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国内外のエシカルでサステナブルなジュエリーブランド一覧【婚約指輪・結婚指輪】

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    「エシカル」「サステナブル」など、最近話題になっている言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
    これらの言葉が注目される中、ジュエリー業界にもエシカルでサステナブルなアイテム・活動をされているブランドが世界中に存在しています。

    今回は、そんなエシカルブランドの取り組みや想いについて、詳しくご紹介していきます。
    ぜひ参考にして、ご自身に合ったジュエリーブランドを見つけてみてください。

    1、そもそもエシカル・サステナブルとは?

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    そもそも、よく耳にする「エシカル」「サステナブル」とはどういうものを指すのか。まずは用語の解説から。

    (1)エシカル、サステナブル、そしてSDG’sとは

    エシカル(ethical)とは・・・
    「倫理的な〜」という意味を持つ形容詞。

    「法で定められているわけではないが、良識的に考えるとそうあるべき」といったような倫理的活動を「エシカル〇〇」と表したり、最近では「社会貢献」の意味合いを持つ言葉としても広く用いられています。

    人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』がエシカルなアイテムということができます。これに対して、

    サステナブル(sustainable)とは・・・

    「維持できる〜」「持続可能な〜」という意味を持つ形容詞。


    エシカルと似た場面で使われることの多い言葉ですが、自然環境や地球資源の「維持」「保全」に配慮しています。資源の持続はもちろんですが、同時に将来における私たちの文明・経済システムを末長く「持続させていく」ことも前提とした社会発展・事業などを表現する際に使われるようになった環境用語です。

    そして、これらのワードとセットでよく目にするのが「SDG’s」という言葉。今や小学校の教科書にも載っていたり、最近は電車の車内広告などでも見かけるようになり、急速に世の中に浸透しつつある言葉ですね。

    SDGsとは、『Sustainable Development Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)』の略であり、その意味は『持続可能な開発目標』ということになります。前の2つとは異なり、より具体的な目標とゴールの示されたものとなります。具体的に見てみましょう。

    テーマ 『誰も置き去りにしない世界』を目指して

     

    目標1 「貧困をなくそう
    あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

    目標2 「飢餓をゼロに
    飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

    目標3 「
    すべての人に健康と福祉を
    あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

    目標4 「質の高い教育をみんなに 
    すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

    目標5 「ジェンダー平等を実現しよう」
    ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを図る

    目標6 「安全な水とトイレを世界中に」 
    すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

    目標7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
    すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

    目標8 「働きがいも経済成長も」
    包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

    目標9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」
    強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

    目標10 「人や国の不平等をなくそう」
    各国内及び各国間の不平等を是正する

    目標11 「住み続けられるまちづくりを」
    包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

    目標12 「つくる責任 つかう責任」
    持続可能な生産消費形態を確保する

    目標13 「気候変動に具体的な対策を」
    気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

    目標14 「海の豊かさを守ろう」
    持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

    目標15 「陸の豊かさも守ろう」
    陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

    目標16 「平和と公正をすべての人に」
    持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

    目標17 「パートナーシップで目標を達成しよう」
    持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

    こうしてみると、SDG’sは環境問題だけでなく「(あらゆる)人」や「生物」「自然」「地球」そのどれもが長く共存・共生を継続していくという広い視野を持った取り組みであることが理解できると思います。貧困、飢餓や労働、ジェンダーの課題が盛り込まれているのもうなづけます。

    また、2015年9月の国連サミットでこれらが世界共通の目標として採択され、ゴールまでの期間も具体的に2030年までと設けられていることも1つの大きな特徴。国連に参加している193カ国すべての国がこの取り組みに参加を表明しており、日本もSDGs参加国の一つです。日本や、地球に住む者として、SDG’sは全ての人に関係しているのです。

    ここで「エシカル|サステナブル」に話を戻します。「ethical」「sustainable」という単語自体は当然昔からあった英単語であり、環境問題にもしばしば用いられてきましたが、近年はこういったSDG’sの影響も受け「今より良い社会・環境を目指す」といった色合いをもった形で、より一般的に目にする機会が増えた言葉であるといえるでしょう。

    (2)「エシカル」「サステナブル」とジュエリー業界

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    近年は、アパレルや家電メーカーなどあらゆる企業が「環境へのエシカルな配慮」「サステナブルな経済活動」とは何かを考え、実践しています。

