「結婚しないと決めているわけじゃないけど、なかなか周囲にいい人がいない……。」
そう思った時、もし「結婚したい!」という強い想いがあれば、積極的に婚活すべきだと思いますが、周囲の意見を聞くと「結婚はいい!」という意見も「結婚は大変だよ・・・」という意見もあり、結局結婚したらいいのかダメなのかパッとはよく分かりません。
そこで、同じように「本当に結婚はいいものなのか?」とお考えの方もいらっしゃると思い、メリットとデメリットを徹底整理して書いてみることにしました。ご参考になれば嬉しいです。
ちなみに、私は33歳男性です!
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目次
1、真実の愛?結婚する6つのメリット
(1)大好きな人と毎日一緒に過ごせる♡
これこそが結婚の最大の目的であり、最高の幸福であるはずです。1日の始まりと終わりを愛しい人と迎えることのできる喜びたるや!
毎日顔を見て健康状態や勤務状況を確かめられるので、「今何してるの?」「どこにいるの?」という心配性な彼女方の束縛からも解放されます。
恋人同氏の間は忙しくて会えないことが原因で取るに足らない喧嘩をしていたカップルも、毎晩同じベッドで眠れるのですから、2人の関係性は安定かつ良好なものとなるはずです。
(2)頼る相手がいる
突然の風邪、どうすることもできずに布団の上で廃人になるしかなかった独身時代……。
しかし結婚していれば愛しい妻が薬を用意し、お粥を作ってくれ、温かで清潔な毛布を用意してくれます。病気の自分を心配してくれ、その妻の優しさが弱った体に染み渡り幸せを実感することでしょう。
病気の時だけではありません。財布をなくした、仕事でミスをしたなど、ピンチの際に協力してくれる味方が常にいるのは、心強いでしょう。
(3)社会的信用が上がる
未婚率が高くなった現代でもなお、結婚していないことへの偏見は0ではありません。結婚が出世の条件になる会社も未だにあるのだとか。
結婚していることで相手に与える安心感、信頼といったイメージが醸成されるのであれば、結婚することは大きなメリットと言えそうです。
中には、「結婚する前よりも、結婚した後のほうがモテる」という先輩の体験談もあり、家庭を持つ男性に包容力を感じる女性も多いのかもしれません。
(4)食生活が改善される
独身時代は不規則な時間にデスクでコンビニ弁当をかき込み、夜は付合いで飲酒する日々……。
働き盛りのビジネスマンの食生活は必ずしも健康的とは言えません。
しかし結婚すれば、栄養バランスのいい献立が食卓に並び、食生活は大幅に改善。外食に飽きていた舌は家庭料理の美味しさに覚醒し、毎晩家で食事をすれば出費も減って一石二鳥。実際に、結婚してから奥様の手料理で−10㎏に成功した先輩もいます。
いつまでも若いわけではないので、そろそろ健康に気をつけたいお年頃の私としては、気になるポイントです。
(5)無駄な出費が減る
前述の通り、食事を家でとるようになれば、食費が激減します。夜の飲み代って結構馬鹿になりませんよね。
さらに、独身時代は気張って高いレストランやホテルでしていたデートも、2人の愛の巣を構えた今、家で寛ぐデートも増えて出費も減るはず。
家賃も光熱費も、2人がそれぞれ1人暮らしをしていた時に比べると、2倍ではなく1.5倍くらいには抑えられるので、結果的に貯金ができたりします。
将来のマイホーム資金にすれば、夢のある投資ですよね。
(6)最愛の子どもを持つことができる
このために結婚すると言っても過言ではないという人も多いのではないでしょうか。やはり私も、自分の遺伝子を受継ぐ子どもを見てみたいという気持ちはありますよ。
鉄仮面みたいな仕事人間だった先輩方が、子どもができてデレデレになっている衝撃映像を何度も目の当たりにしてきました。自分の子どもというのは無条件にかわいいものなんですね……。
自分が守らなければ生きていくことがきない存在を得ることで、自分自身も変わるのかもしれないという未知との遭遇への期待感も高まります。
自分だけのためにがんばり続けるのもモチベーションが続かないので、自分以外の誰かのために生きる人生も悪くないのかなと思ったり……。
子どもの成長は嬉しいだろうし、成人すれば頼りにもなりますよね。
2、自由な時間・お金がなくなる?結婚する4つのデメリット
(1)自由で静かな時間が減る
気ままな一人暮らしと違って、いつも隣に結婚相手がいるので、常に自分のペースというわけにはいきません。最低限相手を気遣う必要があり、見るテレビ番組一つとってみても、自分の好きにはできないのです。
親戚付き合いもあるので、ゆっくりしたい週末に義理の両親が遊びに来て、逆に気疲れするなんてことも……。
ましてや子どもがいたら、食事、風呂、寝かしつけなど1日中子ども最優先のスケジュールとなり、自分のための時間などなくなることは覚悟しておいて方がよさそうです。
(2)子どもはお金がかかる!
