プロポーズを終えたら、いよいよ結婚式の準備です。
人生の一大イベントとも言える結婚式を最高の思い出にしたいという想いは強いものの、「どのように準備進めていけばいいのか分からない」とお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 結婚式準備のスケジュール
- 当日のスケジュール
- 結婚式終了後のスケジュール
についてご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
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目次
1、プロポーズから結婚式当日までの結婚式準備のスケジュールは?
1、プロポーズから結婚式当日までの結婚式準備のスケジュールは?
まずは、プロポーズから結婚式直前までの結婚式準備のスケジュールをご紹介していきます。
なお、チェックリストで結婚式の準備を進めたい方は「【結婚準備リスト付き】結婚に向けて準備すべき内容とスムーズに進める方法」の記事内でチェックリストをダウンロードできますので、そちらをご利用下さい。
(1)結婚式12ヶ月前に行うべき準備
ここでは結婚式の12ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①プロポーズ
「この人と結婚したい!」と思える相手にプロポーズをしましょう。もしくは女性側は交際中の相手からプロポーズを受けることが結婚式の準備のスタートです。
②婚約指輪を検討、購入する
婚約指輪の検討、購入をします。
一昔前まではプロポーズまでに用意をしておくのが一般的でしたが、現在ではプロポーズ後に二人で一緒に選ぶカップルが多くなってきているようです。
③お互いの親に挨拶をする
お互いに結婚の意思を確認することができたら、お互いの親に結婚を認めてもらうために挨拶をしに行きます。
挨拶へ行く際には以下のようなポイントに注意をしましょう。
- 訪問時の服装
- 手土産を用意する
親への挨拶のポイントについては「プロポーズされたら?その後の流れと相手の親への挨拶を成功させる方法」をご参照下さい。
④挙式を行うかどうか話し合う
挙式を行うかどうかを決めましょう。
近年では入籍のみ行うカップルや、ウェディングドレスなどの衣装を着て写真撮影のみを行うフォトウェディングも増えてきています。
⑤結婚準備で必要な費用を把握する
結婚準備で必要な費用を把握しましょう。
結婚準備で必要な費用を把握しておくことで結婚式を行うかどうか、または結婚式の規模をイメージしやすくなります。具体的には下記の通りです。
◆婚約費用について
- 結納時の会場費や食事代等
- 顔合わせ食事会
- 結婚指輪
- 結納品
- 結納金(男性側)
- 結納返し(女性側)・・・結納金の半額程度(関東)結納金の1割程度(関西)
- 婚約記念品(男性側→婚約指輪など)・・・30万円~50万円程度
- 婚約記念品(女性側)・・・5万円~30万円程度
◆挙式&披露宴での費用について
- 挙式&披露宴総額
◆お礼・心付けなどにかかる費用
- 仲人・媒酌人
- 主賓・乾杯の挨拶
- 遠方からのゲスト
- スピーチ
- 余興
- 受付・会計係
- 司会
- カメラマン
- 会場責任者
- 介添え、ヘアメイク、着付け
⑥結婚式の費用について二人の貯金以外での収入を把握する
二人の貯金以外に使用できる費用には、以下のようなものがあります。
- 挙式、結婚式までの貯金
- 両家からの援助資金
- ご祝儀の見込額
結婚式の費用について詳しくは「もっとリーズナブルに!結婚式の費用の相場と9つの節約方法」をご参照下さい。
⑦挙式を挙げる時期について話し合う
ジューンブライドと呼ばれる6月に挙式を挙げるカップルも多いイメージがありますが、実際は6月よりも雨が少ない4月、5月、9月、10月、11月が人気です。
まずは、いつごろ挙式を挙げたいかを二人で話し合った上で両家の親にも相談するようにしましょう。
⑧どんな挙式を挙げたいかを話し合う
結婚式には神前式やチャペルウェディング、ホテルウェディングやオリジナルウェディング等様々な挙式スタイルがあります。
