挙式や披露宴より新郎新婦とゲストの距離が近い、結婚式の二次会。
みなさんは結婚式二次会に招待された場合のマナーは理解できていますか?
また、新郎新婦から二次会の幹事を任されたとき、どのような対応をすればよいか初めてだと分からない人も多いのではないでしょうか?
今回は結婚式の二次会幹事を任された場合にやるべきこと、二次会に招待された場合のゲストマナーについてご紹介してきます。
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目次
1、【結婚式の二次会幹事マニュアル】
親しい友人が結婚する場合、結婚式の二次会幹事をお願いされることもありますよね。
しかし、どういう段取りで何を準備すればいいのか初めてだとわからないもの。まずはじめに二次会幹事に任された人向けに、幹事マニュアルをご紹介していきます。
(1)結婚式二次会までの段取り・スケジュール見本
二次会の準備について、まずどんなことを、どのタイミングまでに準備するのがベストなのかが気になりますよね。
できるだけ早めに準備をした方がいいものの、幹事がするべき二次会準備のケジュール見本がこちらです。
<3ヵ月前までにするべきこと>
・招待者をリストアップ
・二次会のテーマやコンセプトを決める
・二次会の会場探し、下見、決定
・二次会の予算を決める
<2ヵ月前までにするべきこと>
・ゲストや招待状やメール案内
・二次会の演目やプログラム決定
・幹事の役割分担決定
・スピーチや余興を該当者に依頼
<1ヵ月前までにするべきこと>
・参加者リストアップ
・予算最終確認
・二次会演目の準備
・設備や小道具の手配
<1週間前~前日までにするべきこと>
・会場担当者と当日の流れ確認
・司会原稿作成
・当日の香盤表作成
・景品やプレゼントの買い出し
(2)二次会のテーマ、予算を決める
まず、どのような二次会にするかテーマを決めましょう。
この時は幹事だけでなく、新郎新婦の要望もくみながら話し合いできるといいですね。
どんな人たちをどれくらいの人数呼んで、どんな雰囲気の二次会を希望しているのか新郎新婦にヒアリングしながら、具体化していきましょう。
その上でテーマに合わせ予算を決定していくのがおすすめ。
二次会にかかってくる費用としては以下のようなものが挙げられます。
・会場代
・飲食代
・設備代
・小道具代
・プログラム用演出代
・プレゼント代
・雑費
また、基本的に結婚式の二次会は会費制が多いもの。会費の平均は男性7,000円、女性6,000円ほど。
これらを目安にどれくらいの会費にして、どれくらいの予算を使いたいか決めていきましょう
(3)二次会の会場選びのポイント
予算が決まったところで次に会場を選んでいきましょう。結婚式の二次会は以下の会場で行われるのが一般的です。
・レストラン
・カフェ
・ホテル
・居酒屋
・クラブ
・パーティー専門会場
また、会場を選ぶ際には以下のポイントを参考にすると選びやすいですよ。
・最寄駅、挙式、披露宴会場からのアクセスの良さ
・収容人数
・立食、着席などパーティープランの充実度
・プロジェクターやスピーカー、マイクの設備の有無
・利用時間
・料理やドリンクのクオリティ
・会場の雰囲気
(4)招待者リストアップ、招待メール、招待状送付、参加者リストアップ
会場を決めたら、次に招待者をリストアップし、招待状・招待メールを送りましょう。
こちらも新郎新婦自身が手配されることもありますので、予め対応が必要かどうか確認してみましょう。
年配の招待者が多い場合は招待状を送る方がおすすめですが、最近ではメールやLINEでの連絡、Googleフォームなどオンラインでのやりとりが管理しやすく、増えてきています。文例は下記を参考にしてみてください。
<招待メール文例>
件名:○○&○○結婚式二次会のご案内
この度○○さんと○○さんが結婚し、○月○日に結婚式二次会を開催することになりました。
つきましては、日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて、ささやかながら祝宴の席を設けさせていただきます。
ぜひご出席ください!
■日時
○年○月○日(○)
OPEN:○時
START:○時
■会場
○○
住所:○○
アクセス:○○
URL:
■会費
男性○○円 女性○○円
※お釣りのないようお願いいたします。
■出欠連絡につきまして
お手数ですが、以下の内容を返信お願いします。
人数確定のため、○月○日(○)までにご返信ください。
・お名前
・お名前(よみがな)
・出席の有無
ご出席
ご欠席
・メッセージ(任意)
■連絡先
下記のアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
メールアドレス(幹事名前)
当日皆様にお会いできることを心より楽しみにしております!
