ハリーウィンストン、ヴァンクリーフ&アーベル、ブルガリ、カルティエと共に世界5大ジュエラーと称される世界的に有名なハイブランドのひとつティファニー。
ハウツーの独自アンケートで婚約指輪を購入した先輩花嫁を対象に婚約指輪を購入したブランドについてアンケート調査を行ったところ、ティファニーが10%、4℃が8%、銀座ダイヤモンドシライシ、I-PRIMOとカルティエが並んで8%、ラザールダイヤモンドが5%という結果になりました。
上記の数字からみてもエンゲージリングの中では断トツの人気を誇るティファニー。
しかしなぜそれほどまでに世の女性の心はティファニーに魅了されるのでしょうか。
今回はそんなティファニーのエンゲージリングの魅力についてご紹介していきたいと思います。
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ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
1、ティファニーの歴史
ティファニーと言えばエンゲージリング、マリッジリング、シルバーアクセサリーなどの宝飾でその名を馳せているイメージが定着していますが、もともとは文房具を中心に取り扱っていました。
ティファニーは1837年9月18日に、チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングのふたりによってニューヨークのブロードウェイ259番地に「ティファニー・アンド・ヤング」という会社を設立したことが始まりです。
その後1848年、高級な宝石をフランスの貴族から調達し、ジュエリー事業を展開。その宝飾品が世界中から人気を集め今日のティファニーの地位を確立することになります。
1851年にはアメリカ企業初のスターリングシルバー基準(シルバーの純度を測る基準)を設定し、この基準はアメリカ公式基準としても採用され、ティファニーはシルバーの分野でも成功を収めることになります。
1853年に社名を「Tiffany&Co」に改称。この時、ティファニーの象徴とも言われるティファニーブルーをカンパニーカラーとして使用することになります。
2、ティファニーブルーの由来
ティファニーブルーの愛称で親しまれているティファニーの象徴、ブルーボックス。高貴さと品格漂うスカイブルーはエンゲージリングを仕舞っておくに相応しい包装箱ですが、そもそもこのブルーボックスは何が由来となっているのかご存知でしょうか?
実はこのスカイブルーは「小鳥の卵」がモデルとなっています。
というのも、ブルーは高潔や真実を表すカラーということからイギリスでは資産に関係する大切な書類には小鳥の卵のブルーを使うという風習が古くから根付いていたのです。
「ティファニーは一級品の商品だけを提供する」という創設者のポリシーと小鳥の卵に秘められた伝統的なカルチャーの一致により、それ以後ティファニーのブルーボックスはカンパニーカラーという枠を超えて世の女性の憧れのシンボルとなっていきます。
3、「ティファニーで朝食を」により世界中から注目される
1961年にオードリー・ヘップバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」が公開されたことで、ティファニーの知名度は世界中に轟くことになります。
ハイジュエリーブランドや高級アパルトマンが立ち並ぶニューヨーク5番街に位置するティファニー本店。そのショーウィンドウ前で朝食を食べるオードリー・ヘップバーンの姿は多くの人の心を掴み、現在では観光名所のひとつにもなっています。
4、今日のエンゲージリングのデザインはティファニーが考案したもの
エンゲージリングと聞いて誰もが想像する「立て爪」のデザインは1886年にティファニーが考案した「ティファニーセッティング」と呼ばれる技法が始まりとなっています。
ティファニーセッティングとは一粒のダイヤモンドを6本の立て爪で支えるスタイルのことを言い、立て爪でジュエリーを高く持ち上げることによって全方向から光が入りダイヤモンドをもっとも美しく見せることができるのです。
現在ではエンゲージリングのスタンダードなセッティングとして世界中のブランドで用いられています。
5、ティファニーの代表的なエンゲージリング
エンゲージリングのシンボルとして今もなお世界中の女性から愛されるティファニー。6本の立て爪でダイヤモンドを支える「ティファニーセッティング」をはじめ、ティファニーの代表的なエンゲージリングを画像と共にご紹介していきたいと思います。
(1)ティファニーセッティング
一世紀以上も前に考案され、今なお世界中から愛され続けるエンゲージリング。
ダイヤモンドを最高に美しく引き立てる王道中の王道セッティングとなっています。
(2)ティファニーハーモニー
ティファニーセッティングの次に人気の高いティファニーハーモニー。
4つの爪でダイヤモンドを固定しているためティファニーセッティングよりもややダイヤの位置が低くなっています。洋服などへの引っ掛かりを気にすることなく日常使いできるエンゲージリングとなっています。
(3)ハートシェイプ
オープンハートなどのハートモチーフを幅広く展開するティファニーではハートカットのエンゲージリングも大人気。
シンメトリーなハートの美しさはまさに愛の象徴です。
(4)ルシダ
ティファニー独自のカッティングで特許を取得しているルシダカット。気品あふれるモダンなダイヤモンドの輝きにはただ見惚れるばかり。
(5)プリンセスカット
ティファニーファンシーシェイプの中でもっとも人気の高いプリンセスカット。プリンセスの名に相応しく上品で普遍的な輝きを放ち続けるエンゲージリングです。
(6)ティファニーソレスト
ビーズセッティングを2重に施していることにより、クラシカルながら独創的な雰囲気を持つ仕上がりに。
手元をエレガントに引き立ててくれます。
(7)ティファニーレガシー
ティファニーが特許を持つクッションカットダイヤモンドにビーズセッティングのダイヤモンドがあしらわれたゴージャスなエンゲージリング。
(8)バターカップ
中央に花の形のダイヤモンドをあしらったフェミニンなエンゲージリング。
(9)ラウンドブリリアントスリーストーン
ティファニー規格のラウンド ブリリアント カットのダイヤモンドを1石だけでなく3石も配したこの美しいエンゲージメントリング。ゴージャスさに言葉も失う美しさです。
(10)リボンリング
中央にセッティングされたリボンモチーフのダイヤモンドを引き立てる、贅沢に散りばめられたセンターストーンが魅力のエンゲージリング。エレガントもキュートも手に入れたい欲張りな新婦にぴったりです。
まとめ
ティファニーのエンゲージリングについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
1世紀以上の時を超えてなお愛され続けるティファニーのエンゲージリング。
映画「ティファニーに朝食を」で世の女性に絶大なインパクトを与えたオードリー・ヘップバーンをはじめ、ケイト・ウィンスレット、アンジェリーナ・ジョリー、歴代ファーストレディーなど、多くのセレブに愛されるティファニー。燦然ときらめくティファニーをまとったその姿は、全世界の女性の羨望の的です。
ブルーボックスにかけられた純白のリボンをほどく胸の高鳴りをぜひあなたも体感してください。
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