最近は、専門の業者に依頼しなくてもタブレットやスマートフォンで簡単に高クオリティのムービーを制作できるアプリが多数出ています。そのため、「結婚式では、ムービーを作ってみたい」というカップルが増えています。
特に、新郎新婦の生い立ちを紹介する場面では、司会が口頭で紹介するよりも映像で流す方がゲストの記憶に残りやいというメリットがあります。
しかし、いくらアプリで簡単に制作できるようになったとはいえ、素人が動画を制作するとなると、失敗もつきものです。
そこで今回は、自作して本番で流す前に絶対にチェックしておきたいプロフィールムービー制作の注意点や制作のコツについてご紹介します。
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目次
1、プロフィールムービーでよくある失敗その1〜配色ミス
ムービー制作をした新郎新婦によると、最も多い失敗が映像と文字の配色ミスだそうです。
例えば、「明るい写真や映像の場面で白字のコメントを入れる」、「暗い画面の時に黒字でコメントを入れる」というように、背景と文字の配色の選択ミスがあると、せっかくのコメントが読みづらくなってしまうので、要注意です。
2、プロフィールムービーでよくある失敗その2〜文字の大きさの選択ミス
二番目に多いミスは、文字の大きさの選択ミスです。自作の文字や映像をスマートフォンやパソコン上で見る場合と、式場のプロジェクターを使って見る場合とでは、バランスにかなりの違いがあります。
なんとなく文字の大きさを決めて制作をはじめてしまうと、出来上がってから人物と文字が重なってしまったり、文字は画面からはみ出てしまったり、逆に文字が小さすぎてゲストが読めなかったりというようなミスが見つかり、結局作り直しということもよくあります。
また、自作の文字や映像をスマートフォンやパソコン上で見る場合と、式場のプロジェクターを使って見る場合とではバランスが違うこともあるので、あらかじめ式場のプロジェクターが表示できる映像の領域を調べてから制作するようにするのがおすすめです。
3、プロフィールムービーでよくある失敗その3〜写真や動画の比率ミス
出典 http://www.happylive-app.com
プロフィールムービーでは、昔のスナップ写真や動画を編集して使うことも多いですよね。単純に拡大する方も多いのですが、そうすると、ピンボケしてしまったり、使う写真や動画が縦や横に間延びしてしまったりして、残念なムービーに仕上がってしまうケースもよく見られます。
プロフィールムービーで使用する写真等があれば、縦横の比率をよく考えてうまく編集しなおすようにしましょう。
4、プロフィールムービーでよくある失敗その4〜音楽著作権について
自作のプロフィールムービーを制作される方で、意外と知られていないのが、音楽著作権についてです。
2014年以降ブライダルで使用するBGMは、これまで以上に著作権を厳しくチェックされるようになっています。業者に依頼した場合や、式場側があらかじめ用意している曲を使う場合は使用許可を取っているため、著作権の心配はほとんどありませんが、自作ムービーの場合はどんな曲をいくつ使うのかによって、ISUM(音楽特定利用促進機構)へ個別に使用許可が必要となる場合があります。式場の担当者が手続きをしてくれる場合もありますが、ISUMから使用許可を事前に得ていない曲は使用不可としている式場もあるので、使いたい曲がある場合には早めに式場側に確認してから制作するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、結婚式のプロフィールムービーの制作を成功させるコツをご紹介しました。せっかく時間をかけてムービーを自作したのに、ちょっとしたハプニングで式の直前で映像が使えなくなったり、本番で残念な映像が流れてしまったりすると制作の苦労も水の泡ですよね。ゲストの印象に残る素敵なプロフィールムービーにするためにも、本番でいきなりお披露目するのではなく、事前に式場で一度流してみる、式場スタッフに確認してもらうなど、ちょっとしたひと手間をかけてから本番で流すようにしましょう。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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