前述のメリットで余計な出費が減ると申し上げましたが、子どもができれば話は別。衣食はもちろん、手狭になれば住む家さえ替えなければならず、お金がかかります。さらに成長につれ、学校、習い事、受験といった教育にかかる費用も増加。
当然独身時代にしていたようなプチ贅沢はできません。ブランドものだったセーターがユニクロに替わり、オールデンの靴も次にいつ買えるかわからない生活が待っている可能性が多いにあります。
また、夫婦共働きで子どもを育てるとなると、家事やお迎えのサポートが必要になり、家政婦や預かり保育など意外な出費も嵩むという実態。稼いでも稼いでも出ていくお金の多さに、「なんのために働いてるんだっけ……?」と、凹む姿を想像してやや落ち込みます。
(3)名字が変わって届け出が大変
女性の多くは結婚によって名字が変わります。私ももし婿養子に入れば名字が変わります。これがなかなかに大変です。
まず、仕事に支障が出ます。新しい名字が浸透するのには時間がかかるので、電話の取り次ぎ一つとっても混乱を招きます。
名刺を刷り直し、メールの署名も全て変更。
さらに面倒なのが管轄官庁への届け出。戸籍謄本を取り寄せて区役所に婚姻届けを出し、氏名の変更に伴い、保険証、銀行、クレジットカード、携帯電話の契約者など、あらゆるライフラインの名義を変更。
妻を夫の扶養に入れる場合にはさらに届け出が必要になり、しかも大抵そのような変更を受付けてくれるのは平日の9時〜17時までというビジネスマンにとって一番忙しいコアタイム。
ただでさえ忙しいのに、この作業を全うするのはなかなか骨が折れます。
(4)煩わしい付合いが増える
独身時代は好きな相手とだけ交流していればよいですが、結婚するとそうはいきません。
まず、親戚が増えます。お盆や年末年始には帰省し、寝食を共にしなければなりません。
さらにマンションの理事会や、子どもができれば学校、PTA、地域コミュニティ、習い事など、地域や社会に根付いて生きていくための交流は避けられません。
1人では決して出会わなかった人種とのコミュニケーションは、まぁまぁなストレスになりそうです。
3、結婚生活のいいことと悪いことを書いてくれている人気記事をまとめました
(1)結婚の条件 カリントボンボン
URL:http://nejiko.hatenadiary.com
結婚生活に大満足な一児の母のブログ。しかし、周囲を見渡すと、必ずしも結婚に満足していない人の多い理由を、「夫婦で苦楽を共にして力を合わせて生きていこうと思っているのではなく、結婚というシステムに乗っかってあわよくば自分だけ楽をしよう、と思っているからだ」と指摘。
そのシステムとは性別役割分業によるもので、「男は収入を得て家族を養い、女は家事育児などの再生産活動に従事する」ことであり、「2人とも仕事をしていて収入があるのに、家事は女ばかりやっていたり、家計は男のほうに負担が大きかったり」と綴られていますが、耳が痛い……。
「男なんだから」「女のくせに」を枕詞に喧嘩するようなお相手は、結婚に不向きなのかもしれないと勉強になりました。
(2)結婚してよかった
「毎日のように、『あぁもう死んでもいい、今この瞬間は完璧だ。これ以上の幸せなんていらない』と感じる」
結婚3年経過してなお、至福の結婚生活を送る主婦の日記。結婚式や出産といったイベントだけでなく、何気ない日常に愛おしさが溢れ、家族が与えてくれる幸せをストレートな言葉で綴っています。
これが真実なら、「独身の気楽さ最高!」と思っていた自分の浅はかさが悔やまれてならないほど、完璧で温かな人生がここには描かれています。
(3)結婚のデメリットをはあちゅう女史は語り、私はデメリットを愛して生きる
URL:http://bylines.news.yahoo.co.jp
結婚は、自分のために生きる人生から、家族のために生きる人生へと自分を変えること。自由な時間や空間は減り、思わぬ出費も増え、文化的な生活からは遠ざかるかもしれないけれど、1人の時とは違った人生の捉え方ができると、「元・結婚できない男」でありながら現在は3児の父である山本一郎氏が語っています。
