知らないと後悔する？結婚指輪手作りで失敗するポイント

手作りで世界で一つだけの結婚指輪を作りたいけど、後悔だけはしたくない、と結婚指輪選びに二の足を踏んでいませんか？

プロや機械が作る既製品と比べ、手作りで結婚指輪を作る場合は失敗する可能性があるのも事実。

しかし失敗してしまう原因や理由を事前に確認しておき、気をつければ、絶対に満足できる2人だけの結婚指輪を作ることができます！

今回は、手作りの結婚指輪で失敗して後悔しないために、よくある失敗ポイントの紹介と回避対策、さらにはHOWTOMARRY編集部が実際に取材に行き、「ここで結婚指輪を手作りすれば絶対後悔しない」と自信を持っておすすめできる工房をご紹介します！

永年無料のアフターサービス！横浜の手作り指輪アトリエ”renri“

出典：https://renri.jp/

renriは横浜馬車道にある隠れ家的な手作り指輪アトリエ。ジュエリーデザイナーと職人のご夫婦で経営する落ち着いた店内は、かわいい２匹の猫がお出迎え。確かなデザイン力＆業界最高水準のコスパ（※手作りの基本料金は約20,000円〜！）永年無料のアフターサービスも嬉しい。

リング制作には何度か打ち合わせが必要なので、特に関東圏にお住まいの方へおすすめです。※材料費＋オプション費用抜きの金額

詳しくは… renri横浜公式ウェブサイト をチェック！

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１、 結婚指輪の手作りは後悔が多い？

既製品を買うときには実際にそのデザインを試着してから購入することができます。

しかし手作りの結婚指輪では試着することができず、自分たちでデザインを考えたり製作をするため、何も考えずに工房を決めてしまうと失敗の原因となることも。

どのようなポイントが失敗の原因となるかを知っておき、それを踏まえた上で工房を探すことが大切です。

工房ごとの指輪の製法や素材の種類などを確認し、サポート体制がしっかりしている工房を選べば後悔することもほとんどなくなるでしょう。

２、手作り結婚指輪の失敗ポイントと後悔しないための対策

結婚指輪を手作りする時に、どのポイントに気をつけるべきなのかをご紹介します。

（１）指輪の製法の違い

指輪には「鋳造（ちゅうぞう）製法」と「鍛造（たんぞう）製法」があり、手作りもこのどちらかの製作となります。

・鋳造製法製法（ワックス製法）

「ワックス製法」「ロスト・ワックス・キャスティング」とも呼ばれ、ワックスで指輪の型を作ります。
型に溶かした金属を流し込み、固めてから型を外すことで指輪となります。

• 手作り感★★★★★（星5つ）
• 自由度★★★★☆（星４つ）

多くのブランドはこの製法を採用しており、手作りの工房でも鋳造製法で指輪の製作をすることがほとんど。

・鍛造

対して、鍛造製法は金属を叩いたり伸ばしたりして指輪にしていく製法です。

金属が鍛えられる分丈夫な指輪が出来上がるのが特徴ですが、その反面手間もコストもかかるため、鍛造製法を採用しているブランドや工房は多くありません。

また、鍛造製法は複雑なデザインを作るのが難しく、シンプルなデザインが多くなるのも特徴です。

• 納期の短かさ★★★★★（星5つ）
• お手ごろさ★★★★★（星5つ）

両者の仕上がりの特徴などを明確に説明しているページがありましたので、詳細はこちらでご覧ください。→AIGIS表参道>選べる製造方法

出典：AIGIS表参道

こちらの店舗の場合、鍛造製法の場合は最短１日でお持ち帰り可能と、仕上がりのスピードも異なるようです。

（２）料金表記の仕方がお店によって違う

手作り結婚指輪の料金表記の仕方は、アトリエによって様々に異なります。大体のケースは

・ [基本料金] ＋ [材料費] ＋ [オプション費] のうち、基本料金のみ金額表示。
※材料費とオプション費は指輪の内容により異なる

例：renri横浜

出典：renri横浜

・ [基本料金] ＋ [材料費] の最低金額〜を表示。オプション費別途。
※材料費とオプション費は指輪の内容により異なる

例：AIGIS表参道

出典：AIGIS表参道

額面だけ見て安いところで選んでも、同内容の指輪を作るのにトータル料金はあまり変わらない、ということも。素材費は店によってさほど大きく変わることはないので、慣らせばざっくりと同じような相場になりますが、細かい違いはあります。予約時に質問してみるのも良いかもしれません。また、文字をどれくらい入れられるのかも一緒に調べておくと安心です。

