

160年以上の歴史を持つフランスパリの老舗ブランド「BOUCHERON(ブシュロン)」
有名なブランドでありながらも、日本では未だ情報が少なく、ブシュロンについてあまりご存じでないという方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、ブシュロンの魅力とおすすめ婚約指輪10選、ブシュロンの婚約指輪を実際に購入された先輩カップルの口コミについてなど詳しくご紹介していきます。
婚約指輪の購入をご検討する際のご参考になれば幸いです。

目次
1、ブシュロンとは?
ブシュロンは、繊維商の一家に生まれた宝石技師のフレデリック・ブシュロンが1858年にパリにて創業したジュエリーブランドです。中心とする商品はハイジュエリーですが、時計や香水など幅広く商品展開をしています。
創業当初は、現在のアパートメントでのプライベートサロンでの販売が主流でしたが、1893年にパリのヴァンドーム広場の26番地にブティックを構えることを決意。当時は貴族たちの館がナポレオンの凱旋記念柱を取り囲む静かなエリアであった26番地で最初の現代的ジュエラーとして注目されるようになりました。
以降、ヴァンドーム広場にちなんだアイテムをデザイン、発表するなどして160年以上の歴史を持つブシュロンは、世界中の多くの貴族やセレブの間で長きに渡り愛用されているブランドです。
2、ブシュロンの婚約指輪の価格帯と相場とは?
ブシュロンの婚約指輪の価格相場は、60万程度と言われています。リーズナブルな価格のもので20万円前後、高価なものだと200万前後になるものもあります。
ブシュロンはダイヤモンドをはじめとするゴールドやプラチナなどの素材へのこだわりがとても強く、独自の基準を設けて品質の良いものを厳選しているそうです。
他のブランドと比較をすると価格帯は高めですが、「ブシュロンのダイヤモンドは輝きが違う」と言われるほど高い評価を得ています。
3、ブシュロンの持つこだわり「透明性」
出典:ブシュロン
ブシュロンは、2006年から「Responsible Jewelry Council(RJC:責任ある宝飾のための協議会)」のメンバーとなり、率先して国際的行動基盤となるように努めているそうです。
RJCとは、ダイヤモンド、ゴールド、プラチナなどの貴金属ジュエリーのサプライチェーン全体を通して、倫理的責任、人権、社会的活動、環境保全活動を推進するための基準を設定する団体です。
ここでは、RJCのメンバーであるブシュロンのこだわりについてご紹介していきます。
(1)ゴールドへのこだわり
ブシュロンでは、適切な労働条件、人権、環境基準が守られた「フェアマインド」認証を受けた鉱山から採掘されたゴールドを採用しています。
大切なジュエリーに使用する素材に適正な方法で採掘、取引された素材のみを採用することで、透明性を似て、倫理、環境、社会的行動模範となるよう努めています。
(2)ダイヤモンドへのこだわり
ブシュロンが採用するダイヤモンドは、キンバリー・プロセスを尊守しています。
キンバリー・プロセスでは、厳格な取引規則を設けて、ダイヤモンドの不正取引がゲリラの資金源になっている地域との取引を禁じています。
採掘、取引、仕入れのすべての工程において、不正のないダイヤモンドのみを採用しています。
4、ブシュロンの婚約指輪10選
出典:ブシュロン
ここでは、ブシュロンの厳選婚約指輪10選をご紹介していきます。
(1)ファセット( プラチナ ソリテール リング)
出典:ブシュロン/ファセット
〔特徴〕
ブシュロンを特徴とするファセットのモチーフは、ダイヤモンドのファセットカットをイメージしてデザインされた婚約指輪です。
無数の光を集めて反射する幾何学的なファセットをモチーフとしたアームとラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの輝きが調和されたデザインです。
〔価格〕
¥305,000〜(Fup VVS1-2 / 0.2カラット)
〔素材〕
プラチナ
(2)ファセット(ピンクゴールド ソリテール リング)
〔特徴〕
ブシュロンを代表とするファセットコレクションのピンクゴールド素材の婚約指輪です。
肌馴染みのいいピンクゴールドが手元をより女性らしく演出してくれます。
〔価格〕