結婚して家族を持つ「損」な部分を認め、結婚を無理強いはしないスタンスをとりながらも、文章からは著者の家族への温かい眼差しが伝わってきます。面倒やデメリットをひっくるめて、結婚が人生に与えてくれる豊かさってあるのかもしれないなと思わせてくれます。
(4)結婚のデメリットは山盛り!?はあちゅうのおひとりさま結婚論
人気ブロガーはあちゅう氏が結婚を語るポスト。結婚するメリットは「見映えがいい」ことのみだと語る同氏。恋愛コラムを執筆する職業的に説得力が増し、モテないみじめな独身女という汚名を返上できる「見栄」以外にメリットは感じないそう。
そもそも結婚こそが幸せの象徴と思っている人とは「信じている宗教が違う」のであって、結婚せずに仕事を楽しみ自由である幸せというものもあると語っています。
(5)結婚って本当にメリットがないの!? 老夫婦に結婚して良かったことを聞いてみた
URL:http://special.smartguide.yahoo.co.jp
結婚50年以上のべテラン夫婦に、結婚してよかったことをフリーライターのヨッピー氏がインタビュー。
最多意見はズバリ「子どもがかわいい」こと。前述の山本一郎氏もインタビューに答えており、子どもへの無償の愛を語っています。他には、「食生活が改善されて健康になった」、「家に結婚相手がいると寂しくない」「困った時に頼る人がいる」など意見多数。
今は若いので体力もあるし、遊びも仕事も楽しいけれど、40代になれば周囲から独身組が減って孤独を感じるかもしれません。さらに若い頃の不健康な生活が祟って病気になるかもしれないリスクを考えると、平穏で健全な生活を手に入れることが俄然大切に思えてきます。
4、積極的に婚活を開始する前に知っておきたい!結婚に関するお金のこと
(1)結婚にかかる費用
婚約から新婚旅行までの費用は、全国平均でなんと444.2万円もするそうです。その中で最もお金がかかるのが挙式・披露宴で、こちらは全国平均343.8万円。
結婚を真剣に考えるのであれば、ある程度の貯金は必要そうです。
しかし、貯金がないからといって即諦める必要はありません。
結婚式には伝家の宝刀「ご祝儀」が見込めます。これが全国平均226.3万円。ちなみに2人の結婚貯金額は平均298.4万円だそうです。
(出典:http://zexy.net )
(2)新生活のためにかかる費用
ダイニングテーブルセットや大きめのベッド、冷蔵庫のサイズアップなど、2人暮らしを始めるにあたって家具やインテリア、家電製品を新調する必要があります。
その費用の平均は78.1万円。結婚式が終わっても、まだまだ物入りのようです……。
(出典:http://bridal-souken.net )
(3)子どもの教育にかかる費用
文部科学省の「平成24年度 子供の学習費調査」と日本学生支援機構の「平成24年度 学生生活調査」によると、幼稚園から大学まで全部公立で769万円、全部私立なら2205万円かかる計算になるようです。
(出典:http://president.jp)
子どもにお金がかかるとは聞いていたものの、こう生々しく高額がはじき出されると萎縮してしまいます。
しかし、この高額費用は約20年にわたって分割で支払っていくものであり、お稽古なども含まれている額なので、調整の余地はありそうです。
とはいえ、子を持つ親となるには、経済的な責任と覚悟も伴うのだと背筋の伸びる額ではあります。
まとめ
ここまでまとめてなお迷っている往生際の悪い私ですが、結婚の良さもじわじわ響いてきています。
損得で語りきれない愛情や安らぎを得られるのはきっと真実なのでしょう。
一方で、頭がお花畑だけでは生活できないのも事実。結婚するからには家族への責任が生じるので、経済的にも精神的にも覚悟が必要そうです。
今回まとめた内容を自分でも読み返してじっくり考えてみたいと思います。運命の人が結婚へ導いてくれるその日まで・・・
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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