    もっとも身近、かつ大きく変わったことといえば、コンビニエンスストアやスーパー等が2020年7月からビニール袋を有料化したことなどは記憶に新しいでしょう。コスメ業界では「動物実験を行わない」化粧品や、化学薬品を使わない「オーガニック」といった概念も普及しました。その他、カフェでリユース・リサイクルが可能なカップや箸を使用するなど、廃棄を出さない在庫管理なども挙げられます。共通して、大きな企業が率先して取り組むことで業界自体にその意識を高めている傾向が伺えます。

    対するジュエリー業界はどうでしょうか。これは筆者個人の見解ですが、先ほど例に挙げたアパレルや家電メーカーなどに比べると、そもそも日常的でなく”特別な”買い物ということもあり、2021年の今においても「エシカル」「サステナブル」についてまだまだ議論され尽くされていない(足りない)ように感じます。そもそも「エシカル」や「サステナブル」に終わりはありません。大きな企業はまさにこれからも議論を続けていくべき段階と言えるのではないでしょうか。

    この記事をお読みの方がもし「エシカル|サスティナブル」に関心をお持ちならば、「エシカル|サスティナブル」に配慮し企業努力を行なっているブランド/ショップを応援することが、ご自身にとっても社会にとってもエシカルな行動であると言えます。また、そういった企業が人気を得るようになれば、やがて大きな企業、そして業界全体が動き、世の中全体がより高い意識をもってそれらを求める流れを作り出します。

    読者の方ひとりひとりの選択が、いずれ社会に影響を与えるといっても全く過言ではないのです。まずはぜひ、楽しみながらブランドごとの環境へのこだわりに詳しくなってみましょう。

    (3)結婚指輪・婚約指輪における「エシカル」「サステナブル」とは?

    気になるのは『ジュエリー業界におけるエシカル』とは何なのか?』。
    もちろん正しい答えは1つではありませんが、それぞれのブランドが知恵を絞って施策の実践を行なっています。

    ※この記事ではより広い視点で「エシカル」「サステナブル」を捉えるため、所謂「エシカルジュエリー」と呼ばれるもの以外の取り組みもご紹介します。

    1. 「エシカルダイヤモンド」・「エシカルジュエリー」
    2. 「リメイク」という考え方

    1. 「エシカルダイヤモンド」「エシカルジュエリー」

    近年、「エシカルダイヤモンド」エシカルジュエリー」といった言葉を耳にします。これらは天然石である「ダイヤモンド」ではなく、「人工宝石」を採用しているケースが話題になっています。

    ・合成石 …天然宝石とほぼ同一の化学特性&物理特性を持っている石を人工的に作ったもの

     

    ・人造石 …人工的に作られた、天然では存在しない石
    ・模倣石 …ガラスやプラスチックでできた石

    人口宝石は、上の3種類に分けられます。

    確かに「ニセモノ」という評価もありますが、限られた資源である天然のダイヤモンドを使用しない合成ダイヤモンドは「クリーンなダイヤモンド」として、エシカル志向の高い海外セレブたちの間で話題になっています。

    2. リメイクという考え方

    こちらは先程あげた、カフェでいうところの「リユースカップ」を想起させる施策。

    1とは異なる切り口ですが、“新しいものを大量に生産する”こと自体のリスクに目を向け、1度購入したダイヤモンドを「何度も」「色々な形で」楽しむことができるサービスをもったブランドなどが挙げられます。

    実践しているブランドの数は1に比べて多くありませんが、例えばダイヤモンドのついた婚約指輪を購入後、デザイン変更費用が安価に設計されていることで1つのダイヤだけで色々なジュエリーを楽しめるケースがこれに当たります。

     

    ブライダルジュエリーブランド、EIKAの婚約指輪は2万円から新しいデザインへとリメイクし続けることができます。

    仕事や好み、ライフスタイルの変化に応じて、婚約指輪のデザインを変えたり、ダイヤモンドのペンダントにしたりと生涯にわたって楽しむことができます。

    加工イメージ

     

    2、【国内】エシカルでサステナブルなジュエリーブランド一覧

    社会科の授業のような内容はここまでです。ここからは、国内・海外に分けておすすめのエシカルでサステナブルなジュエリーブランドをご紹介していきます。まずは国内のおすすめブランド4選から。

    (1)EIKA(エイカ)

