妊娠超初期または初期、中期に起こる症状として、筋肉痛のような痛みを感じる妊婦さんは少なくないようです。
赤ちゃんの異変が痛みとなって現れている?赤ちゃんに影響がないかなど心配に思割れる方もいらっしゃるかと思いますが、このような症状が現れるのは決して珍しいことではないようです。
今回は、妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みの原因と予防法についてご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
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目次
妊娠初期のガイド(無料ダウンロード)
・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?
そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。
※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。
1、妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みは何?
何か特別いつもと違った動きや、激しい運動をしたわけでもないのに、妊娠中に筋肉痛のような痛みを感じることがあります。
妊娠中はただでさえ様々なことに敏感になり不安に感じることも多く、筋肉痛のような痛みは「赤ちゃんの異常?」「赤ちゃんに影響があるのでは?」と心配される方も少なくないかと思いますが、このような症状が現れるのは決して珍しいことではないそうです。
筋肉痛のような痛みを感じる時期は人によって様々で、妊娠超初期または妊娠初期に感じる方が多いようですが、妊娠中期を過ぎお腹が大きくなってくる頃に痛みを感じるという方もいらっしゃるようです。
また、筋肉痛のような痛みを感じる箇所も、足やお腹、腰やお尻など個人差があります。
では、なぜこのような痛みを感じるのか、妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みの原因についてご紹介していきます。
2、妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みの原因
妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みには、下記のような理由が原因として挙げられます。
(1)リラキシンホルモンの増加
受精卵が子宮内に着床すると身体が出産に備えて準備を始め、靭帯を緩め骨盤が開きやすくなる働きのあるリラキシンホルモンの分泌が増加するそうです。
この、リラキシンホルモンは全ての靭帯に作用するため、各部位の靭帯やそれを支える筋肉、関節などに負担がかかることで筋肉痛のような痛みを感じる症状が現れると言われています。
(2)子宮が大きくなるため
妊娠中期に入ると赤ちゃんの成長に合わせて子宮(お腹)が大きくなってくることで、子宮を支える靭帯や筋肉が引っ張られたり、内臓が圧迫されたりすることで引っ張られたり突っ張るような痛みや、チクチクした痛みを感じることがあります。
(3)浮腫み(むくみ)による痛み
妊娠すると、女性の身体は羊水を溜め込むために、体内に水分を溜め込もうとする体質に変化するそうです。
このような変化の影響から身体に水分がたまりやすく、血管や筋肉組織を水分が圧迫することで浮腫みやすくなり、浮腫みによる痛みや違和感を筋肉痛のように感じる方もいるようです。
(4)自律神経の乱れ
妊娠をすることで、より多くの女性ホルモンが必要となり、ホルモンバランスの乱れが自律神経をも乱してしまう場合があるそうです。
自律神経が乱れることによって血流が悪くなり、筋肉組織に負担がかかることで筋肉痛に似た痛みが続く症状が現れるケースがあるそうです。
3、妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みの予防法
妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みに対する一番の予防方法は、「血流を良くすること」と言えるでしょう。
ここでは、血流を良くするための方法をいくつかご紹介していきますが、まずは一度かかりつけの産婦人科医に相談をされることおすすめします。
(1)身体を温める
身体が冷えたり血行不良を起こしている場合には、身体を温めて血流を促してあげましょう。
浮腫みや筋肉痛、靭帯が緩み炎症を起こしていることから感じる痛みも温めて緩和させてあげることが効果的です。
湯船に浸かり痛みを感じる部分を温めたり、普段の洋服にプラスしてインナーや靴下を着用することで、身体が冷えることを予防することができます。大事なお腹を締め付けず、暖かさをプラスしてくれる腹巻きもおすすめですよ。こちらは雑誌ananにも紹介された、シルクの腹巻き。
(2)ストレッチをする
軽いストレッチをすることで筋肉のコリをほぐし血流を促すことで、筋肉痛のような痛みを和らげることができます。
痛い筋肉を無理やり伸ばす必要はないため、心地よく感じる程度の軽いストレッチを心がけてみましょう。
(3)適度な運動をする
妊娠超初期は激しい運動を避けたほうがいいですが、買い物がてらの30分程度のウォーキングやマタニティヨガなどの適度な運動がおすすめです。
適度な運動は、全身の血行を良くし、骨盤を動かし正常な位置に整えることで、痛みを和らげるのに効果的です。
(4)リンパマッサージを行う
血流を良くするには、リンパマッサージがおすすめです。
リンパは、体内でいらなくなった老廃物や疲労物質を回収して運搬する役割があります。
そのため、リンパを刺激しながらマッサージを行うことで、血流を良くし免疫力の強化が期待できるだけではなく、疲労回復や冷え性改善、生理痛やダイエットにも効果的であると言われています。
一回のマッサージだけでも効果は感じることができますが、継続して行うことで冷えにくい、老廃物がたまりにくい体づくりの助けにもなります。
こちらは妊婦のマッサージにも使えるオイル。
こちらはお腹にも使えるスキンクリーム。妊娠線予防にも効果的。筆者も妊婦時代に重宝していたマタニティ専門店からの販売です。
(5)足を高くして寝る
人間はどうしても重力の問題から足元に血が溜まってしまいがちで、血流が悪くなると足が冷えたり、浮腫んだりという症状が現れます。特に大きいお腹の妊婦さんは過剰な体重が足にかかり足が痺れることもよくあります。
寝るときや家でリラックスしている時間にクッションなどを利用して、足の位置を高くして横になることで血液が流れやすくなり、冷えや浮腫みの改善に役立ちます。大きな抱き枕が一つあると、妊娠後期、大きなお腹が邪魔で仰向けで寝られない時に役立ったり、足の下に置くクッションになったりします!
2人を出産した筆者が5年愛用している抱き枕はこちら!
(6)食事に気をつける
食生活では塩分を控えめにし、カリウムを多く含むほうれん草やバナナ、アボカドなどの塩分の排出を助けてくれる食材を積極的に摂取するようにしましょう。
ビタミンEやビタミンB群、ミネラルなどの栄養素は血行促進の効果や浮腫みの改善、自律神経を整える効果もあるため、浮腫み、自律神経の乱れの防止にも効果的です。
こちらはビタミンB、葉酸が入った妊婦さんにおすすめのサプリです。
4、危険信号? こんな症状の場合は注意して
妊娠超初期、初期、または中期に感じることの多い筋肉痛のような痛みは珍しいことではありませんが、下記のような症状が見られる場合には十分な注意が必要です。
- 1日中痛みが続く
- 我慢できないほどの痛みを感じる
- 出血を伴う痛み
- 妊娠週数が進んでも痛みを感じる
上記のような症状が見られる場合には、卵巣の腫れや切迫早産、子宮外妊娠などの疑いも考えられます。
痛みが続き、心配な場合にはかかりつけの産婦人科に相談をし、早めに受診をするようにしましょう。
まとめ
今回は妊娠中に感じる筋肉痛のような痛みの原因と予防法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
妊娠中のトラブル、体の不調についてはまず一度かかりつけの産婦人科医に相談をされることおすすめします。
今回の記事が、妊娠中の方やそのご家族の方のご参考になれば幸いです。
最後に…。赤ちゃんが生まれた後は、指輪を見に行く暇がありません。
赤ちゃんとの毎日を大事に過ごすために、時間に余裕があるうちに2人で指輪探しに行ってみてはいかがでしょうか?
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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