これをお読みの方の中には、世界の5大ジュエラーについてご存じでない方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、世界の5大ジュエラーと婚約指輪のおすすめデザインについて詳しくご紹介していきます。婚約指輪の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
1、世界の5大ジュエラーとは?
世界の5大ジュエラーとは、名前の通り世界で有名な5大ハイブランド。
(1)HARRY WINSTON(ハリーウィンストン)
(2)Cartier(カルティエ)
(3)TIFFANY & Co.(ティファニー)
(4)BVLGARI(ブルガリ)
(5)Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)
これらがジュエリー界の頂点に君臨する5大ブランドです。
世界中の女性が憧れの的です。
次項からは、世界5大ジュエラーのブランドストーリーと婚約指輪のおすすめデザインについて詳しくご紹介していきます。
2、HARRY WINSTON(ハリーウィンストン)
(1)ハリーウィンストンのブランドストーリーとは?
ハリー・ウィンストンは、1896年に宝石商の息子として誕生し、後にハリーウィンストン社の設立者となります。
15歳の時から父の宝石店で仕事を始め、1920年24歳の時にプレミア・ダイアモンド社をニューヨークに設立。
そこでの経験を活かし1932年に新たにハリーウィンストン社をニューヨークの51番通り東に設立し、高額の宝石を売買、リメイク、自らデザインをし、宝飾品の制作を始めたそうです。
創立者のハリー・ウィンストンは既に死去しており、現在では息子のロナルド・ウィンストンが時代に合ったデザインの宝飾品を制作・販売し、若い世代からも絶大な支持を得るブランドへと成長しました。
(2)ハリーウィンストンの婚約指輪のおすすめデザイン8選
ハリーウィンストンの婚約指輪のおすすめデザイン8選をご紹介していきます。
①Tryst, Round Brilliant Diamond Engagement Ring(トリスト・リング)
ラウンドカットのセンターストーンのサイドに、2粒ずつのダイヤモンドをあしらったリング。
センターストーンをハート形にカットしたリングや両サイドにピンクダイヤモンドを配したオーダーデザインも人気です。
②Solitaire Rings (ソリティア・リング)
婚約指輪の定番であるシンプルな立て爪ダイヤのデザイン。
細めのリングにストーンが一つだけ施されたデザインは世代を超えて不変の人気。ストーンに自信のあるハリーウィンストンだからこその自信作品です。
③「HW」 Ring (HWリング)
ラウンドカットされたセンターストーンにハリーウィンストンを象徴するHとWの立て爪が特徴のエンゲージメントリングです。
④Tryst, Pear-Shaped Diamond Engagement Ring(ペアシェイプ・トリスト・リング)
滴型にカットされたセンターストーンのサイドに2粒ずつラウンド・ダイヤモンドをあしらった可憐なリング。
センターストーンのシェイプが手元をより女性らしく演出してくれます。
⑤Classic Winston™, Heart-Shaped Diamond Engagement Ring(ハートシェイプ・クラシック・リング)
細めのスタイリッシュなアームに、ハート形にカットされた1カラットアップのセンターストーンとデーパード・バゲットカットのストーンを施したデザインです。
ハート形にカットされたセンターストーンは婚約指輪として最適です。
⑥Attraction by Harry Winston, Diamond Ring(アトラクション・バイ・ハリー・ウィンストン/ダイヤモンド・リング)
マンハッタンを代表するポストモダン建築のAT&Tビル(現ソニービル)のフォルムからインスパイアされて生まれたデザインです。
横から見た時にセンターストーンの下のシェイプがハート形を表現しているため、婚約指輪としても最適です。
⑦Belle by Harry Winston Ring(ベル・バイ・ハリー・ウィンストン・リング)
大胆にカットされたラウンドカットのセンターストーンをプラチナフレーム付きのマイクロパヴェ・ダイヤモンドで囲んだ上品かつ優美なリングです。
エンゲージリングとしては勿論ですが、ファッションリングとして身に着ければ上質な大人の女っぷりが格段に上がるというもの。
⑧Classic Winston™, Round Brilliant Diamond Engagement Ring(ラウンド・クラシック・リング)
ラウンドカットされたセンターストーンのサイドにテーパード・バゲットカットのダイヤモンドが施されたシンプルなデザイン。サイドに施されたダイヤモンドがセンターストーンの輝きをより一層引き立てます。
3、Cartier(カルティエ)
(1)カルティエのブランドストーリーとは?