また、「トータルでこれぐらいの値段に抑えたい」という上限をお二人から先に伝えてしまい、その中で自由に作るというのも１つの方法です。

（３）指輪のデザインや装飾に凝りすぎてしまった

「世界にひとつのデザイン」にこだわりすぎるあまり、デザインに飽きてしまったり、日常生活向きでなくあまり着けることがなくなってしまうということも。

自分たちが歳をとっても着け続けられるデザインにする事が大切です。

（４）出来上がったらイメージと違った

手作りの指輪はデザイン画などでデザインを決めていきます。実際に指輪を着けてみることができないため、出来上がったらつけ心地や見た目の印象が「なんかイメージと違うなぁ」ということも。

（５）チェーン展開している指輪ブランドより店舗数が少ない

アトリエは個人経営のところも多く、デパートや街中でよく見かける大手のリングブランドに比べて店舗数が少ないことは特徴です。１拠点のみという工房も少なくありません。

遠隔でリング制作できるお店もあるかもしれませんが、基本は打ち合わせが必要、かつ手作りの醍醐味は共同作業という部分でもあります。お二人の住まいから近いアトリエを選ぶことをおすすめいたします。

（６）アフターサービスの内容は必ず確認を

この世に１つしかない結婚指輪が作れる反面、修理内容もすべて同じとは行きません。長い着用期間の中で、リングにもしものことがあった時すぐ相談できると良いですね。

アフターサービスのチェックポイントは以下の通り。

また、（４）にも記載の通り、拠点数が少ないのも工房の特徴。それはサポート拠点という意味においても同じです。もし転勤の可能性がある方などは、「指輪を郵送してのサポート対応は可能か？」等も確認しておくと良いでしょう。

３、 後悔しない！手作り結婚指輪のおすすめ厳選３工房【東京・横浜】

ここまでお読みの方はお察しの通り、結婚指輪を失敗せずに手作りするためには、工房選びが一番大切なのです。

ここではHOWTOMARRY編集部が実際に取材に行き、「ここで結婚指輪を手作りすれば絶対に後悔しない！」と自信を持ってご紹介できる3つのおすすめ工房をご紹介します。

（１）Hamri（東京・表参道）

出展：hamri

Hamriはブライダルリング が手作りできる工房の中でも人気が高く、肌に害の少ない素材も揃っています。

長く着けるものだから、結婚指輪は素材からこだわりたいですよね。

素材はプラチナがPt900とPt950の2種類と、ゴールドは7種類のカラーのK18ゴールドが揃っています。

それぞれ金属の配合もわかるようになっているため、金属アレルギーにならないかが心配な方も安心。

誕生石やダイヤモンドの種類も豊富なので、どんなデザインでも叶えることができます。

Hamriは「鋳造製法」で指輪を作るので、直接金属を叩いたりする事はなく、指輪の原型となるワックスと呼ばれるろうを切ったり削ったりして製作します。

失敗してもやり直しができるので、細かなデザインにも挑戦しやすいのもポイントです。

また、スタッフのサポートが手厚く、フレンドリーで親しみやすいというのもHamriが人気のポイント。
楽しく指輪製作ができ、最高の思い出となるでしょう。

〈Hamriの過去作品〉

出典：https://hamri.jp/gallery/marriage/20210628-3470/

出典：https://hamri.jp/gallery/marriage/20210701-3491/

出典 ：https://hamri.jp/gallery/marriage/20210715-3528/

出典：https://hamri.jp/gallery/marriage/20210715-3525/

〈Hamriの結婚指輪プラン〉

・基本料金　　¥29,000（1本）
・材料費・標準加工費
・宝石や加工、刻印などのオプション

（２）renri（横浜）

出典：renri 横浜

ジュエリーデザイナーと指輪職人のご夫婦で経営されている、横浜にしかないとっておきのアトリエ「renri 横浜」。たくさんの植物とアンティーク調の家具に囲まれ柔らかい日差しが注ぎ込む店内で、お二人のオリジナルリングを作成可能。