まずはお二人でどのようなスタイルで挙式を行いたいかを話し合い、結婚式のイメージをしてみましょう。
⑨気になる結婚式会場をチェックし資料請求を行う
結婚情報誌や結婚情報サイト、結婚相談窓口等を参考に、気になる会場をチェックし資料請求をしましょう。結婚式を行う場所や理想の結婚式のスタイル等を事前に話合っておくことで条件を絞り込みやすくなります。
結婚式場の探し方について詳しくは「結婚式準備中の参考に!後悔しない結婚式場の探し方のポイント」をご参照下さい。
(2)結婚式11ヶ月前に行うべき準備
次に、結婚式の11ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①結婚式の招待客について検討する
挙式や披露宴への招待客についてまずはお二人で検討をしましょう。
近年では親族のみで挙式を行うカップルやお二人のみで挙式を行ったりと、少人数ウェディングを行うカップルも増えてきています。
まずはお二人でどのくらいの規模の結婚式を行いたいかを話し合った上で双方のご両親にも相談をするようにしましょう。
②ブライダルフェアに参加する
各会場で開催されているブライダルフェアにいくつか参加をしてみましょう。
ブライダルフェアには挙式の流れを体験できるものから披露宴での料理を試食できるもの、ドレスの試着ができるものまであるため実際に結婚式のイメージをするために重要で、大変参考になります。
ブライダルフェアについて詳しくは「ブライダルフェア|最高の結婚式をするための利用方法まとめ」をご参照下さい。
③候補の会場の中から比較、検討をする
挙式費用を始め、サービス内容やスタッフの対応、持ち込み可能な品物と持ち込み料など等も含めて候補の会場の比較検討を行いましょう。
結婚式場の選び方について詳しくは「後悔しないために!失敗しない結婚式場の選び方のポイント」をご参照下さい。
④会場を決めて正式に契約をする
会場をいくつか絞り込んだ上で正式に契約をします。
挙式の日取りが決まったらまずは会場の仮予約を行います。仮予約後再度他の会場と最終の比較をした上で正式に契約をします。
ほとんどの会場では正式に契約をする際に10万円程度の内金を支払う必要があり、これは1日後であっても原則返金はされないため慎重に契約するようにしましょう。
⑤持ち込みできるかどうか確認する
結婚式会場によって、持ち込み可能なアイテムが異なり、さらに持ち込み料金がかかる場合もあるため、事前に確認をしておきましょう。
持ち込みについて詳しくは「結婚式で賢く持ち込みするために知っておくべき5つのこと」をご参照ください。
(3)結婚式10ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の10ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
友人や知人に結婚の報告をする
友人や知人に結婚の報告を行います。
報告の際に挙式や披露宴に招待したい友人の住所や電話番号などの連絡先を確認しておくと準備をスムーズに行うことができます。
友人への結婚報告の方法について詳しくは「LINEでもOK?友人への結婚報告の方法とマナーについて」をご参照下さい。
(4)結婚式9ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の9ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①手作りアイテムの材料を調達する
ウェルカムボードや席札、席次表等のペーパーアイテムを手作りしようと考えている場合は、材料を調達し始めましょう。近年ではオリジナルウェディングを行うカップルも多く、手作りアイテムを用意するカップルも増えてきています。
ウェルカムボードを手作りする方法について詳しくは「ウェルカムボードをリーズナブルに手作りするための全手順」をご参照下さい。
②映像の演出に使用する写真を集める
プロフィール動画やエンドロール等の映像演出に使用する写真の収集を始めましょう。
映像の演出ではお二人の生い立ちから出会いについてなど、エピソードが多ければ多いほどゲストの皆さんにもわかりやすく、楽しんでもらえます。できるだけ多くの写真を集めておくといいでしょう。