ヨーロッパ各国の王室の御用達を拝命し、「宝石商の王」と讃えられたルイ=フランソワ・カルティエは、1847年パリの工房を引き継ぐことになったのがきっかけで独立しました。
プラチナによってダイヤモンドをより美しく見せるジュエリーを生み出したカルティエは、イギリスのエドワード7世に「王の宝石商であるがゆえに、宝石商の王である」と称賛されました。また、ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーがレーニエ大公から贈られたエンゲージメントリングもカルティエのもの。
160年以上もの間、女性を魅了するジュエリーを作り続けてきたカルティエ。その高い芸術性と確かな品質は現代にも受け継がれ、多くの人々に愛されています。
(2)カルティエの婚約指輪のおすすめデザイン8選
カルティエの婚約指輪、おすすめデザイン8選をご紹介していきます。
①SOLITAIRE 1895(ソリテール 1895 エンゲージメント リング/プラチナ/プレーン)
1895年以来受け継がれてきたカルティエの婚約指輪の代表作であるソリテール 1895エンゲージメント リング。
プラチナ製のアームにブリリアントカットのダイヤモンドが1粒セットされたシンプルなエンゲージリングです。
②SOLITAIRE RING(ソリテール 1895 エンゲージメント リング/ピンクゴールド/プレーン)
①のデザインと素材違いで、ピンクゴールドのアームにブリリアントカットのダイヤモンドが一粒セットされたソリテール 1895エンゲージメント リング。
③BALLERINE SOLITAIRE(バレリーナ エンゲージメント リング/プラチナ製/プレーン)
プラチナを使用したバレリーナコレクションです。宝石職人によって厳選された最高級の美しさを誇る石を、セッティングにこだわってデザインしたエンゲージリングです。
プラチナ製のアームにセンターストーン1粒と、パヴェダイヤモンドが4粒施されたデザインです。
④SOLITAIRE 1895(ソリテール 1895 エンゲージメント リング/パヴェ)
1895年以来愛され続けているカルティエのソリテールリング。
アーム部分にふんだんに施されたブリリアントカットのパヴェダイヤモンドが、よりエレガントに手元を飾ってくれます。
⑤CARTIER DESTINÉE SOLITAIRE(カルティエ デスティネ エンゲージメント リング)
フランス語で「運命」や「宿命」を意味するデスティネ。
花網模様にデザインされており、マイクロパヴェがセンターストーンの周りとアーム部分全体にふんだんに施され、センターストーンが一番輝いて見える一番高い位置に設計されています。
⑥SOLITAIRE RING(ソリテール リング/トリニティ ルバン エンゲージメント リング/プラチナ)
センターストーンの周りに一本のルバン(リボン)が巻き付いた独創的なデザインです。
永遠の愛の絆を称えるように3つの輪を描いているリングは、イエローゴールドのタイプもあります。
⑦CARTIER D’AMOUR SOLITAIRE PAVED WITH DIAMOND(ソリテール カルティエ ダムール パヴェダイヤモンド)
大きなセンターストーンがパヴェダイヤモンドに囲まれたデザイン。
アーム部分にも繊細に施されたパヴェダイヤモンドは手元をエレガントに、女性らしく見せてくれます。
⑧BALLERINE SOLITAIRE(バレリーナ エンゲージメント リング/パヴェ)
ソリテールバレリーナのパヴェタイプのデザインです。
宝石職人によって厳選された最高級の美しさを誇る石を、細部にまでこだわりセッティングされたエンゲージリングです。
4、TIFFANY & Co.(ティファニー)
(1)ティファニーのブランドストーリーとは?