出典：renri 横浜

出典：renri 横浜

こちらの芳田夫妻をはじめとし、個性豊かなスタッフが指輪作りをサポート。２匹の猫もお出迎えしてくれるみたいです。

おしゃれでふんわりとした雰囲気の公式サイトからも、お店のセンスを伺うことができそうですね。

出典：renri 横浜

また、アフターケアについてrenriのような距離感の近い工房は購入後も気軽に相談できる関係を築けるのは大きなメリット。

全国展開しているブランドのように拠点数は多くありませんが、購入後のサイズ直しなど基本的には永久無償で応じてくれるそう。お近くにお住まいならば、非常に心強いですね。

〈renriの手作り結婚指輪プラン〉

・手作りリング（地金から製造）の基本料金　　¥20,000（1本）
※ワックス製法の場合＆オーダーメイドリングは　¥40,000

　→上記に加え、材料費、オプション費用がかかります。　

[NEWS！]　2021年12月〜渋谷でもrenriの指輪相談が可能に。”hitohira”誕生

2021年12月より、渋谷から徒歩数分の立地にrenriの分室hitohiraが誕生。renriのオーナーが好きな小説、ポール・ギャリコ「雪のひとひら」より名づけられたというこの分室は、renriのオーナー夫婦がコレクションしてきた器の展示や、renriのブライダルリングのサンプルやギフトシリーズなどを見ながら相談もできるとのこと。都内の方は立ち寄りやすいこちらでサンプルを見てみるのもgood。

【hitohira】
所在地：東京都 渋谷区渋谷2-14-13　　岡崎ビル611
ご予約フォーム：https://renri.jp/contact/

（３）AIGIS（東京・表参道）

出典：AIGIS

AIGISは表参道と千葉に工房があります。
AIGISでは「ワックスコース」と「鍛造コース」があります。

他の工房と同様に、ワックスコースはワックスを削って指輪の原型を作る自由度の高いコースで、鍛造コースは金属を叩いて指輪に加工するシンプルなデザイン向けのコースです。

公式HPにオプションの細かな料金も記載されているため、「あれこれ追加したら、結局かなり高くなっちゃうんじゃない？」と心配な方でも安心して来店することができます。

〈AIGISの過去作品〉

出典：https://aigis-ring.com

出典：https://aigis-ring.com

出典：https://aigis-ring.com

〈AIGISのコース〉

①ワックスコース
・基本製作料金　　¥20,000（1本）
・材料費
・宝石や刻印などのオプション加工費
②鍛造コース
・基本製作料金　　¥10,000（1本）
・材料費
・宝石や刻印などのオプション加工費

４、手作り結婚指輪で後悔しないためのQ＆A

（１）手作り結婚指輪はいくら？相場は？

結婚指輪を手作りする費用は1本あたり5万円くらいから、 2本合わせた平均価格でも10～15万円くらいで費用をかけたくない方にはお勧めです。 ブランドよって料金体系がバラバラなので、ウェブサイトへの表示額面だけでなくトータル金額を意識して、不安な点はお店に相談しましょう。

（２）結婚指輪を手作りするメリットは？

• お互いに好きなデザインを取り入れられる
• 価格が抑えられる分、ダイヤモンドなどを追加できる
• 既製品以上に愛着が持てる

（３）手作り結婚指輪の品質は？

有名ブランドと手作り結婚指輪の品質・材質は同じ 使用する素材（プラチナ900、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールドなど）は有名ブランドで使われる高級素材と同じため品質は同じです。また最後にプロの補正が入りますので、ダイヤが取れてしまうなどの失敗は起こりません。

５、手作り結婚指輪で後悔しないためのまとめ

今回は、手作りの結婚指輪で失敗して後悔しないために、失敗ポイントのご紹介とおすすめ工房をご紹介しました。

結婚指輪を手作りするならば、まず自分たちが作りたい指輪の雰囲気（シンプルなのか華やかにしたいのかなど）だけでも決めておくといいでしょう。

本当にシンプルなプレーンの指輪を作りたいのであれば、鍛造でも鋳造でも問題ありませんし、デザインにこだわってみたいのであれば、鋳造がおすすめです。

奇抜すぎるデザインは、日常生活で着けにくいこともあるので、デザインを考えるときは毎日着けられるものか、歳をとっても着けていられるかを考えましょう。

今回ご紹介した工房はすべて人気があり、口コミ評価も高い工房ですので、工房選びに迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね。

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