マリッジブルーに陥ると、幸せいっぱいなはずの時期を憂鬱・不安な気分で過ごさなくてはならなくなります。
このまま結婚をしてもいいのか、やめておいた方がいいんじゃないかなど、頭の中が不安でいっぱいになりつらい気持ちを味わっている方もいるでしょう。
マリッジブルーは女性に起こりやすい症状だといわれていますが、そもそもなぜ結婚前にマリッジブルーに悩んでしまうのでしょうか?また解決方法はあるのでしょうか?
今回はマリッジブルーに陥ってしまう原因とその解決法についてご紹介していきます。
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目次
1、不安でいっぱいになるマリッジブルー
マリッジブルーとは、結婚前に急な不安やストレスに駆られて気持ちが不安定な状態となり、本当に結婚をしてもいいのか?やはり結婚を白紙に戻すべきでは?と、結婚に対して非常にネガティブになる心理状態を意味します。
結婚は恋愛状態から一変して責任という重い重圧が圧し掛かります。これからの人生をふと冷静に考えてみた時に「本当にこの人で大丈夫なのだろうか…」と不安に苛まれてしまう人は少なくないのです。
また、付き合っている時には見えなかった相手の欠点が結婚準備を進めていく過程で鼻につくようになり、それが原因でマリッジブルーになるケースも多いようです。
2、マリッジブルーを経験している男女の割合
「ゼクシィ.net」のアンケート調査によると結婚前にマリッジブルーを経験している人は男女含めて全体の78%を占めており、またそのうち男性の割合は48%にも及んでいることが明らかとなりました。
マリッジブルーといえば女性がなりやすいものというイメージがありますが、男性も結婚前は不安な状態に陥りやすいことが上記のアンケート結果からもお分かりいただけると思います。
マリッジブルーを強く感じるタイミングは、以下の回答が最も多かったようです。
- 結婚式準備をはじめた時
- プロポーズが終わってから
- 結婚式準備で一番忙しくなった時
- 同棲した時
- 両親に紹介された時
3、なぜ不安感や憂鬱感に襲われるの?マリッジブルーの原因
マリッジブルーになってしまう原因は人それぞれ異なるものです。
まずはご自身がマリッジブルーに悩んでいる原因を考えてみましょう。原因が分かれば、マリッジブルー解決の糸口もつかめます。
以下、マリッジブルーの原因として挙げられるエピソードをご紹介していきます。
(1)結婚式準備からくるイライラ
結婚式準備を進めていく中で彼と意見が衝突したり彼の両親が結婚式の内容に口出ししてきたりして、次第にストレスを感じるようになるというものです。
結婚式準備をほとんど女性ひとりで行っている場合、彼に対する不満が募ってマリッジブルーという形で爆発してしまうこともあるので、ストレスをため込まないよう日頃から彼に自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
(2)環境が変化することへの不安
マリッジブルーの原因として必ず挙げられる理由です。特に女性の場合は結婚と共に退職や引越しをすることがあるので結婚を機に環境が一変する方も多いでしょう。
これから先、新しい環境でうまく生活していけるだろうか?という変化に対する恐れがマリッジブルーになってしまう根本的な原因だと考えられます。
(3)彼の両親と合わない
結婚すれば互いの親族との付き合いは必然になりますが、その中で特にトラブルに発展しやすいのが嫁姑問題ではないでしょうか。
彼の家族と反りが合わない、一生付き合っていけるか不安でたまらないという気持ちがマリッジブルーを引き起こすことに繋がっていきます。
(4)価値観の違い
人間であれば誰しも大なり小なり価値観の相違というのはあるものですが、結婚はお互いに協力して自分たちの人生を切り開いていくもの。そこに致命的ともいえる価値観のズレが生じれば「本当に彼と結婚生活を継続できるのか?」と不安になってしまうこともあるようです。
(5)結婚に対する迷い
特にこれといった不安要素がないのになぜか結婚に対する躊躇いがあるケースです。
理想を追い求めだすとキリがありませんが、結婚直前になって本当にこの人でいいのか?という漠然とした悩みから自問自答してしまう人も少なくありません。
