
「婚約指輪はいらない」と考えるカップルが増えていますが、その理由はさまざまです。高価すぎるから、身に着ける機会が少ないからなどの本音も聞かれます。
また、指輪の代わりにネックレスや新生活に必要なものを選ぶカップルも多くなっています。
本記事では、
- 婚約指輪を選ばない理由
- 婚約指輪の代わりの品
- 選ぶ際の注意点
上記について解説していきます。婚約指輪を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
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目次
1、婚約指輪を買わないカップル多い?かわりの物はある?
近年、婚約指輪を購入しないカップルが増加しています。
ゼクシイトレンド調査2024によると婚約記念品があった割合は73.4%、なかった割合は26.6%でした。
婚約指輪を買わない人たちは、【お金がもったいないから】という理由や【普段身に着けるものではないから】という理由の他に、【欲しくない】【指輪はつけない主義】という意見も。
アクセサリーに対しての価値観は人それぞれですが、婚約指輪へ憧れを持っている人や婚約の証としてつけていたいと考える方は、婚約記念品として婚約指輪を購入する傾向にあるようです。
(1)婚約指輪がいらない理由3選
近年、婚約指輪を購入しないカップルが増えてきています。その背景には、以下の3つの理由があります。
- 婚約指輪の価格が高いから
- 婚約指輪は身に着けないから
- 婚約指輪以外に欲しいものがあるから
ここからは、婚約指輪がいらない理由について解説します。
①婚約指輪の価格が高いから
婚約指輪を購入しない理由の一つとして、価格の高さが挙げられます。
一般的に、婚約指輪は数十万円から数百万円という高額な商品であり、特にダイヤモンドなどの宝石を使用した指輪はその価格がさらに上昇します。
このような高額な出費は、若いカップルにとって大きな経済的負担となることが多いです。
多くのカップルは、婚約指輪にかけるお金を他の重要なことに使いたいと考えています。
例えば、新生活を始めるための家具や家電、または結婚式の費用など、結婚に関連するさまざまな出費があるため、婚約指輪に多額の資金を投じることに躊躇するのです。
また、最近では「お金をかけるべきは指輪ではなく、二人の未来に投資するべきだ」という考え方が広がっています。
このような背景から、婚約指輪の価格が高いことは、カップルが指輪を選ばない大きな理由の一つとなっています。
②婚約指輪は身に着けないから
婚約指輪を購入しない理由の一つとして、実際に身に着ける機会が少ないという点が挙げられます。
多くのカップルは日常生活の中で指輪を着用することが少なく、特に仕事や家事をする際には邪魔になることが多くあります。
さらに、指輪のデザインやサイズが合わない場合、着用すること自体がストレスになることもあります。
また、婚約指輪は特別な意味を持つアイテムであるため、普段使いには向かないと感じる人も少なくありません。
特にカジュアルな服装やライフスタイルを好むカップルにとっては、指輪よりも他のアクセサリーやアイテムの方が適していると考えることが多いのです。
③婚約指輪以外に欲しいものがあるから
最近のカップルの中には、婚約指輪を選ばずに他の品を選ぶことが増えています。その理由の一つとして、婚約指輪以外に欲しいものがあるという点が挙げられます。
例えば、結婚式の準備や新生活に必要な家具、家電、さらには旅行など、結婚に伴う出費は多岐にわたります。そのため、婚約指輪にかける予算を他の重要なアイテムに振り向けたいと考えるカップルが増えているのです。
また、婚約指輪は一度購入すれば長期間使用するものですが、生活の中で必要なアイテムはその時々で変わります。
新居のインテリアや、共に過ごす時間をより豊かにするための体験など、カップルによってはそれらを優先することが自然な選択となるでしょう。こうした背景から、婚約指輪を選ばないカップルが増えているのです。
3、婚約指輪のかわりに選ばれる品3選
