まさかの婚約破棄...もらった婚約指輪はどうしたらいいの?持ってるべき?返すべき?と悩む人も多いのではないでしょうか。指輪をどうするかは、状況によって異なります。
そこで今回は、婚約破棄した場合の婚約指輪の対処法を状況別に解説します。
また指輪の処分方法や辛い気持ちと決別して前を向くための方法についてもご紹介いたします。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
---|---|---|
目次
1.婚約破棄された人の声
実際に婚約破棄された場合、婚約指輪をどのように処理しているのでしょうか。
まずは、ツイッターの声をみてみましょう。
いいね!羨ましいな~…
わしなんて5年付き合ったあやかさんと結婚目前で婚約破棄されて婚約指輪も返されたよ笑— ラスカルにいさん (@rikaifunou00) September 7, 2019
婚約指輪は、彼に返すというのが多いかもしれません。
https://twitter.com/cchachimilk/status/811790151672172544?s=20
婚約指輪を捨てて、強く前向きに歩む。誰もが「そうしたい」と思うような理想的な行動ではないでしょうか。
https://twitter.com/af8_yj/status/1302880421676371970?s=20
婚約指輪は売ってきれいさっぱり!という人もいます。
https://twitter.com/free_doc7/status/1318821370134888448?s=20
婚約指輪は高く売れないという現実も。
刻印があると、更に売れないようです。
2.状況別、婚約破棄後の指輪の対処法
法律的に考えると、婚約指輪を渡す行為は、「贈与」に該当するので、所有権は彼女のものになると考えられます。ふたりの間に「いったん渡しても入籍しない場合は、返却する」などの合意があった場合は、贈り主に戻るという余地もあります。
では、一般的に、どのようなケースが指輪を返す、もしくは持っておくとなるのでしょうか。状況別に解説します。
(1) お互い合意の上で婚約破棄したケース
法律上の決まりはありませんが、婚約指輪は婚約の証なので、婚約破棄した以上は購入者に返すのが一般的です。婚約指輪の相場は30万円~50万円と高価なこともあり、トラブルの原因にもなり兼ねません。ふたりで婚約指輪をどうするか相談し、そこで「返さなくていい」と言われたのであれば、返さなくても大丈夫です。
ただ、婚約破棄後に婚約指輪を持ち続けていても辛いだけという方は、早めに処分してしまった方が良いでしょう。
(2) 男性側が一方的に婚約破棄をしたケース
婚約指輪を贈った男性側が一方的に、不当に婚約破棄をした場合、もしくは婚約破棄に至る理由を作った場合は、女性側に一切非がないため、婚約指輪を返す必要はありません。
場合によっては、婚約指輪を返さなくてもよいことに加え、慰謝料を取ることもできる可能性があります。
もし男性側に婚約破棄の理由がある場合は、婚約指輪はすぐに返さず、一度弁護士に相談することをおすすめします。婚約破棄に対して、気持ちの整理がつかない場合は、慰謝料の請求が可能などうかも相談しましょう。
(3) 女性側が一方的に婚約破棄をしたケース
女性側が不合理な理由で婚約破棄をした場合、あるいは婚約破棄の原因を女性側が作った場合は、婚約指輪の贈り主から「婚約指輪を返してほしい」と言われたら婚約指輪を返す必要があります。
さらに慰謝料を請求される可能性もあるため、揉めないためにも婚約指輪はきちんと返しましょう。男性側も②のケースと同様、気持ちの整理がつかなければ慰謝料請求を検討しましょう。
すでに女性側が婚約指輪を処分していた場合、婚約指輪の購入費用も損害と認められる可能性があるようです。
3、婚約破棄後の婚約指輪はどうする?
