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妊娠中にうなぎを食べないほうがいい理由と食べるときの注意点

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    妊婦さんは、鰻やレバーを摂取しすぎないほうがいいと言われていますが、その理由をみなさんはご存知でしょうか?

    今回は、妊娠中にうなぎを食べないほうがいいと言われている理由と食べる際の注意点についてご紹介していきます。

    ご参考になれば幸いです。

    次の記事は他の妊婦さんに多く読まれている記事です。

    妊娠初期のガイド(無料ダウンロード)

    pregnancy_manual

     妊娠初期ガイドP3より

    妊娠初期に食べてはいけない物、3分で学びませんか? 初めての妊娠では、ちょっとした体調の変化などで不安になることも多いと思います。

    ・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?

    そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。

    ※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。

    1、妊娠中はうなぎを食べないほうがいい? その理由は?

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    妊婦さんがうなぎを食べすぎないほうが良いと言われている理由は、うなぎに含まれる「ビタミンAレチノール」という成分にあります。

    レチノールとは、ビタミンAを構成する成分の一つです。

    ビタミンAをとることで次のようなメリットがあります

    • 目の機能が正しく働くように整えること
    • 皮膚や粘膜の細胞を活性化し、免疫機能を高める

    しかしながらその一方で、妊娠初期の段階でのレチノールの過剰摂取は、胎児に奇形や水頭症や口蓋裂症をはじめ、耳の形成異常などの先天性異常を及ぼす可能性が高くなるリスクがあると言われています。

    身体に悪いものではないため、食べてはいけないということはありませんが、過剰摂取しないように十分な注意が必要です。

    2、どのくらいであれば妊娠中にうなぎを食べられる? 注意点は?

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    内閣府の食品安全委員会は、18歳以上の女性の1日のビタミンA摂取上限量(レチノール当量)を2,700μgREとしていますが、妊婦さんの摂取上限量は非表示としています。また、推奨量は450~700μgRE(年齢や妊娠週数によって異なる)としており、妊娠10ヶ月目の妊娠末期には510~780μgREを推奨量としています。

    また、食品100gあたりのレチノールの量は下記の通りです。

    • 鶏レバー(生) …14,000μgRE
    • 豚レバー(生) …13,000μgRE
    • 牛レバー(生) …1,100μgRE
    • あんこうの肝…8,300μgRE
    • やつめうなぎ(生)… 8,200μgRE
    • ほたるいか(ゆで)… 1,900μgRE
    • うなぎの肝…4,400μgRE
    • うなぎ(かば焼)… 1,500μgRE
    • ぎんだら(生) …1,100μgRE
    • あなご(生) …500μgRE
    • プロセスチーズ …260μgRE
    • 鶏卵全卵(ゆで) …140μgRE

    上記の表から分かるように、妊婦さんの1日のビタミンA摂取上限量は、うなぎの蒲焼きであれば3分の1から2分の1または50g程度、鶏や豚のレバーであれば、4.6〜6g程度で摂取上限量を超えてしまいます。

    妊娠中のみならず、妊娠前または出産後にもレチノールの過剰摂取は赤ちゃんにリスクをもたらすと言われています。

    妊娠を希望し、妊活中の女性も妊婦さん同様、ビタミンAレチノール摂取上限量に気をつけるようにしましょう。

    3、とくに妊娠初期はうなぎに気をつけて!

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    厚生労働省によると、妊娠前3ヶ月から妊娠初期3ヶ月までにビタミンA補給剤を1日10,000IU(3,300μg)以上継続して摂取した場合、奇形発現率の増加が認められたそうです。

    また、ボストン大学医学部のロスマン博士らが22,748人の妊婦を対象に調査した結果、1日当たり15,000IU(4,950μg)以上のビタミンAを摂取した場合、摂取量が5,000IU(1,650μg)以下の方よりも3.5倍も先天性以上が高くなったことがわかったそうです。

    これらの結果からも、特に妊娠初期のうなぎ、レバーなどのビタミンAレチノールの成分を多く含む食べ物には十分な注意が必要なことがわかります。

    4、授乳中もうなぎを食べられない?

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    授乳中は、母乳を通して赤ちゃんに悪影響を与えるということはないようです。

    しかしながら、うなぎは脂肪分が多いことから母乳が出にくくなったり、乳腺炎になる可能性を高めたり、赤ちゃんに蕁麻疹や下痢を引き起こす原因になることもあるようです。

    うなぎやレバーは栄養価も高く、出産後の女性に必要とされている成分も多く含んでいますが、産後もレチノールの過剰摂取には十分注意が必要です。

    まとめ

    今回は、妊娠中にうなぎを食べないほうがいいと言われている理由と注意点についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

    今回の記事が、ご参考になれば幸いです。

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