現代では新婦の結婚式の衣装といえばウェディングドレスが主流ですが、洋服が西洋から入ってくるまでは、日本の正式な民族衣装である着物(和服)で結婚式が行われていました。今でも、和婚をされる方、洋装と和装の両方を着られる方がいらっしゃいます。
このような民族衣装は日本だけではなく、世界各地にあります。
そこで今回は、世界各国の結婚式で着用される正式な民族衣装(ウェディングドレス)をご紹介していきます。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
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1、世界のウェディングドレス〜アジア編
日本の民族衣装といえば、着物です。その中でも結婚式というフォーマルなシーンで新婦が着用するのは白無垢、引き振袖になります。
出典:http://www.kkr-hotel-tokyo.gr.jp/
では、世界の中でもアジアの国々の民族衣装とウェディングドレス事情はどうなっているのでしょうか。いくつかご紹介しましょう。
(1)韓国
韓国の民族衣装といえば、チマチョゴリ。赤や青などのハッキリした色味のチマチョゴリが日本でもよく知られています。
伝統的なチマチョゴリが結婚式の正装として王道ですが、最近は欧米のウェディングドレスのテイストを盛り込んだパステルカラーや淡いピンク系のチマチョゴリも人気のようです。
出典:http://www.weddingritz.com/
(2)中国
中国は漢民族が多数を占めているので、結婚式での正装は漢服と呼ばれる民族衣装になります。
中国といえば、チャイナドレスを連想される方も多いでしょうが、正式な婚礼衣装は漢服です。チャイナドレスはパーティや二次会向きの衣装で着用されます。
(3)タイ
タイの民族衣装はタイドレスと呼ばれます。ワンショルダーが特徴的なドレスです。結婚式ではウェディングドレスのトレーンのようなレースやオーガンジー素材が肩から流れるようにデザインされており、新婦を華やかに装います。
出典:http://www.globalfashionreport.com/
(4)ベトナム
ベトナムの民族衣装はアオザイと呼ばれるものです。「長い衣」という意味があるこのアオザイは、腰から大胆にスリットが入っているのが特徴です。
結婚式では、レースやピジューなどがあしらわれ、純白やピンクの清楚で可憐なアオザイが着用されています。
(5)インド
インドの民族衣装はサリー。細長い布で体を包み込むように巻いて着用します。
正式なサリーを洋風にアレンジしたサリー風ウェディングドレスも素敵ですね。
2、世界のウェディングドレス〜ヨーロッパ編
続いて、ヨーロッパの国々の民族衣装とウェディングドレス事情についていくつかご紹介しましょう。
(1)ヨーロッパの民族衣装
①ドイツ
ドイツの民族衣装は、ディアンドルといいます。まるで童話に出てくるようなキュートでポップなドレスです。
ディアンドルをアレンジした繊細なデザインのウェディングドレスも素敵です。
出典:http://www.hochzeitsguide.com/
②ポーランド
ポーランドはたくさんの民族を受け入れてきた歴史があるため、民族衣装も各地方で特徴があります。
こちらはウォビッツという地域の民族衣装です。
③ノルウェー
ノルウェーの民族衣装は、ブーナッド。銀のアクセサリーと刺繍が特徴的なデザインです。
出典:http://www.hokuou-jikan.com/
(2)ヨーロッパの民族衣装の特徴とウェディングドレス事情
ヨーロッパは陸続きであることも関係しているのか、各国の民族衣装には共通点も多くなっています。
ヨーロッパでは、民族衣装での結婚式も、一般的なウェディングドレスでの結婚式も行われますが、新婦は白のウェディングドレスを着用し、新婦の友人達が民族衣装を着るというブライズメイドのような風景も散見されます。
まとめ
いかがでしたか。今回は、世界のウェディングドレスをご紹介しました。気候や風土の違いから、国によって色やデザインはさまざまです。日本も世界に誇れる着物という民族衣装があるので、純白のウェディングドレスのお色直しに着物をセレクトしてみても良いかもしれません。
今回の記事が結婚式を控えておられる新郎新婦のお二人のご参考になれば幸いです。
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