    EIKAは東京・大阪に店舗を持ちつつ、オンラインでも婚約指輪購入を完結できる近年大注目のジュエリーブランド。

    サステナブル性をさしおいても非常にメリットの多いブランドで、例えば業界初「婚約指輪の統一価格化」を実現したり、“ダイヤモンド(リングなし)+箱+最高級ローズ”をプロポーズギフトすることで、あとからお二人が好きなリングデザインを一緒に選べる=「EIKA フラワージュエリーエンゲージメントコレクション」(※どんなリングを選んでもダイヤ購入時の価格から追加料金がかからないのも業界で唯一EIKAだけ!)など、新しく画期的なアイデアが話題を呼んでいる気鋭のブランドです。

    出典:https://eikajapan.com/

    そんなEIKAはエシカル・サスティナブルの観点においても、他にはない素敵な取り組みを行なっています。1つは、ブライダルジュエリー業界において非常に珍しい「リメイクサービス」を採用していること。EIKAで婚約指輪を作った方は、その後20,000円台〜好きな形へリメイクできるのです。

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    出典:https://eikajapan.com/fjr/engagement/about-remake/

    結婚当初に好みだったリングデザインが、数年たつと似合わなくなったり新鮮さがなくなることであまり着用しなくなり、10年後に新たなリング購入を検討する。あるいは、結婚式用に少し派手なデザインにしたことで、日常づかいができず箪笥の肥やしになる。という話はよく伺います。EIKAのリメイクサービスなら、1つのダイヤモンドを、飽きることなく一生のうちに何度でも形を変えて楽しむことができます。定番のリングだけでなく、ネックレスやオリジナルデザインにもリメイクが可能。リメイクしやすいお値段も嬉しいですね。

    EIKAのサステナブルへの思いが現れているのはリングのリメイクだけではありません。EIKAのインスタグラムをご覧ください。

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    EIKAのジュエリーモデルは、季節ごとのロスフラワー

    EIKAのインスタグラムでジュエリーを身にまとうモデルは、「人間」ではなく「花」。それもEIKA代表の知人が経営するフラワースタジオで、短い役目を終えてまだ美しい間に廃棄されてしまう「ロスフラワー」です。EIKAは毎月、そのロスフラワーをジュエリーモデルに仕立てたインスタグラムを展開しているのです。

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    さらに嬉しいことにEIKAは撮影に使用したロスフラワーを自らのインスタグラムフォロワーに毎月プレゼントしており、これがフォロワーから大好評。季節の草花が届いて嬉しいだけでなく、美しいままに廃棄されてしまう植物を自宅の彩りとして再利用(リユース)することができます。「今ある素材を活用する」EIKAの一貫性を、ここにも見ることができます。

    ※EIKAについてもっと詳しく知りたい方は、以下の取材記事もご覧ください。

    EIKAの公式インスタグラムはこちら

    ◆EIKA 東京サロン

    住所:〒106-0031 東京都港区西麻布4-3-3 井筒西麻布ビル2F
    TEL:0120-978-747
    営業時間:11:00〜19:00

    https://eikajapan.com/store-information/

    (2)R Ethical(アール・エシカル)

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    エシカルダイヤモンドを取り扱うアール・エシカルは、中目黒発のジュエリーブランドです。

    コンセプトは「自由で強くて優しい人」。
    移り変わりゆく世界の中でみずみずしく生きていく女性のために、大胆さ・繊細さを揃えた1点もののジュエリーを提供しています。

    また、持続可能な未来のために、国際NGO、非営利団体や財団とコラボレーションしたり、チャリティジュエリーも積極的に行っているブランドです。

    ニューヨークへ拠点を移したため、現在店舗での取り扱いは「わたしほうせき新宿ミロード店」のみで行っています。

    R Ethical 公式インスタグラムはこちら

    ◆わたしほうせき新宿ミロード店

    住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード2F
    TEL.:03-3349-5766
    営業時間:11:00-21:00

    (3)HASUNA(ハスナ)

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    「エシカルジュエリー」という言葉を国内で広めた立役者ブランドの1つとして間違いなく挙げられるのがHASUNAです。「絶え間ない」「永続する」という意味を持つ「PERPETUAL」から「PERPETUAL JEWELRY」を掲げています。
    デザインなどにも優れているのはもちろんのこと、素材面でエシカルに配慮し本質的にも美しいジュエリーの提供を行っているジュエリーブランド。

    HASUNAでは「PERPETUAL Blessing」という取り組みをしており、紹介によってブライダルリングの予約が成立した場合、「プラン・インターナショナル・ジャパン」の『Because I am a Girl』キャンペーンに10,000 円を寄付しています。