結婚式の映像を自作する方法について詳しくは「感動的な結婚式のムービーを費用を抑えつつ自作するための7つの手順」をご参照下さい。
(5)結婚式8ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の8ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
二次会幹事を依頼、予算・会場を決定する
二次会の幹事を友人に依頼し、予算と会場を決定しましょう。
結婚式の二次会は会費制で行われることが多いため、会場の最低チャージをしっかりと確認した上で参加者人数を予想し仮予約を行うようにします。
(6)結婚式7ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の7ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①結婚式での衣装を試着・検討・決定する
新郎新婦の衣装については、実際に試着を行う事で自分に合ったスタイルや色、形などを把握する事ができます。
新郎新婦のお二人で同時に試着をする事でお二人の衣装のバランス等も確認することができます。
②衣装に合わせる小物を検討・決定する
小物やアクセサリーは新郎新婦の印象を決める重要なアイテムです。
お二人が着用する小物とヘアスタイル、結婚式全体のイメージカラーやコンセプトとのバランスも考えて選ぶようにしましょう。
③ヘアメイクのイメージを検討・決定する
Webサイトや結婚情報誌等を参考にヘアメイクのイメージを検索してみましょう。気に入ったヘアメイクの画像は保存しておき、スタイリストさんに相談しながら検討・決定をしましょう。
ヘアメイクについて詳しくは「花嫁が結婚式で理想のヘアメイクを実現するために知っておくべきこと」をご参照下さい。
④ブライダルインナーを試着してみる
新婦は結婚式の衣装をより美しく着こなすために専用のインナーを着用します。
ブライダルインナーにはドレスの形にあった異なるスタイルのものがあるため、専門スタッフに確認してもらいながら試着をするようにしましょう。
⑤ブーケ、ブーケトニアのイメージを考える
結婚式での衣装を決定したらブーケ、ブートニアのイメージを考えます。
各挙式場、披露宴会場にはフラワーコーディネーターというお花のプロがいるものです。結婚式のテーマや衣装、会場にあったアレンジをしてもらえるように写真を見せながら相談をするようにしましょう。
結婚式のブーケについて詳しくは「結婚式のブーケを選ぶ際に知っておきたい4つのこと」をご参照下さい。
⑥結婚指輪の検討・購入をする
結婚指輪は自分に合ったサイズやお気に入りのカラーが店頭にない場合、手元に届くまで2ヶ月~3ヶ月かかる場合があります。余裕を持って検討・購入をするようにしましょう。
結婚指輪について詳しくは「幸せな結婚生活を送るために!結婚指輪の相場と選び方」をご参照下さい。
⑦ブライダルエステの計画を立てる
結婚式での衣装は露出が多いため、現在では約9割の新婦さんが事前にブライダルエステを利用しているようです。
人生において一大イベントである結婚式の日により美しい姿を披露するためにも、ブライダルエステの計画を立てておくようにしましょう。
ブライダルエステについて詳しくは「ブライダルエステの相場と得する方法として知っておくべき5つのこと」をご参照下さい。
(7)結婚式6ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の6ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①招待客をリストアップして決定する
挙式や披露宴に招待したい招待客を新郎新婦との間柄別にリストアップし、決定しましょう。
招待客は主賓と必ず招待したい人を中心にリストアップするようにし、両親にも相談するようにしましょう。
招待客の選び方について詳しくは「最高のゲストと結婚式を!結婚式の招待客の選び方について知っておきたい5つのこと」をご参照ください。
②招待客に出席してもらえるかどうか事前に確認をする
招待客に招待状を送るにあたり、挙式や披露宴に出席してもらえるかどうか事前の確認を行います。
