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妊婦さんは血糖値が高くなりがち? 妊娠中に血糖値が高いことによる影響・リスク

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    妊娠中は非妊娠時よりも血糖値が上がりやすくなっているって知っていますか?

    血糖値が基準値を超えてしまうと妊娠糖尿病と診断されてしまいます。

    妊娠糖尿病は食事制限や場合によって投薬が必要になりますし、胎児への影響が出てしまう可能性もあります。

    今回は妊娠中の血糖値について詳しくご紹介します。

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    ※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。

    1、妊娠中は血糖値が高くなりがち? その原因とは

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    血糖値は食事をすると徐々に上昇していくのですが、正常な人はインスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げるので、食後2時間後には元の数値まで戻ります。

    このインスリンの働きが悪く血糖値がなかなか正常値まで下がらなかったり、上昇し続けてしまうために食後に高血糖状態になってしまうのが糖尿病です。

    妊娠中に血糖値が上がりやすい原因は、胎児を成長させるために増えるホルモンがインスリンの働きを鈍らせてしまうため、非妊娠時よりも血糖値が高くなってしまうのです。

    2、妊娠中の血糖値の正常値は?

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    妊娠初期と中期に随時血糖検査や50gGCTという検査を行い、これらの検査に引っかかった場合にはさらに詳しく調べるために再検査となります。

    再検査では75gOGTTという検査を行います。

    空腹時の血糖値を測り、75gのブドウ糖を飲み、1時間後と2時間後の血糖値を測定するという検査です。

    75gOGTTのそれぞれの正常値は以下のとおりです。

    • 空腹時…92mg/dl以下
    • 1時間後…180mg/dl以下
    • 2時間後…153mg/dl以下

    この基準値をすべてクリアしていれば正常、1つでもオーバーしていると妊娠糖尿病と診断されます。

    3、妊娠中に血糖値をチェックする方法

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    血糖値の検査は正常な妊婦さんでも妊娠初期と妊娠中期の2回行われます。

    随時血糖検査を行い、問題がなければ50gGCTという検査を行いますが、人によっては妊娠初期でも高血糖と判断されると50gCGTをせずに再検査の75gOGTTを行います。

    4、妊娠中に血糖値が高いことによる影響・リスクは?

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    (1)新生児低血糖

    高血糖状態の母親のお腹の中で通常よりも多いブドウ糖を供給されていた胎児は、インスリンを多く分泌するようになります。

    しかし産まれてからもインスリンの分泌量は変わらず多く分泌されてしまうため、低血糖状態となってしまいます。

    新生児低血糖になり重度または長期にわたって低血糖状態が続くと筋力低下や痙攣や頻脈・徐脈、昏睡や低体温などの症状が表れます。

    ただし妊娠糖尿病の妊婦から生まれた子供がすべて新生児低血糖になるわけではありません。

    (2)巨大児

    巨大児とは出産の際に4000gを超える胎児の事をいいます。

    妊娠糖尿病の場合ブドウ糖が多く胎児に供給されるため、栄養過多で胎児が大きくなりすぎてしまい、巨大児となります。

    巨大児になってしまった胎児は新生児低血糖や呼吸障害となってしまう可能性があります。

    また、生まれてからの検査によって、心不全や低カルシウムや黄疸が表れることもあります。

    母体への影響は、胎児が大きすぎるため難産になってしまうことがあり、巨大児の可能性がある時には出産を早めることもあります。

    (3)障害リスクが高まる

    お腹の中では高血糖状態にいた胎児が、出生とともに急激に血糖値が下がり脳に障害がのこってしまうということがあります。

    急な血糖値の低下がない場合でも巨大児のために難産になってしまい、出産に時間がかかりすぎてしまい脳にダメージを受け障害が残ってしまうというリスクもあります。

    (4)妊娠高血糖

    実は妊娠糖尿病になると、妊娠高血圧症候群のリスクまで上がってしまいます。

    妊娠高血圧症候群は高血圧の影響で脳の中が浮腫んでしまい痙攣の発作が出てしまう子癇(しかん)や胎盤剥離や胎児の発育不全などの危険性があるのです。

    (5)早産・流産

    血糖値が高いまま放置してしまうと、早産や流産となってしまうリスクが高まります。

    (6)産後のリスク

    妊娠糖尿病は出産とともに血糖値も正常に戻る人がほとんどです。

    しかし妊娠糖尿病になってしまった人は、妊娠糖尿病にならなかった人に比べて将来糖尿病になってしまうリスクが高いため、産後も定期的な血糖値の検査を受けたほうが安心です。

    また、まれに産後も血糖値が正常に戻らず、糖尿病となってしまう人がいますが大抵は高血糖状態のままだったり、食生活を改善できなかった場合に起こります。

    5、妊婦さんが血糖値を下げる方法

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     (1)食事の改善

    もし血糖値が高め、もしくは妊娠糖尿病と診断されたらすぐに食生活を改善しましょう。

    血糖値は糖質に反応して上昇します。

    GI(グリセミック・インデックス)値という血糖値の上昇度合いを表す値があり、低GI値の食べ物は血糖値が上がりにくくおすすめです。

    低GI食品で代表的なものはソバ、全粒粉パン、ヨーグルト、バナナなどがあります。

    酢やレモンに含まれる酢酸は血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、いつもの食事に酢のものをプラスしたり、レモンを絞るようにするといいでしょう。

    血糖値を下げるためにカロリーは関係ありません。

    食品を購入する時に確認したいのは成分表示の【糖質】もしくは【炭水化物】です。

    なぜ炭水化物を見るかというと炭水化物-食物繊維=糖質だからです。

    ほとんどの食品は炭水化物が記載されていますので、糖質が多すぎないかを確認して購入するようにしましょう。

    実際に糖質量を確認すると、ご飯やパンなどに糖質がたっぷり含まれていることもわかるので、食べたい気持ちもなくなるかもしれません。

    (2)運動

    食事では血糖値を上げないようにコントロールしますが、もうひとつ大切なのが運動です。

    食後の血糖値を下げるために運動をするのとしないのでは、血糖値への影響は大幅に変わってきます。

    食後30分くらいお腹を休めたらウォーキングをしたり体を無理のない程度に動かしましょう。

    運動をすると血糖値が正常値まで下がりやすくなります。

    まとめ

    妊娠中の血糖値が高くなる理由は、ホルモンの影響なので仕方がないことです。

    しかし血糖値が高いと診断されて血糖値を改善するための努力をしないと、胎児の命にもかかわりますし、産後に糖尿病へと移行してしまうこともあります。

    妊娠糖尿病でなくても妊娠中は血糖値が上がりやすいことを意識して、食事内容に気をつけましょう。

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