(5)二次会の演出プログラムを選定
二次会のテーマや予算、会場を決めたら、演出やプログラムを決めていきましょう。
二次会のプログラムは「できるだけ参加者同士が交流できるようにしたい」「久しぶりに会う人も多いから、歓談の時間を長めにとりたい」など、新郎新婦の要望に合わせて決めると良いでしょう。
下記は、二次会のプログラムにおすすめの演出や余興になりますので、参考にしてみてください。
<余興>
・ダンス
・演奏
・合掌
・モノマネ
<ウェディング系>
・ウェディングケーキ入刀
・ファーストバイト
・両親や参加できなかった人たちからのビデオレター、ムービー
・キャンドルリレー
・ブーケトス
<スピーチ系>
・新郎新婦同士でサプライズ手紙交換
・友人、両親、恩師からの挨拶
<ゲーム>
・ビンゴ
・新郎新婦に関するクイズ
二次会のプログラムを決めたら、挨拶やスピーチ、余興を該当者に依頼しましょう。
(6)小道具やプレゼント買い出し設備、機材手配
二次会の演出、プログラムが決まったら、必要な小道具や機材を手配し、景品のプレゼントを買いだしましょう。
機材に関しては会場でレンタルするのか、別の場所からレンタルするのか、レンタル期限や料金はどれくらいなのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また二次会の景品やプレゼントには、テーマパークのチケット、家電、旅行券、ギフトカードなどがおすすめです。
(7)当日の進行スケジュール作成
二次会のプログラムが決まったら、当日の進行について分単位でスケジュール表を作成するようにしましょう。
イベントは不測の事態が起こることもあるため、時間は少し長めにとって作成すると良いでしょう。以下は二次会の進行スケジュール例になります。
<二次会当日の進行スケジュール>
17:30 幹事・受付担当会場入り、準備
18:30 受付、ゲスト入場
18:45 ウェルカムドリンク提供
19:00 司会より開会の挨拶
19:05 新郎新婦入場
19:10 新郎新婦よりウェルカムスピーチ
19:15 乾杯
19:20 歓談
19:40 イベント1
20:10 歓談
20:30 イベント2
21:00 歓談
21:15 新郎新婦より締めの挨拶
21:20 集合写真撮影
21:30 新郎新婦退場、閉会
22:30 会場撤収
(8)当日の幹事役割分担決め
結婚式二次会は幹事同士での役割分担がとても大切。
あらかじめ下記の仕事は誰が担当するのか決めておくようにしましょう。
また幹事の平均人数は4人ですが、足りない場合受付などはほかの人に依頼すると良いでしょう。
・受付
・司会
・タイムキーパー
・音響、映像
・進行のサポート
2、二次会ゲストマナー
ここでは二次会に呼ばれた場合のゲストのマナーについてご紹介していきます。
(1)出欠マナー
基本的に結婚式の二次会は披露宴よりもカジュアルなパーティーであり、出席も任意。
予算の面でも、大体の人数を幹事も把握したいところ。都合が悪い場合は早めに理由を伝え出席できない旨を連絡しましょう。もし新郎新婦と仲が良く、二次会に欠席してしまう場合は結婚祝いやメッセージカードを贈るなど、別途お祝いの気持ちを伝えるのが良いでしょう。
(2)会費について
挙式や披露宴と違い、結婚式の二次会のほとんどはご祝儀制でなく会費制。そのため決まった金額をあらかじめ持参すれば問題ありません。
ご祝儀の場合はご祝儀袋やふくさに包むマナーがありますが、会費制の場合は特に不要。
また新札を準備する必要もありません。幹事が困らないようお釣りが出ないように会費を用意するのが最低限のマナーとなります。
(3)女性ゲストの服装マナー
挙式や披露宴よりはカジュアルな二次会ですが、それなりに服装マナーはわきまえておかなくてはなりません。
ホテルや結婚式場での二次会であれば、フォーマルな服装が◎。ノースリーブなど肩の露出は避け、ひざ丈で光沢感のあるドレスが良いでしょう。レストランやカフェなどで開催される場合はもう少しカジュアルでもOK。バイカラーワンピースやパンツスタイルなど、会場に合わせチョイスしてみましょう。
ただし、以下は二次会でもNGの服装になりますので注意しましょう。
・白い服装
・露出の多い服
・柄タイツ
・毛皮
・カジュアルなバッグ
・ミュール、サンダル、オープントゥパンプス
(4)男性ゲストの服装マナー
女性ゲストだけでなく、男性ゲストも二次会での服装マナーが存在します。
基本的に二次会は挙式や披露宴よりはカジュアルでOKというのは女性と同じです。結婚式場やホテルで二次会が行われる場合は、スーツにネクタイ、ジャケットに革靴を着用しましょう。
レストランやカフェで開催される場合は紺やグレーなどのカラージャケットや、カラーシャツ、ノーネクタイでもOK。新郎より目立たないように注意しましょう。ただし、下記の服装は、二次会でもNGとなります。
・不祝儀をイメージする黒で統一したスーツ
・ブーツ、スニーカー、サンダル
まとめ
意外と見落としがちな二次会のマナーやルール。事前にチェックして、しっかり準備して新郎新婦を祝福してくださいね。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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