遠方から足を運んで頂くゲストへ出席の依頼をする際には「交通費と宿泊費をご用意させて頂きますので、是非お越し下さい。」と一言添えるようにしましょう。
③招待客の住所録を作成する
招待客の住所録を作成する際にゲストの名前に誤字脱字がないかどうか、職場の方の役職に変わりがないかどうかを確認するようにします。
④手作りアイテムの作成を開始する
ウェルカムボードや席札、席次表とペーパーアイテム等を手作りする場合は作成を開始しましょう。
ウェルカムボード、リングピロー、その他ペーパーアイテムに決まりはないため、手作りしても業者に依頼をしてもOKです。
手作りをする際はデザインを統一し、更に見た目が安っぽくなりすぎないように気をつけましょう。
(8)結婚式5ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の5ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①ブライダルエステを開始する
結婚式当日をより美しい姿でむかえるためにもブライダルエステを開始しましょう。
普段利用しているサロン、もしくはブライダルエステのサービスを行っているサロンを比較検討した後に利用する事をおすすめします。
②招待客に披露宴でのスピーチや余興等の依頼をする
主賓の挨拶や乾杯、披露宴の受付や余興等の依頼をゲストにします。
受付終了後の御祝儀袋の管理はご親族の方にお願いするようにするのが一般的です。
(9)結婚式4ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の4ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①招待状を発注もしくは手作りする
招待状の発注もしくは手作りをします。
近年ではオリジナルウェディングを行うカップルが増えてきていることから、豊富にある手作りキットやパソコンソフトを利用して招待状を手作りするカップルも多くなってきています。
時間に余裕がない場合やプロにお任せしたい方は、特にゲストの名前に誤字脱字がないかどうかしっかりと確認をした上で発注するようにしましょう。
招待状を作成する際のポイントについて詳しくは「ゲストに喜ばれる結婚式の招待状を作成するための手順まとめ」をご参照ください。
②二次会の招待者リストを作成する
結婚式の二次会は挙式や披露宴よりもカジュアルなパーティーです。
挙式や披露宴に招待することのできなかった友人も含めて幅広く招待できるよう、二次会の招待者リストを作成しましょう。
(10)結婚式3ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の3ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①招待状の封筒に宛名を書く
招待状の封筒には直筆で宛名を書くとより丁寧であるとされています。自分で書く余裕や自信がない場合は、筆耕業者にお願いしてもOKです。
宛名を書く際の注意点について詳しくは「結婚式の招待状を送る際の宛名の書き方で注意すべきこと」をご参照ください。
②返信日を決めて招待状を発送する
招待客の名前に誤字脱字がないかどうかを念入りに確認した上で発送をします。
結婚式の招待状を送る際には慶事用切手を使用するようにするのがマナーです。
③二次会の案内状を作成と発送(二次会の幹事と協力して)
二次会の会場や予算を決定したら、二次会の幹事と協力をして案内状を作成、発送します。
近年ではスマートフォンのアプリで招待状を作成、発送できるサービスも増えてきているため、そのようなサービスを利用すると参加者の人数確認をよりスムーズに行うことができます。
④引き出物・引き菓子の決定と発注
結婚式の披露宴でゲストから頂戴するご祝儀のお返しとして引き出物と引き菓子を検討、決定、発注します。
ゲストとの間柄によって引き出物を分けるケースもありますが、一人分の料理代の3分の1程度を目安に用意をするといいとされています。
引き出物について詳しくは「結婚式の引き出物の金額の相場とオススメの引き出物」をご参照ください。
⑤結婚式で流す映像の制作を依頼、または作成を開始する
