結婚に必要な指輪と言えば婚約指輪と結婚指輪ですが、この2つの指輪の違いについて、よくご存じない男性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、婚約指輪と結婚指輪の違いについて最新のカップル事情を踏まえて、予算、デザイン、材質、購入タイミングなど、あらゆる方向からご紹介します。
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目次
1、婚約指輪と結婚指輪の違い
(1)婚約指輪とは
婚約指輪は、婚約期間中に花嫁が身につける指輪です。エンゲージリングとも呼ばれており、ダイヤモンドや花嫁の誕生石がついた指輪が一般的です。男性が女性にプロポーズする際に渡したり、結納や親族食事会で結納品の一つとして両家にお披露目されたりします。
(2)結婚指輪とは
結婚指輪はマリッジリングとも呼ばれており、結婚した夫婦がそれぞれ日常的に身につける指輪です。シンプルで飽きのこないデザインを選ばれる方が多く、結婚式では指輪の交換の儀式の際に必要となります。
(3)購入にかかる費用の違い
婚約指輪にかかる費用は、「30~40万円未満」が31.4%で最も高く、次いで「20~30万円未満」 が17.7%、「50~60万円未満」が15.9%で続きます。平均は43.3万円となっています。
昔は、男性の給料の3ヶ月分が相場などと言われましたが、最近では結婚指輪や結婚式の費用、新生活に必要なその他の費用などに充てたいと考える新郎新婦も多く、ここ数年は婚約指輪にかける費用は減少傾向にあります。
2019年のコロナ禍は特に、婚約指輪にかける金額が36.8万円まで減少していました。
一方、2人分の結婚指輪の購入金額を尋ねたところ、「20~25万円未満」24.5%で最も高く、次いで「25~30万円未満」が18.6%、「30~35万円未満」が16.1%、「15~20万円未満」が9%と続きます。平均は 30.8万円となっています。
結婚指輪は夫婦でブランドを揃えて購入する方も多く、日常的に身につけるものであることから、最近では婚約指輪の費用を抑えてでも良いものを買いたいという方が増えています。
しかし、ダイヤモンドなどの宝石が付いている婚約指輪の方が結婚指輪よりも価格が高くなる傾向にあります。
(4)デザインの違い
婚約指輪はダイヤモンドや誕生石が使われており、婚約の証として両家や世間にお披露目するものなので、華やかで立体的なデザインになっています。
婚約指輪のデザインについては「婚約指輪の人気デザインランキングと指輪の選び方・見極め方」で詳しく解説しています。
一方、結婚指輪は日常的に身につけ、結婚していることの証明になるものなので、石が付いていないシンプルで飽きのこないデザインのリングか、石が付いていても仕事や家事の邪魔にならないくらいの小さいものがあしらわれたデザインが多いようです。
結婚指輪のデザインについては「結婚指輪のデザインと選び方|絶対購入前に知ってほしい4つのこと」で詳しく解説しています
(5)材質の違い
今も昔も、婚約指輪や結婚指輪と言えば材質はプラチナが定番です。
しかし中には、婚約指輪はオーソドックスなプラチナが良いけれど、結婚指輪は個性的な材質が良いなど、ファッション性を求めて結婚指輪はゴールドやピンクゴールドを選ぶ方もいます。
最近では、「パーソナルカラー診断」で自分の肌色にあった素材が良い!という方も少なくありません。
また、軽量なパラジウム、丈夫で金属アレルギーを起こしにくいチタン、錆びにくく丈夫なジルコニウムなどの素材を選ばれ実用性を重視する方も増えてきています。
さらに、「婚約指輪は給与の3ヶ月分」、「婚約指輪の価格>結婚指輪の価格」の概念を打ち破る「婚約指輪はいらない派」や「婚約指輪よりも結婚指輪にお金をかけたい派」の女性も増えつつあるので、指輪を準備する前にプロポーズするか、それとなく普段から彼女にリサーチしておくのがおすすめです。
ご自身の肌色にあった素材を知りたい方は、こちらの記事もぜひ合わせてお読みください!
(6)購入タイミングの違い
婚約指輪と結婚指輪には、購入検討時期、購入タイミングにも違いがあります。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」の回答を見ると、婚約指輪は平均で挙式の15.4ヶ月前から検討し始め、14.0ヶ月前 に決定しているようです。
結婚指輪は、平均で挙式の12.5ヶ月前から検討し始め、11.2ヶ月前に 決定していることがわかりました。
この調査結果から、婚約指輪を購入し、結婚が本決まりになった段階で式場を押さえ、結婚式の準備をしながら式の1年弱前には結婚指輪を選ぶという流れで行動するカップルが多いと推測できます。
(7)身につける時期やシチュエーションの違い
婚約指輪と結婚指輪には、身につける時期やシチュエーションにも違いがあります。
①婚約指輪を身につける時期やシチュエーション
婚約指輪は、男性から指輪を贈られた日から結婚式の前日まで、つまり婚約期間中に身につける指輪です。華やかで立体的なデザインが特徴のものが多いため、仕事や家事には向きません。そうなると、婚約指輪を身につける機会はあまりないように思われますが、結婚式に招待された際や、パーティーなどのフォーマルなシーンにはふさわしいので、結婚指輪と重ねづけして使うのがおすすめです。
②結婚指輪を身につける時期やシチュエーション
結婚指輪がはじめて必要になるのは結婚式の挙式で指輪の交換を行う場合です。
それ以降は、結婚した翌日から日常的に身につけるのが一般的とされています。
まとめ
いかがでしたか。今回は、婚約指輪と結婚指輪の違いについてご紹介しました。この記事が、これから指輪の購入をされる新郎新婦のお二人や、プロポーズ予定の男性のご参考になれば幸いです。
この記事がお二人の指輪選びのご参考になれば幸いです。
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「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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