¥262,000〜(Fup VVS1-2 / 0.2カラット)
〔素材〕
K 18ピンクゴールド
(3)ポン ドゥ パリ ソリテール リング
出典:ブシュロン/ポンドゥパリ
〔特徴〕
愛の街とも呼ばれるパリをモチーフにデザインされた婚約指輪。
センターストーンのサイドにセッティングされた56個のパヴェダイヤがセンターストーンを引き立て、上品な印象のデザインです。
〔価格〕
¥820,000〜(Fup VVS1-2 / 0.32カラット)
〔素材〕
プラチナ
(4)クル ド パリ ソリテール リング
出典:ブシュロン/クルドパリ
〔特徴〕
ヴァンドーム広場の美しい石畳からインスピレーションを受けてデザインされ、17世紀から続く伝統的なデザインの婚約指輪です。
熟練の職人によってピラミッド状に彫刻されたアーム部分が光を反射し、ダイヤモンドをより一層輝かせてくれます。
〔価格〕
¥305,000〜(Fup VVS1-2 / 0.2カラット)
〔素材〕
プラチナ(イエローゴールドを使用したデザインもあり)
(5)キャトル ラディアント
〔特徴〕
「光」がテーマのコレクション。
パリのオートクチュールと、繊維業を営んでいた創業者フレデリック・ブシュロンの祖先を象徴するうねりのある平織りの織物であるグログランをモチーフに、ダイヤモンドが組み合わされたデザインの婚約指輪。
ミラーセッティングされたダイヤモンドと二層の美しいコンビネーションが特徴です。
〔価格〕
¥820,000 〜(センターストーン 0.20カラット/パヴェダイヤ24個計 0.18カラット)
〔素材〕
18Kイエローゴールド&18Kホワイトゴースト
(6)ビーラブド ソリテールリング
〔特徴〕
4つ爪のセッティングがダイヤモンドの輝きを際立たせ、上品なプラチナアームがシンプルかつエレガントな印象のソリテールリングです。
〔価格〕
¥287,000〜(Fup VVS1-2 / 0.20カラット)
〔素材〕
プラチナ
(7)ミニ ビーラブドソリテールリング パヴェ
〔特徴〕
華奢でシンプルなアームにセットされたパヴェ ダイヤモンドが、センターストーンの輝きを引き立てます。
〔価格〕
¥427,000〜(Fup VVS1-2 / 0.20カラット / ラウンドダイヤモンド26個 計0.15カラット)
〔素材〕
プラチナ
(8)ビーラブド プラチナ ソリテール リング
〔特徴〕
4つ爪のセッティングがダイヤモンドの輝きを際立たせ、上品なプラチナアームがシンプルかつエレガントな印象のソリテールリングのアーム部分にパヴェダイヤがセッティングされたデザインです。
パヴェダイヤモンドは、鼓動をし続ける恋心を表現しているそうです。
パヴェダイヤは、アーム部分に埋め込まれているため、普段使いでも安心して着用できます。
〔価格〕
¥436,000〜(センターストーン Fup VVS1-2 / 0.20カラット/パヴェダイヤ16個計 0.14カラット)
〔素材〕
プラチナ
(9)ピヴォワンヌ
出典:ブシュロン/ピヴォワンヌ
〔特徴〕
シャクヤクの花をモチーフにデザインされた上品かつフェミニンな印象の婚約指輪。
立体的で柔らかい印象の花びらは、同時に結び目も意味し、永遠に結ばれる2人の絆を象徴するデザインになっています。
〔価格〕
¥730,000〜(センターストーン 0.20カラット/パヴェダイヤ44個計 0.57カラット)
〔素材〕
ホワイトゴールド
(10)アバ ロンド
出典:ブシュロン/アバロンド
〔特徴〕
品格と強さを併せ持つエレガントな女性を象徴してデザインされたアバコレクション。
パヴェダイヤに囲まれたセンターストーンが宙に浮かぶようにセッティングされたデザインは、センターストーンとパヴェダイヤの間の透かしが肌を美しく見せてくれます。
〔価格〕
¥580,000〜(センターストーン Fup VVS1-2 / 0.20カラット/パヴェダイヤ42個計 0.33カラット)
〔素材〕
18Kホワイトゴールド
5、ブシュロンの婚約指輪を購入した人の口コミ
他のブランドとは違い、落ち着いた趣で流行に流されないデザインが印象的でした。
商品の種類は他社ブランドに比べて多くありませんが、私好みのデザインに巡り会えたことと、フランスの老舗高級ブランドという肩書きにも惹かれたのが決め手となりました。