結婚式の披露宴や二次会等の映像演出の際に使用する映像の制作を依頼、もしくは作成するかを検討、決定し発注または作成を開始します。
映像を作成するためのソフトを利用して自分で作成もできますし、プロに頼むことでより本格的な映像を作成することもできます。
映像制作について詳しくは「感動的な結婚式のムービーを費用を抑えつつ自作するための7つの手順」をご参照ください。
⑥会場装花やブーケ、ブーケトニアを決定する
結婚式のテーマとテーマカラーを決めた上でメインテーブルとゲストテーブルを中心にどの様なイメージに演出したいかをコーディネーターに相談、決定します。
費用を少しでも抑えたい方は、結婚式を行う季節に合わせて装花のコーディネートをすると費用も抑えることができおすすめです。
結婚式場の装花について詳しくは、「結婚式・装花の金額の相場とデザイン・コーディネート事例10選」をご参照下さい。
⑦テーブルコーディネートを決定する
会場装花に合わせてテーブルクロスの色やセッティングを検討、決定します。
インターネットや結婚情報誌を利用してどの様なテーマやイメージにしたいのかを調べておくと、スムーズに準備を進めることができます。
⑧BGMの選曲と決定
結婚式の披露宴においてBGMは、シーンごとのイメージや雰囲気を演出する上で重要な要素になります。
それぞれのシーンでどの様な演出にしたいかをしっかりとイメージした上で選曲をすると、曲を絞りやすくなります。
結婚式でのBGMの選び方とおすすめBGMについて詳しくは「結婚式・披露宴のBGMの選び方とおすすめの曲27選 」をご参照下さい。
(11)結婚式2ヶ月前に行うべき準備
ここでは、結婚式の2ヶ月前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①招待客の出席確認・席次を決める
招待客からの返事を確認しながら披露宴への出席者の人数を確認し、席次を決めます。
席次の決め方やマナーについて詳しくは「結婚式・披露宴の席次表を手作りするための全手順」をご参照下さい。
②ペーパーアイテムの検討と決定
サンキューカードやメニュー表、席札に席次表、プロフィールやパンフレット等のペーパーアイテムのデザインの検討と発注、もしくは作成を開始します。
席次表を作成するにあたり、ゲストの名前に誤字脱字がないか、役職に変わりがないか直前までチェック、確認をするようにしましょう。
③お車代(交通チケットや宿泊代等)が必要なゲストの確認
遠方からお越し頂くゲストの方には事前に都合のいい時間帯を確認した上で、交通チケットや宿泊の手配を行います。お車代の相場について詳しくは「結婚式のお車代の相場と渡す際のマナー」をご参照下さい。
④演出やプログラムの検討と決定
披露宴の具体的な流れと演出を検討、決定します。
近年ではオリジナルウェディングを行うカップルも増えてきているため、プログラムの内容や演出方法の種類も増えてきていますが、披露宴はゲストの皆様をおもてなしするためのものです。
ゲストの方に喜んでもらえる内容にするためにも、プランナーさんに相談しながら検討、決定するようにしましょう。
⑤料理・ドリンク・ウェディングケーキの決定
披露宴に出席して頂いたゲストの皆さんに振舞う料理・ドリンク・ウェディングケーキの検討、決定をします。
披露宴には幅広い年齢の方がいらっしゃるため、料理の味はもちろん、見た目や食べやすさ、ボリュームや値段をしっかりとチェックした上で決定するようにしましょう。
一昔前まではケーキ入刀の演出を行うためにイミテーションケーキを使用するカップルが多くいましたが、近年ではケーキ入刀後にウェディングケーキをみんなで切り分けて食べるケースも多くなってきています。
ウェディングケーキのデザインもまた、インターネットや結婚情報誌を参考にイメージしておくといいでしょう。
ウェディングケーキのデザインについて詳しくは「ゲストも喜ぶウェディングケーキのデザイン40選」をご参照ください。
⑥披露宴で両親に贈呈する品物の決定
結婚式の醍醐味といっても過言ではないのが、披露宴で両親への感謝の気持ちを込めて記念品を贈呈するシーンです。
花嫁の手紙が朗読された後に花束を贈呈するのが一般的ですが、新郎新婦のお二人からのオリジナル記念品を贈呈するのも双方にとって素敵な思い出になります。
