「婚約指輪をあげたくない」「婚約指輪って必要なの?」高いお金を出して買う意味が見出せず、出来ることなら婚約指輪なしで結婚を進めたいと思っている男性、反対に、「婚約指輪はなしで良いよね」などと言われてしまった女性もいらっしゃるのではないでしょうか?
当たり前のようで当たり前じゃない、婚約指輪の必要性について様々な考えをご紹介していきます。
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目次
1、婚約指輪をあげなかった人ってどれくらいいるの?
こちらによりますと、実際に結婚をされた方のうち、婚約指輪を含む婚約記念品がなかったという方は全体の20~35%になります。
首都圏では婚約記念品有りのご夫婦が多いものの、地方では婚約記念品無しのご夫婦は25%以上の地域がほとんどです。
(1)婚約指輪をあげなかった理由
婚約記念品がなかった理由としましては、「お金がもったいないから」「婚約指輪に意味を感じないから」「結納しなかったので必要なかった」「普段身につけるものではない」「予算がない」「相手が買ってくれなかったので」「婚約期間しか使えないから(使える期間が短いから)」と金銭的な面と使用頻度の少なさを挙げる人が多いようです。
反対に婚約記念品があった人は何を選んだかといいますと、指輪(エンゲージリング)とした人が91.2%となっていますので、ほとんどの場合、婚約記念品=婚約指輪であることが分かります。
(2)婚約指輪の代わりに何かを贈った人の割合と代替え品とは?
婚約記念品が婚約指輪でなかった場合は、ネックレス6.8%、時計2.1%、ピアス・イヤリング0.9%と割合としては少ないですが、どれも指輪同様、身につけるものであることが分かります。
2、婚約指輪をあげたくない男性の本音
(1)実際のところ結婚指輪を買う余裕がない
こちらによりますと、男性の結婚時の年齢の平均は30.1歳となっております。
30歳といえば社会に出てまだ間もなく、金銭的に余裕があるという方も少ないのではないでしょうか?
理想はもちろん、彼女が喜ぶ婚約指輪を買ってあげたいけれど、実際には厳しいお財布事情。
結婚式にお金がかかるので、泣く泣く彼女に我慢してもらうという方もいらっしゃるようです。
(2)婚約指輪なんてタンスの肥やし!勿体無いと感じる
女性は高価な婚約指輪を大切にしたい、失くしたくないという気持ちから普段はあまり着けずに、パーティーなどのイベント事、親戚の集まりなど、ここぞという時に婚約指輪を着けるという方も多いようです。
それを見たり、聞いたりしてしまうと、婚約指輪を買うのは勿体ないと感じる価値観の男性がいらっしゃってもおかしくはありません。
(3)これからかかる生活費に充てたい
結婚後の新生活のことを考えて、余裕を持っておきたいということで、婚約指輪にあまりお金をかけたくないという男性もいらっしゃいます。
これは、これから家庭を持つ男性の責任感の現れでもあるでしょう。
3、婚約指輪を購入しないことのメリットとは?
婚約指輪をあげないことによるメリットというのは先述の通り、婚約指輪にかかる費用を抑えた分の金銭的な余裕ができるということが一番大きいですね。
また、婚約指輪を検討したり、下見や試着したりするのにかかる時間を節約できるということもあります。
4、結婚指輪を購入しないことのデメリットとは?
それでは、婚約指輪をあげないことによるデメリットとはどんなものがあるでしょうか?
(1) ほとんどの女性たちは婚約指輪をもらうことを夢見ているという事実
宝飾品店のそのほとんどが女性向けであることでも分かるように、女性は着飾ることが好きな方が圧倒的に多いです。
したがって、よく著名人が結婚を報告する際に左手の婚約指輪を見せながら笑顔でインタビューを受けている場面を目にしますが、あの光景を見て、いつかは自分も結婚する時は婚約指輪を身に着けたい!と思う女性が多いというのは想像に容易いでしょう。
「婚約指輪をあげない」と言われた女性はショックを受けたり、憂鬱になったりしますでしょうし、そのような女性の夢を奪ってしまうというデメリットに繋がります。
(2) 婚約指輪をあげなかったカップルは離婚率が高いって本当?