ティファニーは、1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーによってニューヨークのブロードウェイ259番地で創業されました。
当時まだ新しい国であったアメリカに上質なダイヤモンドをもたらし、1887年にはフランス王室に伝わるロイヤルジュエリーを手に入れ販売したことで、「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれるようになったそうです。
ティファニーのデザインはシンプルが基本スタイル。
アメリカの元大統領であるリンカーンやケネディ大統領も妻への贈り物としてティファニーを購入するなど、名実ともに高級ジュエラーの地位を築き上げていきました。
現在の婚約指輪の代表的なデザインである立て爪にダイヤを一粒留めたデザインは、創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーが考案したものであるとされています。
(2)ティファニーの婚約指輪のおすすめデザイン8選
ティファニーの婚約指輪、おすすめデザイン8選をご紹介していきます。
①The Tiffany Setting(ティファニーセッティング)
ティファニーの創業者がデザインしたと言われているティファニーセッティングは、一世紀以上世界中で愛されてきた婚約指輪の代表的なデザインです。
②Tiffany Harmony(ティファニーハーモニー)
ブリリアントカットのダイヤモンドが、細くなったアームに包まれるようなデザインのエンゲージメントリングです。
丸みのあるアームと、繊細に細くなったアームのデザインが指をより女性らしく、きれいに演出してくれます。
また、ハーモニーのアームシェイプはマリッジリングともぴったり重なりあう形に仕上げられています。
③Tiffany Harmony with Diamond Band(ティファニーハーモニーダイヤモンドリング)
ティファニーハーモニーのデザインのバンド部分にダイヤモンドをあしらったデザインです。
ビーズセッティングのダイヤモンドバンドに包まれる一粒のダイヤは、手元をより華やかにしてくれます。
④Tiffany Novo(ティファニーノヴォ)
滑らかなカービングを施した4本の繊細な爪に支えられたダイヤモンドが高く持ち上げられたデザインです。
バンド部分も太すぎず、女性らしい優美さを演出してくれます。
⑤The Tiffany Setting with Diamond Band(ラウンド ブリリアント &チャネル セッティング バンド)
チャネルセッティングしたバンドがセンターストーンを引き立てる、シンプルかつゴージャスなデザインです。
6本の爪がクラシカルな印象を与えてくれます。
⑥Princess Cut(プリンセスカット)
ティファニーのクラフトマンが丁寧にカットしたクッションカットが特徴です。
センターストーンは包まれるように止められているため、シンプルかつ安定感があります。
⑦Heart Shape(ハートシェイプ)
普遍的な愛の象徴・ハート型にカットされたダイヤモンドがセットされたデザイン。
完璧なプロポーションのダイヤモンドは、可愛くなりすぎずクラシカルな印象を与えてくれます。
⑧ティファニーハーモニーダイヤモンドサイドストーン
ティファニーハーモニーにサイドストーンのついたデザインです。
ダイヤモンドが大きすぎないため、エレガントな印象を与えてくれます。
5、BVLGARI(ブルガリ)
(1)ブルガリのブランドストーリーとは?
