これをお読みの方の中には、結納を行うかどうかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では古くから、結婚するカップルと両家の繋がりを祝って結納という儀式が行われてきました。しかし最近では、手間やお金がかかるという理由で簡略化され、略式結納や顔合わせ食事会で済ませるカップルが増えてきています。
今回は、海外で結納と同様の位置づけで行われている「婚約式」について詳しくご紹介します。結納を行うかどうかお悩みのカップルのご参考になれば幸いです。
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目次
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1、婚約式とは?
婚約式とはキリスト教信者の間でとり行われていた慣習で、日本の結納にあたるものです。
最近では、宗教関係なく行われるようになりつつあり、結婚式の1年から3ヶ月前までに「結婚報告」を目的として行われます。結納のような形式ばっておらず、新郎新婦や出席者はカジュアルな服装で参加する結婚報告パーティーです。
婚約式には大きく2つのスタイルがあります。親しい友人や知人の前で誓いを述べ、契約書にサインを交わす「人前婚約式」と、身近な人の立ち会いのもと、婚約の誓いを交わす「キリスト教婚約式」です。
婚約式では結婚の契約書を交わし、男性から女性には婚約指輪、女性から男性には時計などの婚約記念品を交換する習慣があり、新郎新婦に結婚の意思や責任感を芽生えさせる大事なイベントです。
また、どちらのスタイルの婚約式の後でも、婚約披露パーティーを行うのが主流のようです。
2、婚約式を行う場所とは?
婚約式は、元々キリスト教信者の間で行われていたイベントであったことから、教会や仲介人の家、ホテル等で行うのが一般的なです。近年では、八芳園のような専門結婚式場でも婚約式を行える会場が増えてきています。
婚約式終了後は、一流ホテルやレストラン、お洒落なカフェなどを貸し切って婚約披露パーティーを行うカップルが多いようです。
3、婚約式での服装とは?
婚約式での服装は、準正装が基本的なスタイルです。
カジュアルなイベントであるため、ウェディングドレスを着用したり正装をする必要はありませんが、女性はワンピースで男性はジャケットを羽織る等、準正装を心がけましょう。日本では、独身最後の行事を楽しむために振袖を着用する方もいるようです。
4、婚約式を行う3つのメリット
(1)手間とお金がかからない
婚約式は結納のように特別な準備品は必要ありません。簡単に済ませたい場合には婚約指輪や婚約記念品も用意する必要がないため、準備に手間とお金がかからないのが最大のメリットといえるでしょう。
両家の繋がりを再認識し、尊重し合うための結納ですが、結納品や結納金の準備に手間とお金がかかるため、負担を減らすにはよい代替案かもしれません。
(2)二人の愛を再認識できる
婚約式は結婚するお二人がお互いの結婚への意思を家族や親しい友人の前で表明し、結婚報告することが目的です。お互いの大切な人たちの前で生涯の愛を誓い、契約書にサインをすることで、お互いへの思いを再認識し、夫婦となる責任感を醸成できます。
(3)自分達らしさを尊重することができる
婚約式は結納のように一般的な既定形式はないため、自分たちらしく行うことができます。
気軽に行えるので、若いカップルにも人気急上昇中です。
5、婚約式の事例
(1)美羽のHAPPY LIFE
ブログURL:http://blog.livedoor.jp
婚約式の会場選びから婚約式の流れについて紹介している、クリスチャンの方のブログです。
(2)まりえのウエディング・ダイアリー
ブログURL:http://blogs.the-wedding.jp
婚約式への参列を経験された方のブログです。
婚約式に参加した際の服装や、新婚カップルの服装についても紹介されています。
(3)トルコのドール・デーエルリのブログ
ブログURL:http://kobayashi-toruko.com
トルコ人の彼女とご結婚され、トルコで婚約式を行った男性のブログです。
トルコでの婚約式の様子が写真付きで紹介されています。
(4)ゴダの海外移住@台湾
ブログURL:http://emigrant-goda.blog.jp
台湾在住の男性による台湾での婚約式のレポートが綴られているブログです。
婚約式の流れやルール、仕来りなど写真付きで分かりやすく紹介されています。
(5)wHolE TrutH
ブログURL:http://sunset71yukako.blog35.fc2.com
横浜出身の女性が、彼の出身地である釧路で婚約式を行った際のレポートが写真付きでアップされています。
婚約式での様子や催しなども写真で紹介されています。
まとめ
婚約式についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
婚約式は結納よりもカジュアルに行うことができ、準備に手間とお金もかからないため若いカップルにおすすめのイベントです。
「結納にかけられるお金がない」「早く結婚報告を行いたい」という方は、婚約式をご検討されてみてはいかがでしょうか。婚約をされたカップルのご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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