、いつも一緒にいることでふたりの絆が強くなったり、愛情が深まる一方、

    恋人関係の新鮮さ、ドキドキ・ワクワク感が失われてしまいマンネリ化することもあります。ふたりの関係が安定している証でもありますが、愛情が冷めてしまったと考えてしまうこともあります。

    また既に結婚生活を体験してしまっているので、結婚後に始まる新婚生活にも新鮮さを感じられなくなることもあります。

    ④別れるのが大変になる

    同棲後に別れる場合、ふたりの関係を解消することが大変になります。一番の大きなハードは、どちらかが引越しをしなければならないこと。部屋を探すための時間や出費がかさみますし、引越し後の諸手続きも地味に大変です。

    また同棲を報告した親などに今度は同棲の解消を報告しなければならず、気まずさを感じることもあります。

    4、同棲を成功へと導く3か条

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    ①同棲のタイミングと期間を決める

    同棲を始める時に、同棲期間は半年、1年などと期間を決め、それまでにお互いの気持ちが固まらない場合は引きずらずに別れることです。

    同棲を始める前にお互いの両親にも同棲期間を告げることで、ケジメのある同棲生活が始められるでしょう。

    ②ふたりのルールを決める

    家事やお金に関することなど、ふたりの間でルールを決めましょう。家事は女性の負担が大きくなりがちですが、仕事のない日は一緒に食事を作ったり、出来る範囲で分担し合うと良いでしょう。

    お金については、家賃、光熱費、食費などの負担をどのようにするか事前にふたりで話し合うことが大切です。

    お金の話はしにくいからと曖昧にしていると、問題が生じて揉めてしまう可能性も。最悪、ふたりの関係に亀裂が生じることもあります。

    家事同様、どちらかに負担が偏ることがないよう、話し合いましょう。

    ③話し合いをする

    結婚したカップルの多くは、一緒に住み始めると少なからず価値観や性格の相違を感じるものです。そんな時は、一緒に乗り越えていくことを前提とした話し合いや擦り合わせをしていきます。

    一方同棲カップルは、同棲を結婚の相手としてどうか見極めるための期間として捉えている為、問題を乗り越えようとする努力や覚悟が足りない傾向があります。

    結婚を前提とした同棲ならば、ふたりの間に生活習慣や価値観などにギャップを感じた場合、十分な話し合いが必要です。時には妥協や歩み寄りが必要なこともあります。

    いかがでしたでしょうか。

    同棲にはメリット・デメリットどちらもあるようです。安易な同棲を始めるとデメリットばかり感じられ、残念な結果になる可能性が高いかもしれません。

    一方、結婚を見据えた同棲には、とても良い収穫がありそうです。このことから、メリットとデメリットどちらが優位になるかは同棲の目的次第とも言えます。

    今回の記事が皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

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