婚約指輪の対処法をご紹介しましたが、では手元に婚約指輪が残った場合、どうしたら良いのでしょうか。4つの方法をご紹介します。
(1) 捨てる
婚約の証である婚約指輪は、お互いの「結婚したい」という想いがあって贈り、贈られるものです。そんな指輪が身近にあると、忘れたくても婚約破棄のことや相手とのことを忘れることはできないでしょう。
もし気持ちに整理をつけたいと考えているばら、捨てることをおすすめします。
高額な贈り物なので勿体ない気もしますが、一番気持ちがすっきりする方法といえるかもしれません。
(2) 質屋やオークションサイトで売る
婚約指輪は高額な贈りものであることが多いです。大きなダイヤモンドがあしらわれていたり、ブランドものの指輪だったりすると、そう簡単に捨てられない人も多いかもしれません。
捨てるのが勿体ないという場合は、思い切って質屋に持っていきましょう。手放すことには変わりありませんので、気持ちの整理もできますし、お金ももらえます。
また、オークションサイトで売却するのも良いでしょう。質屋より高値で売れるケースが多いので、質屋の見積もりに納得ができない場合などは、オークションサイトを使ってみてはいかがでしょうか。
(3) デザインをリフォームしてもらう
婚約指輪を売ること自体勿体ないという場合は、ネックレスやブレスレットなど別のデザインにリフォームしてもらうのも良いでしょう。
贈ってもらった時とは違うアクセサリーにすることで、そこまで気にせず身に着けることができるかもしれません。
思いが残らない形でリメイクできたら良いですね。
(4) そのまま取っておく
物に罪はないし、「手元にあっても気持ちの整理がつくから大丈夫!」という方は、そのまま取っておくのもひとつの方法です。
もしかして、気持ちの整理ができた時に処分しようという時がくるかもしれません。それまでは保管しておいても良いかもしれませんね。
4.婚約破棄後の辛い気持ち、どう向き合う?
婚約指輪は簡単に処分できても、婚約破棄後の辛い気持ちはそう簡単に癒えるものではありません。つらい感情を1日でも早く、和らげたいと思っているでしょう。
最後に、どうやって自分の気持ちと向き合うべきかお伝えします。
(1) 思い出の品は手放そう
プレゼントや写真など婚約者との思い出の品は手放したほうが良いでしょう。思い出の品が残っていると、見るたびに当時の思いや出来事を思い出すため、気持ちの整理がつきにくくなります。手放す瞬間は抵抗があるかもしれませんが、手放す事で前に1歩進むことができるでしょう。
高価なものは質屋やネットオークションに出品するのもひとつの手です。処分して得たお金で違う街に引っ越すことで心機一転できるかもしれません。
自分の周りの環境を変えるところから始めてみましょう。
(2) 無理に忘れようとしない
先ほどの「思い出の品は手放そう」と矛盾するようですが、無理に忘れようとするのは逆効果です。過去の思い出をしまい込もうとすると、返ってそのことばかり思い出し、「相手のことが忘れられない」「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」など引きずる気持ちや後悔が大きくなっていきます。
今は何度も思い出してしまったとしても、時間が経て感情が和らいでいき、自然と思い出さなくなります。無理に気持ちを押し殺そうとせず、自分の気持ちに正直に、そしてそんな自分と向き合うことも大切です。
(3) 婚約破棄をプラスの要因に目を向ける
婚約破棄された場合、そのことをプラスに考えることは難しいかもしれません。
しかし、よく考えてみると、「婚約破棄に至るようなことをする相手と結婚しないで良かった」「一方的に婚約破棄するような相手と早く縁が切れて良かった」と考えることもできます。
そのような相手と結婚しても上手くいく可能性は低かったでしょう。結婚前にそれが分かったことは、「幸い」だったと言えます。婚約破棄が今後の人生にプラスになる選択だったと考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、婚約破棄した場合の婚約指輪の対処法を状況別や指輪の処分方法、辛い気持ちと決別して前を向くための方法をご紹介いたします。
婚約が解消されると、様々な問題が起こり、婚約指輪をどうするかというところまではすぐに考えられないかもしれません。指輪のことは、「気持ちが落ち着いてから考えてみる」でも遅くはありません。焦らず、自分のペースでゆっくりと乗り越えていきましょう。
今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
・賢く婚約指輪を購入するために!来店予約をする前に読むべき6項目
・婚約指輪の相場など購入前に知っておくべき11のこと
・結婚指輪の人気ブランド最新版!国内5選&海外4選
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