(2)婚約指輪のかわりに贈ったもの3選
婚約記念品を買った人の中で婚約指輪を選んだ割合は約83%、婚約指輪のかわりとしてネックレスやピアス・イヤリング、時計を選んだ割合は15%でした。
(1)ネックレス
婚約指輪の代わりに選ばれる品の一つとして、ネックレスがあります。ネックレスはそのデザインや素材によって、個々のスタイルや好みに合わせやすく、普段使いにも適しています。
シンプルなデザインのものは、カジュアルな服装にもフォーマルな場面にもマッチするため人気があります。
また、ネックレスは婚約指輪と比べて価格が抑えられることが多く、予算に応じた選択が可能です。
例えば、ダイヤモンドやパールをあしらったネックレスは、特別な意味を持たせることができるため、婚約の象徴としても適しています。
さらに、ネックレスは身に着ける機会が多く、日常生活の中で常に身近に感じられるアイテムでもあります。このように、ネックレスは婚約指輪の代替品として非常に魅力的な選択肢です。
(2)腕時計
婚約指輪の代わりに選ばれる品の一つとして、腕時計があります。
腕時計は実用性が高く、日常生活の中で頻繁に使用するアイテムです。そのため、婚約指輪のように特別な場面だけでなく、普段使いとしても活躍します。
デザインやブランドにこだわることで、相手の個性や趣味を反映させることができ、贈り物としての魅力も増します。
また、腕時計は長く使えるアイテムであり、時間が経つにつれて思い出が詰まっていくものです。
さらに腕時計はファッションアイテムとしても重要な役割を果たし、コーディネートのアクセントにもなります。
(3)ピアス・イヤリング
婚約指輪の代わりに贈る品として、ピアスやイヤリングも人気があります。デザインや素材にこだわったものを選ぶことで、相手に対する思いやりや愛情を表現することも可能です。
ピアスやイヤリングは、シンプルなものから華やかなものまで多様なスタイルがあり、相手の好みに合わせて選ぶことが可能です。
また、結婚式や特別なイベントの際にも着用できるため、実用性も兼ね備えています。婚約指輪とは異なり比較的手頃な価格で購入できる点も魅力です。

4、その他に婚約指輪のかわりとして選ばれる品
(1)ブレスレット
婚約指輪の代わりに贈る品として、ブレスレットも人気です。
ブレスレットは、デザインや素材のバリエーションが豊富で、相手の好みに合わせた選び方ができるのも魅力の一つです。ブレスレットは、シンプルなものから華やかなものまでさまざまなスタイルがあります。
例えば、ゴールドやシルバーのシンプルなチェーンブレスレットは、どんな服装にも合わせやすく、普段使いに最適です。
一方で、ビーズや天然石を使ったカラフルなデザインのものは個性的な印象を与え、特別な日の装いにもぴったりです。
(2)リング
婚約指輪の代わりに選ばれる品の一つとして、リングがあります。リングはその形状やデザインによって、個々の好みを反映しやすく、特別な意味を持たせることができるアイテムです。
リングは婚約指輪と異なり、必ずしもダイヤモンドや高価な宝石を使用する必要はありません。自分たちの予算や好みに応じて、素材やデザインを選ぶことができるため、より自由度が高いのが魅力です。
結婚後も日常的に身に着けることができるため、思い出を日々感じることができるアイテムとしても人気があります。
(3)宝石
婚約指輪の代わりに贈る品として、宝石も人気の選択肢の一つです。宝石はその美しさや価値から、特別な意味を持つ贈り物として多くの人に愛されています。
特に誕生石やお相手の好きな色の宝石を選ぶと、よりパーソナルな贈り物にすることができるでしょう。
宝石は、指輪だけでなくネックレスやブレスレット、ピアスなど、さまざまな形で楽しむことができるため、身に着ける機会も多くなります。
また、宝石はその価値が時間とともに変わることも少なく、投資としての側面も持っています。これにより、婚約指輪の代わりに宝石を選ぶことは、実用性と美しさを兼ね備えた賢い選択といえるでしょう。
(4)花束
婚約指輪の代わりに贈る品として、花束もおすすめです。
