昔は結婚式では「マナー違反」とされていた携帯電話のカメラ機能を使った撮影も、最近のスマホの普及率と利便性、そしてカメラと遜色ない高性能も相まって、見直されてきました。何より、撮影後すぐにSNSに写真をアップロードできるスマホは、新郎新婦やゲストとその場で思い出をシェアできるのがメリット。
せっかく結婚式でスマホを使って撮影するなら、できるだけ素敵な写真を撮りたいですよね。そこで今回は、スマホでもデジカメ以上にうまく写真を撮ることのできるコツをご紹介します。
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目次
1、スマホでの写真撮影がうまくいかない理由
スマホのカメラ機能も、今や解像度はデジカメと遜色ありません。しかし、デジカメや一眼レフのような一般的なカメラのようには、どうもうまく撮影できないという悩みをお持ちの方も多いのです。
実は、スマホでの写真撮影がうまくいかない原因は3点あります。
- シャッターを押すときに手ブレしてしまう
- カメラを構える高さがいつも一緒
- シャッターチャンスを逃してしまう
これらの根本的な原因は、「スマホを構えながらボタンを押して撮影する」という動作の難しさによるものです。そこで、これを改善するための方法をご紹介していきましょう。
2、手ブレを防止するコツ
スマホ写真で失敗する理由で最も多いのが、シャッターを押すときの手ブレです。せっかくベストな角度でスマホを構えても、シャッターボタンを押すときにぶれてしまい、残念な写真になってしまうことが多いのです。
スマホのおすすめ手ブレ対策は、次の3点です。
(1)脇を閉め、息を止めて撮影する
古典的な方法ですが揺れが少なくなります。ただし、自撮りする場合は息を止めると不自然になる可能性があるのでご注意を。
(2)スマホアプリやリモコンを使ってシャッターを押す
最近は遠隔操作でカメラのシャッターを押せるアプリや、「チーズ」や「撮影」などと声をかけるだけでシャッターが押せるアプリも出ています。また、スマホと連動させることのできるリモコンも家電量販店などで販売されているので、こういったツールを活用するのも方法の一つです。
遠隔操作でシャッターを押すアプリを使う場合、リモコンとして使うスマホと撮影に使うスマホの2台を連携させる必要があるので、親族や友人と協力しましょう。
(3)シャッターボタン付きのセルカ棒を使って撮影する
自撮りが簡単にできるセルカ棒を使うのもうまく写真撮影をするコツです。
ただ、マナー違反だと不愉快に感じる方がいるのも事実。棒の長さによっては周囲のゲストの邪魔になる場合もありますので、使用の際には周りへの配慮を忘れずに。式場によっては禁止している可能性もあるので、事前に確認しておくようにしましょう。
3、カメラを構える高さを考えるときのコツ
プロのカメラマンの撮影を、テレビなどで一度は見たことがあるのでは。素人が写真を撮る場合、被写体と同じ高さで撮影してしまいがちですが、プロは下からのアングル、上からのアングルなど、カメラを構える高さを変えます。これは、スマホで撮影する場合も活かせるワザです。
自撮りをするなら、上からのアングルで撮影すると綺麗に撮れると言われています。この時、手ブレ防止とベストな角度を固定するために、セルカ棒を活用すると便利ですよ。
周りとの遠近感を出し、被写体の足を長く、スタイル良く撮影するには、下からのアングルで撮影するのがおすすめです。
ただし、あまり下から撮影し過ぎると、顔に影ができてしまったり、鼻の穴が目立ってしまったりするので注意しましょう。
4、シャッターチャンスを逃さないコツ
指輪交換やケーキ入刀など、結婚式の見せ場となるシーンのシャッターチャンスは限られています。つい慌ててシャッターチャンスを逃してしまい、ケーキにナイフを入れるかなり前の瞬間や、切り終わった瞬間など、ベストシーンとは言い難い残念な写真になってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、連写モードです。良い写真とそうではない写真を後で選別すればいいだけなので、シャッターチャンスが来る前からスマホを構えて何枚も撮っておくのです。そうすれば、漏れなく素敵な写真を撮ることができます。
また、カメラの向きを縦横どちらで撮影しようか迷われる方も多いのでは?人数が多い場合は、横向きで撮影するのが一般的ですが、迷った場合は、縦も横も両方撮影しておくのがおすすめです。プロのカメラマンも様々なシーンで瞬時にベストショットを撮影するのは難しいので、このように様々なバリエーションで撮影しています。
まとめ
いかがでしたか?今回は、結婚式の写真をスマホでうまく撮るコツについてご紹介しました。
式場では、プロのカメラマンも入るケースも多いですが、ゲストによる写真撮影は、最も間近で臨場感あふれる写真を撮ってもらえるチャンスでもあります。
笑顔あふれる自然で素敵な結婚式の写真を残したい方は、ぜひ今回の撮影のコツを頭の片隅に置いていただけると幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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