    途上国の女の子たちが自分の意思で未来を描けるように、という想いが込められています。

    ◆HASUNA 表参道本店

    住所:東京都渋谷区神宮前5-39-3 表参道OSAKI.SQUARE.BLD 1F
    TEL:03-3409-1847
    営業時間:11:00-19:00
    定休日:火・水

    (4)hum(ハム)

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    humは「REFINE METAL PROJECT」を行っているジュエリーブランドです。

    廃棄された携帯電話やPCなどの「都市鉱山」からリサイクルし、天然の鉱山由来のものと同じ純度で精錬したピュアな貴金属材料の積極的な生産・流通を呼びかけています。

    リサイクルマークのように「REFINE」によって生まれたジュエリーの需要はどんどん高まっていくことでしょう。
    リサイクルの貴金属によって作られる、サステナブルなジュエリーにも今後ぜひ注目してみてください。

    ◆hum JINGUMAE atelier&shop(直営店)

    住所:東京都渋谷区神宮前2-31-7 Villa Gloria 1F
    TEL:03-6434-5586
    営業時間:13:00~18:00
    定休日:水

    ※現在は予約制での営業

    その他店舗:新宿伊勢丹、阪急梅田、オンラインストア など

    (5)HAMRI(ハムリ)リメイク

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    出典:https://hamri.jp/bring_in

    東京・表参道に位置する手作り結婚指輪工房HAMRI(ハムリ)は数少ないルース(=ダイヤモンド)の持ち込みが可能なお店。そもそも手作り結婚指輪・婚約指輪の専門店だから、技術力があるだけでなくお一人お一人のリングと向き合ってくれます。だから大きくチェーン展開しているショップでは難しい「ルース持ち込み」の要望にも応えてくれるのです。

    リングデザインも定番からオリジナルまで広く対応しているので、なんでも相談できちゃいそう。祖母や母から譲り受けたリングはあるんだけど、古びている、もしくは古風なリングなので日常づかいできないという方にはおすすめの工房です。

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    3、【海外】エシカルでサステナブルなジュエリーブランド一覧

    続いては、海外のおすすめブランドをご紹介します。ダイヤモンドジュエリーの場合、公式サイトに環境や人権への配慮が明記してあるかどうかは私たちが確認することのできる1つのポイントです。

    (1)ロイヤル・アッシャー

    一流のダイヤモンドを扱うブランドの例として、ロイヤル・アッシャー社を見てみましょう。以下の通り記載があります。

    ・天然で未処理のダイヤモンド

    ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドは常に天然で未処理であり、そのことは国際的な主要鑑定機関によって保証されています。オランダ・アムステルダムのロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド・カンパニーは、この天然ダイヤモンドが環境的に認められる方法で採掘されたものであることを完全に確認し、保証いたします。すべてのロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドは、社会的に受け入れられ、また自社により常に管理された労働条件下でカット、研磨されています。

     

    ・キンバリープロセスに従ったダイヤモンド

    キンバリープロセスは、ダイヤモンド産業、各国政府、NGO(非政府組織)からなる、ワールドダイヤモンドカウンシルによって決められました。キンバリープロセスの目的は、この制度の参加国で輸入されるすべてのダイヤモンド原石がノンコンフリクトダイヤモンドであることを確認することにあります。ダイヤモンドの輸出は、発見された鉱山の段階から、参加国政府の厳格な管理下にあります。ダイヤモンドは公認の「キンバリー証明書」が添付されていることが確認されてはじめて、輸入が認められます。
    ロイヤル・アッシャー社のすべてのダイヤモンドは、ワールドダイヤモンドカウンシルとキンバリープロセスのガイドラインに従っている合法的な供給元からの原石をカット、研磨しています。ロイヤル・アッシャー社は、その出所が確定できない原石は、一切使用しておりません。ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドは、身につける人に幸福感とその美しさを提供するとともに、鉱山、研磨そして生産過程に関わったすべての人たちにも幸せをもたらすダイヤモンドであります。

    ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド・カンパニー
    社長 エドワード アッシャー

    ※キンバリープロセスとは、ダイヤモンドの国際認証制度のことで、世界各地の紛争およびテロの資金源になっているダイヤモンド(コンフリクトダイヤモンド)の不正取引を阻止するための制度です。 日本では、2003年1月よりこの制度が導入され、ダイヤモンド原石の輸出入ともに、キンバリープロセス証明書(紛争ダイヤモンド非該当証明書)が必要となりました。ダイヤモンド研磨石についても業界の自主規制により、原石に準じた扱いとなっております。

