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赤ちゃんへの影響は? 妊娠中に栄養不足になったときの症状・対処法について

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    妊娠をして「赤ちゃんのためにしっかり栄養を摂らなきゃ!」と意気込んでいても、つわりなどで体調が優れず思うように食べられなかったり、栄養が偏ってしまったりします。

    もし妊娠中に栄養不足になってしまったら、赤ちゃんへのどのような影響があるのでしょうか。

    今回は妊娠中の栄養不足についてご紹介します。

    妊娠初期のガイド(無料ダウンロード)

    pregnancy_manual

     妊娠初期ガイドP3より

    妊娠初期に食べてはいけない物、3分で学びませんか? 初めての妊娠では、ちょっとした体調の変化などで不安になることも多いと思います。

    ・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?

    そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。

    ※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。

    1、栄養不足になりやすい? 妊娠中に必要なエネルギー量

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    実は非妊娠時と妊娠時では1日に必要なエネルギーの量や栄養素の摂取量は違います。

    妊娠初期のエネルギー量は非妊娠時より50kcal、中期なら250kcal、後期にはなんと450kcalも多く摂取する必要があるんです。

    エネルギーだけでなく栄養素もタンパク質、葉酸、鉄分などは非妊娠時より多く摂取することが推奨されています。

    2、妊娠中に栄養不足になりやすい理由は?

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    (1)つわり

    妊娠初期に起こるつわりで、胃痛や吐き気や嘔吐などの症状が出る妊婦さんも少なくありません。

    頻繁に胃の不調や嘔吐がある場合、食事をいつも通り摂ることも難しくなってしまいます。

    (2)特定のものが無性に食べたくなる

    妊娠するとすっぱいものが食べたくなるというのを聞いたことがありませんか?

    すっぱいものに限らず、人によっては妊娠中に特定のものがやたらと食べたくて仕方がなくなることがあります。

    果物だったり、お菓子だったり、揚げ物だったり食べたくなるものも様々ですが、特定のものばかり食べてしまい偏った食生活になることで栄養不足になることがあります。

    (4)子宮の変化

    胎児の成長に合わせて子宮も大きくなっていきます。

    大きくなった子宮に胃が圧迫されて1度に食べることができる食事の量が減ってしまうことがあります。

    (5)妊娠中のダイエット

    妊娠中の体重管理は大切ですが、ダイエットのつもりで極端に食べなかったり特定のものしか口にしないなどすると、栄養が偏ったり栄養不足になってしまいます。

    3、妊娠中に栄養不足になったときの症状、赤ちゃんへの影響

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    栄養素別に不足すると起こりうる症状をご紹介します。

    (1)たんぱく質

    たんぱく質は胎児の血液や筋肉を形成するために必要な栄養素です。

    たんぱく質が不足すると、低出生体重児が産まれるリスクが高くなります。

    (2)葉酸

    妊婦には葉酸が大切というのは聞いたりしたことがある人は多いのではないでしょうか。

    葉酸は妊娠初期の胎児の成長に欠かせない栄養素で、細胞分裂に関わるビタミンです。

    葉酸が不足してしまうと神経管が閉塞し、無脳症や下半身まひ、死産や流産になってしまう【神経管閉塞障害】になるリスクが高くなります。

    また葉酸は赤血球を作り出す働きもするので、不足すると貧血を起こしやすくなります。

    (4)鉄分

    血液から胎児に栄養と酸素を送るため妊娠中は血液量が増加します。

    そのため必要な鉄分の量も増えるため、妊娠前と同じ食生活では鉄分が不足してしまい、めまいや貧血などの症状が起こる【鉄欠乏性貧血】を起こしやすくなります。

    (5)カルシウム・マグネシウム

    カルシウムは胎児の骨や歯を形成するために必要な栄養素です。

    妊娠中は胎児にカルシウムが使われるので妊婦さん自身のカルシウムが不足してしまいます。

    カルシウムが不足してしまうと、将来【骨粗しょう症】になるリスクが高くなります。

    また、カルシウムばかりを摂っていてもマグネシウムをバランスよく摂らなければ、カルシウムが骨から流出してしまいます。

    マグネシウムは、カルシウムの血管への沈着や血管収縮作用を抑える働きもあるので、カルシウム2に対してマグネシウムを1の割合で摂取することが大切です。

    (6)亜鉛

    亜鉛は細胞分裂を助ける大切な役割を持っているため、不足すると発育不全になり早産になってしまうリスクが高くなります。

    4、妊娠中に栄養不足になったときの対処法

     

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    (1)妊娠初期の栄養不足

    妊娠初期はつわりの影響で栄養不足になりやすい時期ですが、胃もたれや嘔吐などの症状がある時に無理に食べるのは胃に負担をかけてしまう恐れがあります。

    なかなか食事ができない状態であれば、食べられるものを食べましょう。

    つわりがおさまれば食事もできるようになるので、それから気を付けて栄養不足を解消しましょう。

    体調があまりにも悪く全然食べられないという時は、無理をせずに病院を受診して点滴を打ってもらうなどの処置をしてもらいましょう。

    (2)妊娠中期の栄養不足

    妊娠中期はつわりで減退していた食欲が戻ったり、体調も良く食欲が増す時期です。

    ただし、バランスのいい食事や妊娠時に必要な栄養を意識して摂らなければ栄養が偏ったり栄養不足になることもあります。

    1日に必要な栄養を把握し、1日3食規則正しい食生活を送ることが大切です。

    また妊娠中期あたりから体重増加について指摘を受け、体重管理をするつもりで無理な食事制限をしてしまう人もいますが、これも栄養不足に陥る原因となります。

    体重は食事の量ではなく、食事の内容の見直しやウォーキングなど体を動かすことで管理しましょう。

    (3)妊娠後期の栄養不足

    妊娠後期は大きくなった子宮に胃が圧迫されることで胃痛などが起こったり、食べられる量が減ってしまうことがあります。

    そんな時は1度に食べる量は減らして食べる回数を増やしたり、食事に野菜やたんぱく質を増やして必要な栄養をしっかりと摂れるように工夫しましょう。

    まとめ

    妊娠中に必要なエネルギー量や栄養の摂取量が増えることを覚えておいて、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

    お腹の中の赤ちゃんが健康に生まれてこれるように、妊娠中はママが頑張って栄養のあるものを赤ちゃんの代わりに食べてあげなくてはいけません。

    今の食事で必要な栄養素は足りているのか、偏った食事をしていないか1度見直してみることも大切です。

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