花束はその場の雰囲気を華やかにし、特別な瞬間を彩るアイテム。特にプロポーズの際に花束を贈ることで、愛の気持ちをより一層伝えることができます。
色とりどりの花々は相手の好みに合わせて選ぶことができ、個性を表現する手段にもなるでしょう。
ただし、花束は生花であるため、長持ちしない点を考慮する必要があります。贈った後は、相手がその花をどのように楽しむかを考え、適切なタイミングで贈ることが大切です。
(5)新生活に必要な家具や家電
婚約指輪の代わりに新生活に必要な家具や家電を贈るという選択肢も、最近では多くのカップルに支持されています。
結婚後の生活をより快適にするためには、実用的なアイテムが重要です。
例えば、引っ越しを機に新しいソファやダイニングテーブルを購入するのもおすすめです。
また、家電製品も欠かせません。特に、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの基本的な家電は、日常生活において重要な役割を果たします。
これらのアイテムは長期間使用することができるため、婚約指輪よりも実用的であると感じるカップルも多いでしょう。
最近ではスマート家電の人気も高まっています。
スマートスピーカーやロボット掃除機などは生活を便利にし、時間を有効に使う手助けをしてくれます。こうしたアイテムを贈ることで、相手に対する思いやりを示すことができるのも魅力の一つです。
(6)結婚式や結婚指輪のグレードアップ
婚約指輪の代わりに結婚式や結婚指輪にお金をかけることで、より特別な思い出を作ることができると考える人も多い傾向です。
結婚式は人生の一大イベントであり、思い出に残る瞬間を演出するためにこだわりを持つカップルが増えているのです。
例えば、結婚式のテーマや装飾にこだわったり、ゲストへのおもてなしを充実させたりすることで、より感動的な式を実現することができます。
また、結婚指輪もシンプルなデザインから個性的なものまで多様な選択肢が。二人の個性や価値観を反映させることができます。
特に結婚指輪は日常的に身に着けるアイテムであるため、デザインや素材にこだわることで、より愛着が湧くものになるでしょう。
(7)新婚旅行

新婚旅行は、結婚を祝う特別な時間であり、カップルにとって思い出深い体験となります。
婚約指輪を贈らない選択をした場合でも、新婚旅行は二人の絆を深める大切なイベントになり得ます。
旅行先やプランを選ぶ際には、お互いの趣味や希望をしっかりと話し合い、共に楽しめる場所を選ぶことが重要です。
ロマンチックなディナーや、特別なアクティビティを計画することで、二人の関係をさらに深めることができるでしょう。
時代はどんどん進んでいき、結婚というスタイルも徐々に自由になっていきています。
従来の慣習にとらわれず、自分たちのライフスタイルや価値観に合った選択をすることが一般的になってきたためです。
特に若い世代のカップルは婚約指輪に対する考え方が多様化しており、必ずしも指輪を必要としないと感じる人が増えています。
この背景には、経済的な理由や、婚約指輪を身に着ける機会が少ないという現実があります。
カップルの中には、結婚指輪に小粒のダイヤをつけたりして豪華し、日常的に着けられない婚約指輪の代わりに少し豪華な結婚指輪を日常的に身につけるという方も多いです。
また、婚約指輪の代わりにより実用的な品や思い出に残る体験を選ぶカップルも多く見受けられます。例えば、新生活に必要な家具や家電、旅行など、将来に向けた投資としての選択肢が広がっています。
このように、婚約指輪を買わないカップルが増えていることは、現代の価値観やライフスタイルの変化を反映しているといえるでしょう。
5、「婚約指輪はいらない」を信じる際の注意点
婚約指輪を贈らない選択をするカップルが増えている中で、注意すべきポイントもいくつか存在します。
注意すべきポイントは、以下のつです。
(1)婚約指輪を贈らなかったことを後悔するリスクはゼロではない
婚約指輪を贈らない選択をするカップルが増えている一方で、その決断に対する後悔の声も少なくありません。特に、プロポーズの際に指輪を贈らなかった場合、後から「やっぱり欲しかった」と感じることがあるのです。