(12)結婚式1ヶ月前から結婚式直前に行うべき準備
ここでは、結婚式の1ヶ月前から結婚式直前に行うべき準備についてご紹介していきます。
①司会者と打ち合わせをする
結婚式当日の司会担当者と打ち合わせを行います。
結婚式の進行は司会者のテクニックにかかっているため、経験豊富な司会者に司会を依頼することをおすすめします。
司会者には新郎新婦やお二人について少しでも理解を深めてもらうためにもより多くのコミュニケーションを取っておくといいでしょう。
②ウェディングプランナーと最終確認をする
結婚式に1週間程前に担当のウェディングプランナーと当日の流れや、持ち込み品の搬入日や方法等の最終打ち合わせを行います。
会場によっては最終打ち合わせの際に支払いを済ませる必要がある場合もあるため、事前にチェックしておくようにしましょう。
③衣装の最終フィッティングとメイクのリハーサルを行う
新郎新婦ともに結婚式当日の衣装の最終フィッティングを行います。
最終フィッティングの際には、新郎新婦お二人のトータルコーディネートのバランスが取れているか、会場装花と衣装コーディネートとのバランスバランスはどうかなどをイメージしておくことも重要です。
④ウェディングネイル・シェービングをする
新婦はウェディングネイル、シェービング等のお手入れをします。
結婚式では指輪の交換の際に手元が撮影されることもあるため、ネイルをしておくことでより華やかに綺麗な手元を演出する事ができます。
また、結婚式での衣装は腕や背中等の露出が多いため、挙式の2日~3日前にシェービングをしておくことをおすすめします。
⑤親族の衣装レンタルが必要な場合は手配をする
両親の衣装は和装、洋装どちらでもOKですが、両家の服装を揃えておくと統一感があります。両家父親はモーニング、母親は和装というスタイルが多いようです。
⑥花嫁の手紙・新郎の謝辞を用意する
花嫁の手紙では今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちと、新郎側のご両親に向けてご挨拶を伝えられるように心がけましょう。
新郎謝辞では披露宴に出席してくださったゲストの方々と今までお世話になった方々への感謝の気持ちを、ゆっくりとした口調で2分程度伝えられるようにまとめます。
花嫁の手紙について詳しくは「「花嫁の手紙」の手紙を感動で締めくくる結びの例文と書き方」をご参照下さい。
⑦スピーチなどを依頼したゲストへのご挨拶をする
披露宴でのスピーチや乾杯の挨拶、余興や受付を依頼したゲストへ最終確認の意味も含めてご挨拶をするようにしましょう。
尚、披露宴での出番のタイミングについて、事前に知らせておくとより丁寧です。
⑧お礼やお車代、心付けの用意、手配をする
遠方から足を運んで下さったゲストの方々へのお車代や披露宴で受付やスピーチを依頼した方々、またヘアメイクさんやカメラさんなど、お世話になった方々へ心付けを用意、手配しておきます。
お車代や心付けを渡す方の名前は事前に確認しておき、渡すタイミングについてはプランナーさんやご両親に相談をした上で両親や受付担当者に事前にお願いをしておきましょう。
お車代について詳しくは「結婚式のお車代の相場と渡す際のマナー」をご参照下さい。
⑨二次会の内容と段取りを会場側と一緒に検討、決定する(二次会幹事同席または幹事のみ)
二次会の会場担当者と一緒に当日の内容と段取りを検討、決定をしましょう。
二次会での演出や内容を事前に二次会幹事と話し合っておくことでイメージしやすく、会場担当者との話もスムーズに行うことができます。
二次会の幹事を担当してくれる方には「突然結婚式の二次会の幹事に抜擢された時のために知っておきたい17のこと」を読んでもらってもよいでしょう。
⑩ゲームの景品やプチギフト等を検討、購入する
二次会幹事と相談し、ゲームの景品やプチギフトを検討、購入します。
会場担当者にいつ荷物の搬入をしていいのかを事前に確認しておきましょう。
二次会の景品については「結婚式・二次会での景品の選び方とおすすめ景品16選」を、結婚式のプチギフトについては「新郎新婦必見!結婚式でオススメのプチギフト20選」をご参照下さい。
2、結婚式当日のスケジュールは?
