結婚式の日時と場所を知らせるには招待状を作成して送ることが一般的ですが、その中身は本状だけではなく、他にも色んな同梱物を入れて送る必要があります。
今回は結婚式の招待状の同梱物について詳しく解説していきたいと思います。
この記事を読んだ方は結婚式で使う曲の記事もよく読まれています。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
---|---|---|
目次
1、招待状本状と一緒に同梱するもの
招待状の中に一緒に入れる基本のアイテムは以下の4点です。
- 返信用はがき
- 会場までの地図
- 付箋
- 依頼状
特にゲスト全員に同封が求められるのは返信用はがきと会場までの地図。地図は最寄り駅からのルートを分かりやすく説明しているものを入れておくと、遠方から訪れた方も迷うことなくスムーズに会場に来ることができます。
会場側で地図を用意できない場合は自分たちで手作りすると招待状に温かみが増します。
また招待状を1から作成する場合は記入漏れがないか、誤字脱字がないか、同梱物がすべて揃っているかなどを入念に確認する必要があります。
特に職場関係の方や目上の方に送る場合は細心の注意を払うようにしましょう。
2、招待状本状を作成する際の注意点
出典 http://www.happy-vision.co.jp
招待状本状の文面を作る時は「いつどこで誰が結婚式をするのか」をきちんと記入しましょう。
忘れがちですが、返信期日も重要項目なので忘れないようにチェックを。つい開催日時や開催場所に気をとられ返信期日を記載しないまま招待状を送ってしまうと、いつまで経っても参加不参加の返事が来ず席次表の作成や食事の人数の申し込みに取り掛かれなくなってしまう恐れがあるので、必ず返信期日も招待状本状に添えるようにしましょう。
また招待状の文面には句読点をつけてはいけないという決まりがあります。これは句読点をつけることで「切れる」「終わる」という意味合いに繋がるのでうっかり句読点をつけてしまわないよう気をつけましょう。
3、返信用はがきの注意点
返信用はがきには受取人の氏名住所の記入をして切手を貼り付けた状態で同梱するようにしましょう。
また切手は「慶事用切手」と呼ばれるお祝い事に使用される切手を選ぶようにするのがマナーです。
偶数は割り切れるという意味から返信用切手を2枚貼って送ると「縁起が良くない」と受け取られてしまう可能性もあるので、しきたりを重んじる方や目上の方には1枚の切手を貼って同梱するのがベストでしょう。
また返信用の宛名の敬称は「行」とし、返信の際に「行」の文字を2本線で消して横に「様」と書いてもらうのがマナーとなっています。
4、会場地図を作成する時の注意点
会場までの地図は、結婚式場であれば式場が準備してくれているところが多いですが、小さなレストランやゲストハウスなどで結婚式をする場合は、会場側が地図を用意していないこともあるので予め確認し、必要であれば自分たちで作成しましょう。
もし地図を自作する場合は、会場までのアクセスをインターネットで地図、経路を印刷するという方法もいいのですが、初めて会場を訪れる人は目印や道順を詳しく記載しなければたどり着けない可能性もあります。まったく土地勘のない人にも分かりやすくスムーズに目的地までたどり着けるような地図を作成する工夫が必要となります。
会場近くに目印となるような建物があれば地図に記しをつけ、車で来られるゲストのために駐車スペースの有無を伝え、無い場合は近くの駐車場を地図に示すなど、気配りを忘れないようにしましょう。
5、付箋の同梱
付箋とは挙式に参加していただく方に限定して同梱する細長い名刺のような紙のことをいいます。
付箋はすべてのゲストを対象に同梱するものではありませんが、挙式に参加していただく方には必ず送らなければいけないので招待状を投函する前に入れ忘れがないか確認するようにしましょう。
また付箋も招待状本状と同様に句読点は打たないという決まりがあるのでこちらも作成時は注意が必要です。
6、依頼状の同梱
依頼状というのは結婚式での祝辞、余興、ご挨拶などをお願いする方に対して送る付箋と同じようなサイズの紙のことです。
依頼状と付箋は紙のサイズが酷似しているので、複数枚届くと受け取った側も困惑してしまうかもしれません。もし仮に挙式に出席して余興やご挨拶もお願いするという場合は、色やそれぞれの形を変えて同梱するとゲストも判別しやすいです。
また付箋や依頼状は基本的にお相手からの了承を得てから同梱するのがマナーです。
特に祝辞、乾杯の挨拶などをお願いする場合は招待状を直接手渡しするのが一般的です。
また手渡しをする際は封筒の封を閉じて渡さないように注意しましょう。
7、2次会の案内状を同梱する際の注意点
もし2次会を開くことが確定しているなら、招待状を送る際に併せて2次会のご案内もするとあとの作業がスムーズになります。
しかし披露宴の招待状は結婚式当日からだいたい2ヵ月前には発送することが多いので、案内状を送れるとすればこの時点で2次会の具体的な内容が決まっている場合に限られるでしょう。
また2次会の案内状を送る際は、結婚式と2次会の主催者が同じ人物であることが好ましいです。
結婚式の主催者と2次会の主催者がバラバラだと案内状を見て疑問を抱く方も自然と出てきてしまうので、混乱を招かないように主催者は同じ人物にしておくのがベターです。
まとめ
いかがでしたか?
招待状は本状から同梱物まで色々と細かな決まり事がありますが、基本的なマナーをおさえて丁寧に作成すれば受け取った側にもその思いが伝わるもの。
時間を割いて参列してくれるゲストの気持ちを汲み取って招待状に感謝の思いを乗せましょう。
また発送する際は消印日が「大安」か「友引」になるように投函すれば「気配りが行き届いている」と思ってもらえることでしょう。
今回ご紹介させていただいた招待状の同梱物に関する項目が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