このような後悔は、周囲からの期待や価値観に影響されることも多い傾向にあります。
また、婚約指輪は単なる装飾品ではなく、愛の証としての意味を持つこともあります。そのため、贈らなかったことが心の中で引っかかり、結婚生活に影響を及ぼす可能性も考えられます。
このようなリスクを避けるためには、事前にお互いの気持ちをしっかりと話し合うことが重要です。
婚約指輪に対する考え方や期待を共有することで、後悔の可能性を減らすことができます。お互いの意見を尊重し納得のいく形でプロポーズを進めることが、幸せな結婚生活への第一歩となるでしょう。
(2)プロポーズの華やかさを工夫する
婚約指輪を贈らない選択をした場合でも、プロポーズの瞬間を特別なものにする工夫は大切です。指輪がない分、他の要素で華やかさを演出することが求められるからです。
例えば、ロマンチックな場所を選ぶことは一つの方法です。
美しい夜景や静かなビーチ、思い出のある場所など、二人にとって特別な意味を持つ場所でのプロポーズは、心に残る瞬間を演出します。
また、プロポーズの際に手紙やメッセージカードを用意するのはいかがでしょうか。自分の気持ちを言葉にして伝えることで、より深い感動を与えることができます。
さらに、サプライズ要素を取り入れることも効果的です。友人や家族を巻き込んで、特別な演出を行うことでより一層の感動を生むことができるかもしれません。
例えば、プロポーズの瞬間を動画で撮影し、後で二人で見ることができるようにするのも素敵な思い出になります。
このように、婚約指輪がなくてもプロポーズの華やかさを工夫することで、特別な瞬間を演出することが可能です。
(3)お相手に気を遣わせていないか確認する
婚約指輪を贈らない選択をする際には、お相手に気を遣わせていないかどうかを確認することが重要です。
特に、プロポーズの際に「婚約指輪はいらない」と伝えることで、お相手がどのように感じるかを考慮する必要があるため、本当にお相手はその選択に賛同しているのか、あるいは遠慮しているだけなのかを見極めるようにしましょう。
また、婚約指輪を贈らないことに対して不安や疑問を抱いている場合は、その気持ちを率直に伝えることも大切です。
お相手がどのように感じているかを理解することで、今後の関係においてもより良い選択ができるようになります。
最終的には、お互いが納得できる形でのプロポーズや結婚のスタイルを見つけることが、幸せな未来への第一歩となるでしょう。
婚約指輪がいらないと言われる理由に関するよくある質問
ここからは、婚約指輪がいらない場合に寄せられるよくある質問について、ご紹介していきます。
Q1: 婚約指輪がいらないと言われる理由は?
経済的負担やライフスタイルの変化が理由で、婚約指輪を必要としないカップルが増加しています。高額な指輪より他の支出を優先し、日常での着用機会が少ないことも影響のひとつです。
Q2: 婚約指輪の代わりに贈る品は?
婚約指輪を選ばないカップルには、ネックレスや腕時計、家電、新婚旅行が人気の代替品です。実用性や思い出を重視し、特別な贈り物として選ばれています。
Q3: 婚約指輪なしで後悔しない方法は?
後悔しないためには、お互いの本心を話し合い、指輪以外で喜ばれる贈り物や体験を選ぶことが重要です。率直な意見交換で誤解を避けましょう。
まとめ:婚約指輪のかわりは後悔しない選択を
婚約指輪は必要ないと判断した場合でも、本当にお互いが納得しているのかしっかり話し合いをしましょう。
どちらかが、実は婚約指輪が欲しかった・贈りたかったという想いがあるとその小さなしこりはずっと残り続けます。
自分の気持ちが、決めたことに対して相違がある場合は今後よりよい関係性をパートナーを築くためにも伝えておくのがベストです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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