ここでは、結婚式当日の新郎新婦のスケジュールをご紹介していきます。
(1)挙式3~2時間前に行うべき内容
①新郎新婦挙式会場入り
新郎新婦は挙式の3時間~2時間前までに挙式会場に到着しておくようにしましょう。
また会場到着時、新婦はメイクはせず、新郎新婦ともにスタイリング剤等もつけないようにします。事前にヘアメイクさんに当日の注意事項を聞いておくと当日スムーズです。
②着付け・ヘアメイク開始
新郎新婦ともに着付け・ヘアメイクを開始します。
新郎は挙式の約2時間前、新婦は挙式の1時間半~1時間前を目安に支度を完了させるようにしましょう。
(2)挙式約2時間前に行うべき内容
新郎支度完了
新郎は挙式の約2時間前までに身支度を完了させましょう。
身支度が完了後は当日の欠席者等の変更事項を会場担当者に伝えるなど、挙式に向けて最終調整を行います。
(3)挙式1時間半前~1時間前に行うべき内容
①新婦支度完了
新婦は挙式の1時間半~1時間前までに身支度を完了させます。
身支度が完了後はオーダーブーケの確認や、当日の持ち込み品の最終確認を行います。
②親族紹介、主賓挨拶等
新郎新婦の支度が完了次第、お互いの親族を紹介し合いましょう。
また、主賓などに挨拶を行います。
ほとんどの挙式会場では親族控室が別で設けられているため、挙式前に招待客に衣装を見られてしまうことも避けることができます。
(4)挙式の30分~15分前に行うべき内容
①挙式リハーサル
挙式の約30分前には挙式リハーサルを行います。
挙式でのリハーサルにはご両親も一緒に参加する場合もあります。
②集合写真撮影
新郎新婦と親族で集合写真を撮影します。
会場によっては挙式終了後、披露宴前に写真撮影を行うところもあるようです。
(5)挙式15分前に行うべき内容
新郎新婦控え室にて待機
新郎新婦は控え室にて待機します。
このタイミングで新婦のお化粧直しやトイレを済ませておくようにしましょう。
(6)挙式
当初の予定に従い、キリスト教式、神前式、人前式等を行います。
(7)挙式後披露宴開演前に行うべき内容
①招待客とスナップ撮影
挙式終了後、招待客とスナップ写真の撮影を行います。
各会場の内容やプログラムによっては写真撮影を行う時間がない場合もありますので、事前に会場側に確認しておきましょう。
②祝電の確認と披露宴にて披露するものを確認
新郎新婦の控え室にて、祝電の確認と披露宴にて披露するものを選択します。
(8)披露宴
2時間~2時間半をかけて披露宴を行います。
お色直しをする場合は、1時間~1時間半前を目安にお色直しを行います。
披露宴での注意事項については事前に会場担当者に確認をしておきましょう。
(9)披露宴終了後に行うべき内容
①列席者のお見送り
披露宴終了後は列席者のお見送りをします。
この際にプチギフトを手渡すのが一般的です。
結婚式のプチギフトについて詳しくは「新郎新婦必見!結婚式でオススメのプチギフト20選」をご参照ください。
②主賓、媒酌人にお礼をしてお見送りを行う
主賓、媒酌人がいる場合はお礼をしてお見送りを行います。
③招待客とスナップ写真撮影
時間に少し余裕がある場合は招待客とスナップ写真撮影を行います。
お見送りの際に順番に撮影をしていくのが一般的な流れになります。
④ご祝儀を受け取る
両親、またはご祝儀の管理をお願いしていた親族からご祝儀を受け取ります。
当日、支払いの追加分がある場合はこのタイミングで支払いも済ませるようにしましょう。
⑤挙式、披露宴関係者にお礼
列席者のお見送り、支払い等が全て完了したら、挙式、披露宴関係者の方々にお礼をします。
準備から当日まで一緒に用意をしてきてくれたウェディングプランナーさんには、特に厚くお礼をするようにしましょう。
⑥二次会への準備
新郎新婦は二次会への準備を行います。
レンタル衣装や小物等、挙式会場へ返却する必要のあるものがあれば返却をし、忘れものが内容にしましょう。
3、結婚式終了後のスケジュールは?