ブルガリは、創業者ソリティオ・ブルガリの名前から名付けられました。
ソティリオ・ブルガリは1884年に家族とともにギリシャからローマへ渡り、ゼロから小さな宝飾店を始め、現在では世界5大ジュエラーと呼ばれるほど愛される超一流ブランドへと発展遂げます。
シンプルなデザインのジュエリーを扱う宝飾店が多い中、ブルガリはイタリアルネッサンス以来の鮮やかな色彩を使用した作品が多いことが特徴です。
ハリウッド随一の宝石愛好家であるエリザベス・テイラーも、生前多くのブルガリの宝飾を愛用しており、死後の遺品オークションでは破格の高額が付けられたことでも知られています。
(2)ブルガリの婚約指輪のおすすめデザイン5選
ブルガリの婚約指輪のおすすめデザイン5選をご紹介していきます。
①DEDICATA A VENEZIA[トルチェッロ](デディカータ・ア・ヴェネチア)
イタリアはヴェネチアにある潟の特徴をイメージして考案されたデザインです。
細くなったアームに支えられたセンターストーンが上品に輝きを放ちます。
②インコントロ ダモーレ
センターストーンを包み込むように、両サイドにパヴェダイヤがあしらわれたデザインです。
インコントレダモーレとは「運命の愛の出会い」という意味で、両サイドにあしらわれたパヴェダイヤがハートを描き、一つに結び付いたことが表現されています。
③DEDICATA A VENEZIA[1503](デディカータ・ア・ヴェネチア)
太めのバンド部分にパヴェダイヤが施された贅沢なデザインです。
エンゲージメントリングの発祥地、ヴェネチアで初めてリングが交わされた1503年の年号に因んで名前が付けられたそうです。
④GRIFFE(グリフソリテール・リング)
パヴェダイヤがセンターストーンを彩るシンプルかつクラシカルなデザインです。
⑤DEDICATA A VENEZIA(デディカータ・ア・ヴェネチア[ジュデッカ])
ラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドの周りに4つのダイヤモンドがあしらわれたフェミニンなデザイン。
イタリアはヴェネチアの潟の特徴をイメージしたデザインで、ジュデッカという名前も島の名前に因んで名付けられたそうです。
6、Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)
(1)ヴァンクリーフ&アーペルのブランドストーリーとは?
ヴァンクリーフ&アーペルは、19世紀終盤、宝石商の娘であった若い女性エステル・アーペルと、ダイヤモンド商かつ宝石細工職人の家に生まれたアルフレッド・ヴァン クリーフが出会い、二人の結婚をきっかけに生まれたブランドです。
ヴァンクリーフ&アーペルは、1906年にパリの一角にあるヴァンドーム広場にブティックをオープンした最初のジュエラーの一つだったそうです。
ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーの特徴は高いデザイン性にあり、顧客の要望に応じて1世紀以上にも渡り数多くのジュエリーを世に送り出してきたそうです。
(2)ヴァンクリーフ&アーペル、婚約指輪のおすすめデザイン5選
ここでは、ヴァンクリーフ&アーペルの婚約指輪のおすすめデザイン5選をご紹介していきます。
①ボヌール ソリティア
フランス語で「幸福」を意味するボヌールソリティアは、ブランドの出発点である結婚をイメージしたデザインです。
ボヌールは厳選されたダイヤモンドを使用し、純白を表現しています。
②ロマンス ソリティア
出典:https://www.vancleefarpels.com
バンド部分にパヴェダイヤモンドを施し、センターストーンを引き立たせたデザインです。
シンプルかつゴージャスなデザインは、クラシカルな印象を与えてくれます。
③エステル ソリティ
出典:http://www.vancleefarpels.com
アルフレッド・ヴァンクリーフが愛した妻、エステルの名を冠したエンゲージリングです。
連なるビーズが繊細で可愛らしい印象を与えてくれます。
④イコーヌ ソリティア
きらびやかなダイヤモンドの円に囲まれたイコーヌソリティアは、女性の美しさからインスピレーションを受け、それを讃えたデザインです。
強い輝きを放つセンターストーンは、まさに凛とした女性を表現しています。
⑦クチュール ソリティア
オートクチュール、つまり裁縫や仕立ての世界からインスピレーションを受けて生まれたアシンメトリーなデザインです。
センターストーンを包むような丸いデザインは、ボタンホールをイメージして考えられたそうです。
7、世界5大ジュエラー・婚約指輪おすすめデザイン選まとめ
世界の5大ジュエラーおすすめ婚約指輪のデザインについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
婚約指輪は、男性が女性に結婚を申し込む際に重要なアイテムです。男性にとって相手の女性の好みもそうですが、相手の女性の印象やイメージに合った婚約指輪を選ぶことで女性にも喜んでもらえるはずです。
5大ジュエラーの格付けについてもっと知りたい方は「りょうの小部屋」で詳しく解説されていますので是非ご覧ください。
市場の専門家による調査と実際の顧客レビューを基に書かれており、とても参考になります!
今回のこの記事が世界の5大ジュエラーへの理解と、婚約指輪のおすすめデザインについてのご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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