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自己判断は危険! 妊娠初期の出血の原因と対処法

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    妊娠初期に出血があると、赤ちゃんは大丈夫なのかと不安になりますよね。

    妊娠初期の出血は20~40%の妊婦さんが経験するそうです。

    多くの場合は心配のない出血ですが、緊急性のある出血とはどのようなものなのでしょうか。

    今回は妊娠初期に出血する原因や、出血した時の対処法をご紹介します。

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    妊娠初期のガイド(無料ダウンロード)

    pregnancy_manual

     妊娠初期ガイドP3より

    妊娠初期に食べてはいけない物、3分で学びませんか? 初めての妊娠では、ちょっとした体調の変化などで不安になることも多いと思います。

    ・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?

    そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。

    ※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。

    1、生理ではなさそう・・・妊娠初期の出血の原因は?

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    (1)絨毛膜下血腫

    絨毛膜とは子宮を包む膜で、絨毛膜下血腫は絨毛膜の外側に血液が溜まっている状態です。

    切迫流産の症状の一つとされています。

    お腹の張りを感じることもあり、ほとんどの場合出血量は少量です。

    絨毛膜下血腫での出血は妊娠5週ごろから胎盤が完成する妊娠中期頃まで出血が続くこともあります。

    (2)月経様出血

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    生理予定日あたりである妊娠4週目頃に見られる出血で、ホルモンが妊娠前と同じように働いたことが原因で起こります。

    生理に比べて出血量は少なめで2~3日程度で出血は治まります。

    (3)子宮膣部びらん

    子宮の入り口がただれていることによって出血します。

    妊娠中でなくても起こりやすい不正出血で、妊娠中は内診などの刺激で出血することがあります。

    おりものに血が混じる程度から少量の出血がみられます。

    (4)子宮頚管ポリープ

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    子宮頚管にポリープができ、そこから出血することがあります。

    ほとんどは良性のポリープで、痛みはありません。

    ポリープが炎症の原因になりそうだと判断された場合は、早産の危険性も出てくるため妊娠中に切除することもあります。

    (5)胞状奇胎

    胎盤のもととなる絨毛が異常に増えてしまい、子宮内に水疱状の粒が発生し胎児を吸収してしまいます。

    胞状奇胎の場合は少量の出血が続く以外、自覚症状はつわりが重いくらいしかなくなかなか気付きにくいものです。

    胞状奇胎は全胞状奇胎と部分胞状奇胎の二種類があり、部分胞状奇胎であれば妊娠が継続できる可能性があります。

    (6)異所性妊娠

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    異所性妊娠は子宮外妊娠の事で、受精卵が子宮の内部ではない場所に着床してしまうことです。

    異所性妊娠ではほとんどの場合卵管に着床します。

    卵管から出血した血が腹腔に溜まり、下腹部痛や少量の出血がみられます。

    異所性妊娠に気付かず放置してしまうと、卵管が破裂し大量出血や血圧低下などのショック症状をおこし命にかかわる危険な状態になってしまいます。

    異所性妊娠と診断される場合は、妊娠検査薬が陽性であっても子宮内に胎児が見えないので妊娠初期の早い段階でわかります。

    妊娠したかもと思ったり、妊娠検査薬が陽性である場合は早めに病院を受診することが大切です。

    2、気をつけるポイントは? 妊娠初期に出血したときの対処法

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    (1)血の色や状態を確認する

    〇真っ赤な血

    真っ赤な鮮血が出た場合は出血したばかりの血が出てきているということなので、病院に連絡・受診をしましょう。

    〇ピンク

    ピンク色の血の場合、血液が薄まって出てきたもので少量出血している状態です。

    着床出血や子宮頚管ポリープなどで出血した場合にピンク色の出血があることがあります。

    ピンク色ということは鮮血ですので、出血が続くようであれば病院を受診しましょう。

    〇茶色

    血の色が茶色い場合、血液が酸化して茶色くなるので古い血液が出てきている状態です。

    絨毛膜下血腫などで茶色い出血がみられます。

    〇血の塊

    血の塊は絨毛膜下血腫や子宮内膜の一部が剥がれたりすることで見られます。

    しかし、流産してしまった場合も胎嚢や胎盤が塊として出てくることがあります。

    (2)血の量でみる緊急性

    緊急で病院を受診する必要がある血液の量は“生理2日目”の量が目安となりますが、やはり出血。何かあってからでは遅いので、出血が少量でも病院を一度受診されることをおすすめします。

    (3)状態を記録

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    診察時に出血の状態を正確に伝えられるように、記録しておきましょう。

    出血の期間、出血の色と量、お腹の張りや痛みなどその他の症状を明確に伝えられるようにすることが大切です。

    (4)腹痛がある時は注意

    出血とともに、下腹部が締め付けられるような痛みがある場合は早めに病院に相談するか受診しましょう。

    痛みが激しい場合は流産の可能性もあります。

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    まとめ

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    妊娠初期に出血する場合、問題ない出血であることがほとんどです。

    しかしこの程度なら大丈夫と自己判断してはいけません。

    出血があった場合は医師に相談することが大切です。

    ごく少量の血でも続くようであれば必ず病院を受診してみましょう。

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