こちらによりますと、既婚者のうち婚約指輪をもらったという方が66.8%に対して、離婚者では56.4%に止まっています。
あまり考えたくはありませんが、これは裏を返しますと、婚約指輪がなかった場合、離婚率が高くなってしまうということを示唆しています。
(3) 婚約解消をされる可能性も
”婚約指輪をどうしてもあげたくない男性”と”婚約指輪がどうしても欲しい女性”がいた場合、お互い、もしくはどちらかが歩み寄らなければ意見は平行線を辿ってしまい、喧嘩の原因にもなりかねません。
本来は幸せな婚約期間であるはずですが、こうした価値観の食い違いによって婚約解消という最悪の事態を引き起こすこともあるでしょう。
5、婚約指輪をあげることの大きなメリット
(1)女性の夢、憧れを叶えてあげられる
前述したように、女性は婚約指輪に対して大きな夢や憧れを抱いている方が多いです。
婚約指輪はそんな女性の夢や憧れを叶えてあげられるアイテムとなります。
もちろん、それが自分のお気に入りのブランドであったり、好きな形であったりすれば天にも昇るような気持ちであると思います。
仮に、100歩譲ってそれが好みのものでなかったとしても、婚約指輪があることとないことの差と比べたら些細なことになるでしょう。
夢を叶えてくれた彼への愛もより一層深まるに違いありません。
(2)離婚率を下げられると言われている
婚約指輪がないことで離婚率が上がるのであれば、必然的に婚約指輪があることで、離婚率が下げられる可能性は高くなるというメリットがあります。
ご縁あって結ばれた二人なのですから、一生を添い遂げたいものですね。
(3)いつまでも結婚した時のフレッシュな気持ちを思い出させてくれる
婚約指輪は、単なる高価な宝飾品ではなく、二人の絆を象徴するものとなります。
婚約指輪を見れば、おのずとその時の情景や気持ちに引き戻されることでしょう。
その度に幸せな気分になり、結婚をした時のフレッシュな気持ちを思い出させてくれる本当に特別で素敵な物です。
6、婚約指輪をあげたくない時の3つの解決法
(1) 高いものでなくても、状況を正直に話し予算の中で二人で選ぶ
例えば、その予算で買えない指輪を欲しい!と彼女が思っていたら、計画を立てて毎月積立をし買ってあげるというのも一つの手ですね。
また、どうしても女性は男性の懐具合を気にして「こっちでいいよ」と安い方を選んでしまいがちですが、心の中では泣いていることもあるはず・・・
自分の気持ちを素直に表現することで、後々お互い嫌な思いをせずに済みますので、勇気を出して心を向き合わせていきましょう。
(2) お互いが納得できるジュエリーショップがあるかどうか一緒に探す
相場やネットの情報を見て「婚約指輪は無理だな」と思ったとしても、すぐにあきらめてしまうのは婚約指輪をあげないことのデメリットを鑑みても非常にもったいないことです。
幸いなことに今は色々なジュエリーショップがあり、コンセプトも様々。
金額ばかりにとらわれず、二人らしい、お互いが納得できるジュエリーショップと婚約指輪を二人で根気よく探してみましょう。
きっと、この共同作業が良き思い出となり、手に入れた婚約指輪は二人にとってかけがえのないものになることでしょう。
(3) とにかく2人でとことん納得するまで話し合い、うやむやにしない
これから新生活を迎え夫婦となろうとしているカップルにとって、婚約指輪は最初の大きな買い物になることが多いでしょう。
そんな時に意見が食い違ったら、視点を変え、これからの夫婦生活を良好に進めていくための大きなチャンスと捉えましょう!
そのような場面はこれから何度も訪れることなのです。
その都度男性の言いなり、女性の言いなりになっていたのでは本当に幸せな結婚生活を送ることは難しいでしょう。
「これだけは譲れないけれど、ここは譲ってもいいかな」、などと自分の意見だけを押し通すだけではなく、相手の意見も聞き入れ、お互いに歩み寄って納得のいく着地点を決めていく姿勢こそ円満な家庭を築いて行くのに必要なことではないでしょうか?
賢く安く買う方法や購入するタイミングなどについてはのこちらの記事もお役に立てるかと思いますので、ぜひあわせてお読みください。
まとめ
いかがでしたか?「婚約指輪をあげたくない」と思っている男性は堅実でしっかりされている方なのだと思います。
お金は大切ですし、これからの生活になくてはならないものです。
しかしながら、それと同じくらい大切なものを再度見つめなおしてみてください。
お金を大切にすることで、彼女の気持ちを犠牲にしてしまうなんてことのないように、お金も彼女の気持ちもどちらも大切に出来る方法を二人で一緒に見つけてくださいね。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
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「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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