次は、結婚式終了後のスケジュールについてご紹介していきます。
(1)仲人や主賓、乾杯の挨拶を依頼した招待客にお礼の電話をする
結婚式終了後10日以内に仲人や主賓、乾杯の挨拶を依頼した招待客などにお礼の電話をするようにします。
結婚式終了後すぐにハネムーンへ行くカップルは出発前にお礼のハガキを投函するか、両親に投函してもらえるように頼んでおきましょう。すぐにお礼をしておくべき招待客は下記のとおりです。
- 仲人、媒酌人をお願いした方
- 主賓、乾杯の挨拶をお願いした方
- 披露宴の際に祝電を頂いた方(結婚式終了後すぐにハネムーンへ行くカップルは、帰国後なるべく早く)
- 挙式、披露宴会場のスタッフ(ハネムーン後に結婚報告ハガキやお土産を渡してもOK)
(2)受付や余興を依頼した友人にお礼の電話をする
披露宴の際の受付や余興を依頼した友人にもお礼の電話をするようにしましょう。
SNSやスマートフォンのアプリを使ってお礼をするのではなく、しっかりと電話でお礼をするようにするとより丁寧です。
(3)二次会の幹事を依頼した友人にお礼の電話をする
二次会の幹事を依頼した友人にもお礼の電話をしましょう。二次会の幹事には準備の段階からお世話になっているため、より丁寧な対応で感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
(4)結婚式でお世話になった方々にハネムーンのお土産をお渡しする
結婚式終了後すぐにハネムーンへ行く場合は、結婚式でお世話になった方々へお土産を購入し、お渡しするようにしましょう。
ハネムーン先でのお土産リストは事前に作成をしておき、買い忘れのないように注意をしましょう。
(5)結婚報告ハガキの作成と発送
挙式や披露宴に招待することのできなかった友人や知人も含めて、結婚報告のハガキの作成、発送をします。
披露宴や二次会に出席してくださった招待客へは、直筆で一言お礼のメッセージを追記しておくとより丁寧です。
結婚報告のハガキを送る相手を事前にリストアップしておくと、スムーズに発送する事ができます。
(6)内祝い・お祝い返しを贈る
親族から高額のご祝儀を頂いた場合や、当日ご招待できなかったのにも関わらずお祝いを頂いた方へは結婚式終了後1ヶ月以内に内祝い・またはお祝い返しを贈るようにします。
内祝いやお祝い返しは直接会って手渡しするのが一般的ですが、相手が遠方にいらっしゃる場合は新郎新婦お二人からのお礼状を添えて頂いた半額程度の品を贈るようにするのが一般的です。
4、結婚式は準備から当日までで終了ではありません!
新郎新婦のお二人の結婚を祝福してくれた方や、当日お世話になった方々へ感謝の気持ちをしっかりと伝えお礼をするまでが結婚式です。
当日の余韻に浸ってお世話になった方々へのお礼をし忘れたり遅くなったりしないように、十分に気をつけましょう。
まとめ
今回は結婚式準備のスケジュールから結婚式終了後のスケジュールについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
結婚式は新郎新婦のお二人にとっても、ご家族にとっても一生思い出に残る大切なイベントです。最高の1日になるよう、万全の準備をした上で臨みたいですね。
今回の内容がゲストの皆様に喜んでもらえる結婚式のご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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