    「ダイヤは身につける方の幸福感につながるものだから、生産過程に関わった全ての人たち

    オランダ王室御用達であるなど、業界の中でもダイヤの美しさに定評のあるロイヤル・アッシャーですが、社長であるエドワードアッシャー氏じきじきのメッセージによってブランドがエシカルをいかに捉えているかが伝わります。

    (2)ANA KHOURI(アナ・コウリ)

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    アナ・コウリはニューヨークを拠点とするブラジル生まれのジュエリーデザイナーです。

    原材料にフェアマインド認証ゴールドやフェアトレードゴールドを使用し、たくさんの慈善団体や社会組織を、寄付を行うことで支援し、サステナブルな活動を続けています。

    (3)Taylor & Hart(テイラー&ハート)

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    テイラー&ハートは、オーダーメイドの婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)の販売を行っているロンドン発の人気ジュエリーブランドです。
    フェアトレードゴールドや、リサイクルゴールドへの変更にも対応しているのが特徴です。

    エシカルでサステナブルな婚約指輪・結婚指輪がほしい!という方にぜひおすすめしたいブランドです。

    (4)LILIAN VON TRAPP(リリアン・ヴォン・トラップ)

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    リリアン・ヴォン・トラップは、ドイツの職人の手によってヴィンテージダイヤモンド、リサイクルされたプラチナ、ゴールドからジュエリーを生成しているブランドです。

    サステナブルな事業により、宝石や金属の採掘に関する環境問題や人権問題にも向き合っている点で注目を集めています。
    また、売上の一部は、金の採掘と鉱山労働者の安全な生活への権利を支援しているEarthbeat Foundation(アースビート財団)に寄付しています。

    4、合成ダイヤモンドを選ぶ前に知っておきたいこと

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    いま大注目の「合成ダイヤモンド」ですが、天然ダイヤを扱っているブランドのバックグラウンドや、天然ダイヤと合成ダイヤの違いをしっかり知ることも大切です。

    (1)ティファニーの取り組み

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    (出典:ティファニー公式HP

    天然ダイヤを扱うティファニーでは、20年以上にわたって、ダイヤモンドの原石の採掘や野生動物の保護などに責任を持った事業展開を行い、自然界の環境維持に貢献してきました。

    また、ボツワナ、カナダ、ナミビア、ロシア、南アフリカなどからダイヤモンドを調達しているティファニーは、その原産国における経済的機会の創出にも取り組んでいます。

    たとえば2018年、ティファニーはボツワナの経済に5,900万米ドル以上の経済的利益をもたらしています。

    ハウツーマリー編集部
    ジュエリーブランドとしてとても高い人気を誇るティファニーですが、その裏側では地域社会や人権、環境を守り、持続させるために日々サステナビリティな活動を行っているということにも注目してみてください。

    (2)天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの違い

    天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは、化学成分や結晶構造などはほとんど同じです。
    熱伝導から屈折率にわたっても大きな違いがありません。

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    (出典:CGL通信 vol49 「合成ダイヤモンド:知っておきたい基礎知識から最新情報まで」

    では、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの違いは何なのか?
    2つの識別は不可能なのではないか?

    と、考えてしまうかもしれません。

    2つのダイヤモンドの違いは、両者の生い立ちがまったく異なっている点にあります。

    天然ダイヤモンドは、地下の高温・高圧環境の中で何億年もの年月を経て形作られてきたものです。
    一方で合成ダイヤモンドは人工的な空間で数日〜数週間といった短期間で形成されます。

    基本的な構造が同じなので識別が不可能と感じるかもしれませんが、
    ダイヤモンドが形成されるまでの期間の差を手掛かりに、両者を識別することは可能です。

    5.まとめ

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    普段何気なく目にしたり、口に出している「エシカル」「サステナブル」ですが、それらの宝石の成り立ちやブランドの取り組みなどまでしっかり知ることで、より親しむことができると思います。

    ジュエリーブランドに関しては、今回ご紹介したもの以外にもたくさんあるので、ぜひ自身の目でもチェックしてみてくださいね。
    この記事が、エシカルやサステナブルなジュエリー選びに少しでもお役に立てていたら幸いです。

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