
ヴァージンロードを花嫁が父親と歩いて祭壇に向かって歩くシーンは、感動的ですよね。
でも本当の意味を知っている人は意外と少ないようです。今回はヴァージンロードに込められた意味をご紹介しましょう。
目次
1.ヴァージンロードに込められた意味とは?
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ヴァージンロードは花嫁の人生を表しています。
チャペルの扉は花嫁の誕生を意味し、花嫁が一歩を踏み出す前は、母親のお腹の中を意味します。
花嫁がヴァージンロードを歩く前に行われるヴェールダウンは、0歳へ戻ることを表しています。
これから始まる新たな人生の幸せを願って、母親が花嫁のヴェールをそっと降ろします。
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扉が開き、花嫁の人生が始まります。
父親と歩くヴァージンロード、その一歩一歩は一年毎の歩みを意味します。
花嫁が生まれた日、
花嫁が初めて立った日、
花嫁が初めて歩いた日、
花嫁の入学式、卒業式、
愛する家族と過ごしてきた日々を振り返りながら、ゆっくり歩んでいきます。
二人の歩みを見守るのはこれまで支え続けてくれた沢山の友人や家族。改めて感謝の気持ちを感じることができるのです。
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そして、花嫁と新郎が出会います。
両親に支えられながら歩んできた人生を、父親の手で新郎との新たな人生に引き継がれるのです。
ヴァージンロードが織りなす物語の意味を改めて知ると、より一層感動が増すのではないでしょうか。
2.ヴァージンロードは誰と歩く?
一般的に父親と歩く花嫁が多いですが、父親である必要はありません。忙しい両親に代わっていつも遊んでくれた祖父母、大好きな兄弟、お世話になった方、どなたでも良いのです。ヴァージンロードのスペースが十分あるなら両親と3人で歩くのもアリです。
また、最初から新郎と入場する花嫁もいらっしゃいます。
3.美しく歩くコツ
扉が開いて大勢のゲストの注目を浴びる瞬間、緊張が高まりうまく歩けるか心配ですよね。
そこで、ヴァージンロードを美しく歩くコツをご紹介します。
歩き方は、右足を出して、左足を揃える。左足を出して、右足を揃える。この繰り返しです。
「なんだ、簡単ね!」と思われるかもしれませんが、普段とは違う慣れない歩き方であり、二人の息を合わせなければいけないのでやってみると意外と難しいもの。着慣れないドレスの裾を踏んでしまったり、歩幅のバランスが取りづらかったりすることもあるので、必ず事前に練習をしましょう。
美しく歩くコツは、
・前方をしっかり見てまっすぐ歩く
・花嫁はドレスの裾を軽く蹴るようなイメージで歩く
・エスコートする人は花嫁のスピードに合わせて、半歩先を歩く
リハーサルでは1、2、1、2、と声に出しながら歩くと、本番で二人のリズムが合いやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ヴァージンロードに込められた素敵な物語、それを知らずに歩くのと知って歩くのでは全く気持ちが違いますよね。一歩一歩の歩みに重みを感じるのではないでしょうか。
そしてゲストとして参加する時も、花嫁を温かく見守りたい気持ちと感動が増すはずです。
これからヴァージンロードを歩く花嫁さんのご参考になりましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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