特に女性の場合は生物学的に、より優秀な遺伝子を育てたいという本能から無意識のうちに結婚相手に対して慎重になってしまう傾向があるようです。
(6)結婚後の生活に対する不安
結婚後の生活に不安を抱いてマリッジブルーになってしまうのは男性に多いと言われています。
最近では結婚後の共働き、キャリアウーマンとして男性よりも高収入を得る女性も多くいますが、それでも男たるもの家庭の大黒柱であるべしという考え方は、現代においても根強く残っています。。
独身時代とは違って結婚すればひとりの女性の人生に責任をもたなければいけない、といった重圧がマリッジブルーを引き起こす原因となっているようです。
4、不安をなくそう!マリッジブルーの解決法
約8割の人が陥るといわれているマリッジブルーですが、実はこの期間は意外にも短く深刻化することは少ない様子。
マリッジブルーに悩む期間は平均して1~2週間前後が多く、この期間を過ぎるとほぼマリッジブルーは解消することが分かっています。
身体的症状でいえば風邪のような一過性のもので、ズルズルと続くケースは非常に稀です。
とはいえ、マリッジブルーで悩んでいる時間は辛いことに違いありません。そんな苦しみから脱却するための5つ解決法を以下にまとめてみましたので是非ご参考ください。
(1)彼としっかりと話し合う
ひとり悶々と悩んでいてもマリッジブルーを解決することはできません。事態が悪化してしまう前に彼に思いきって本音をぶつけてみましょう。不安や心のモヤモヤを伝えるだけでスッキリすることもありますし、本心を話さなければ彼もあなたにどう接すればいいのか分からないまま時だけが過ぎていくことになります。
(2)気分転換する
不安からネガティブなことばかりを想像してしまう…。こんな時はまず自分がマリッジブルーであることを自覚しましょう。そのうえで「今はお休みをする時なんだ」と自分に休息を与えるようにするのも解決策のひとつです。
不安に襲われた時は一人でいろんなことを考えしまいがちですが、一旦考えるのをセーブしてリフレッシュする時間を設けることで心にもゆとりができます。
(3)共感してくれる人に相談する
マリッジブルーに陥っている時は「こんなに不安になるのは自分だけなのかな」と思ってしまいがちですが、一種の通過儀礼のようなものなので同じような経験をしている人は意外に多いものです。
既婚者の先輩や信頼できる友人に悩みを打ち明けてみることで次第に心が軽くなっていきます。
(4)結婚準備を一旦休憩する
結婚式を完璧にしようと思えば思うほどそれが精神的ストレスとなって圧し掛かってきます。
一人で準備を進めている場合はその不満を相手に直接ぶつけたり、時には準備を一旦止めて結婚式から離れてみたりすると気持ちもリフレッシュできるのではないでしょうか。
(5)彼との楽しかった思い出を振り返る
相手に対する不満が募っていくとそれがイライラや悲しみとなって爆発したりマリッジブルーをさらに加速させたりします。
結婚準備の忙しさ、お互いのすれ違い、頻繁にけんかしてしまうなど、ちょっとした綻びから事態が悪化していくこともあるので、こういう時は一度冷静になって彼との楽しかった思い出や彼の好きなところを振り返ってみましょう。
プロポーズされた時の喜びや幸せだった気持ちを思い出すことで彼の魅力を再確認できます。
マリッジブルーにでお困りの方へのまとめ
いかがでしたか?
マリッジブルーはなにも特別なものではなく、結婚をする前は多くのカップルが経験するごく普通の感情です。
まずは自分がマリッジブルーであることを自覚し、原因とその症状にあった解決法を選んでいきましょう。
気持ちを心に仕舞い込まずに勇気をもってパートナーに伝えることもマリッジブルー脱却には重要な要素となります。
どうしても直接伝えることができない場合は友人や家族を通じて話をしてもらうのもいいでしょう。
今回ご紹介させていただいたマリッジブルーの解決法が少しでもお役に立てば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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