他の人と被らない自分らしい婚約指輪と出会えたことがとても嬉しいです。周りの人と差をつけたい!という方におすすめのブランドです。
出典:http://www.route-engagement.com/voice/boucheron.html
他社ブランドとは違ったシンプルな輝きに魅力を感じ、ブシュロンの婚約指輪の購入を決めました。主張しすぎない控えめなデザインだからこそ、飽きることなくずっと身に付けることができると感じました。
また、リングの太さが男性用と女性用と2種類あることから、妻と2人でお揃いのデザインを選ぶことができることも魅力的だと感じました。
カジュアルな服装にも似合うデザインであるため、どんな服装にも合わせやすいデザインであることも嬉しいポイントです。
出典:http://www.route-engagement.com/voice/boucheron.html
いくつもの種類の婚約指輪を何度も試着しました。プラチナアームにセンターストーンが一粒ついたザ・婚約指輪というデザインに最初は惹かれましたが、アーム部分にパヴェダイヤがセッティングされたデザインが普段使いもしやすく、しっくりくると感じたのが決め手となりました。
結婚指輪を重ねて普段使いしたいので、今から楽しみです。
出典:https://ringraph.weddingpark.net/eng/b300116/review/21680
婚約指輪はなるべくシンプルなデザインのものがいいと考えながらも、シンプルすぎるデザインも詰まらないと悩んでいました。
リングの角の曲線が美しく、ラインの幅が絶妙な「ゴドロン」に惹かれ、購入を決めました。
出典:http://www.engagebible.info/brand/boucheron.html
「ポワント・ドゥ・ディアマン」の婚約指輪を雑誌で見て一目惚れしました。
ブシュロンについてはあまり知らなかったのですが、150年以上の歴史がある老舗ブランドでありながらも、他の人とあまりデザインがかぶることのないことも魅力。これから婚約指輪の購入をお考えの新郎新婦の方々にも、是非おすすめしたいブランドです。
出典:http://www.engagebible.info/brand/boucheron.html
6、ブシュロンのアフターサービスとは?
ブシュロンでは、指輪のクリーニングやメンテナンスは無料で対応してもらうことができます。
指輪の状態によっては、無料での対応が難しい場合があるため、ブシュロンの正規取扱店での確認が必要です。
また、ブシュロンではご家庭での定期的な手入れを推奨していることから、お手入れの方法を下記ブシュロンホームページにて紹介しています。購入後はアドバイスにしたがって、定期的にお手入れをするようにしましょう。
参考:https://jp.boucheron.com/ja_jp/services/advice/care-advice.html
さらに、プラチナやゴールドはご家庭でも定期的な手入れが可能ですが、ロジウム加工が施されているホワイトゴールドはご家庭での手入れが難しい状態の場合も。
他社ブランドではなかなか受け入れてもらえないロジウムの際加工も、ブシュロンの正規取扱店で相談をすることで、ホワイトゴールドのロジウム再加工を施してもらえます。
ホワイトゴールドの婚約指輪をご検討されているカップルには、おすすめのポイントです。
まとめ
今回は160年もの歴史を持つフランスパリの老舗ブランドブシュロンについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事が、有名なブランドでありながらも、日本では今だ情報の少ないブシュロンについて知るためのご参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。ブライダル事業に10年以上携わってきた編集チームが集結し記事執筆+編集しています。業界のノウハウのみならず、すでに結婚という大きなイベントを終えた編集チームの体験を活かし、皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しHOW TO MARRYというメディアを運営しています。サイト運営者情報はこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