確実に「コンフリクトフリーダイヤモンド」を手に入れるには? 紛争ダイヤモンドを避ける方法

    婚約指輪に輝くダイヤモンドが、実は「血塗られたダイヤモンド」と呼ばれるものだったとしたらあなたはどう思いますか?

    紛争を長引かせる原因となる紛争ダイヤモンドは社会的にも非常に問題となっており、そんなダイヤモンドが使用された婚約指輪は誰だって欲しくないのではないでしょうか。

    大切な婚約指輪だからこそ、ダイヤモンドの背景にも目を向けてみましょう。

    今回はコンフリクトフリーダイヤモンドやキンバリープロセスについてご紹介します。

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    1、コンフリクトフリーダイヤモンドとは?

    まず、「コンフリクト(紛争)ダイヤモンド」とは内戦地域から産出された、紛争の資金源となってしまうダイヤモンドのことを言います。

    コンフリクトダイヤモンドの収益は兵器の購入などに充てられ、紛争を長期化させてしまいます。

    そのことから「血塗られたダイヤモンド」とも呼ばれているのです。

    「コンフリクトフリーダイヤモンド」は、「紛争とは無縁なダイヤモンド」のことをいいます。

    2、実は日本にはほぼ紛争ダイヤモンドは入ってきていない?

    キンバリープロセスとは紛争地域から産出されたダイヤモンドの原石の輸出入を阻止するために、2003年に施行された国際認証制度です。

    キンバリープロセスに参加している国は、原産地証明がないダイヤモンド原石の取引は禁止されます。

    キンバリープロセスが施行されたことで、2000年は紛争ダイヤモンドが4%ありましたが、最近では1%以下まで減ってきているそうです。

    日本はこのキンバリープロセスに参加しているため、日本で購入できるダイヤモンドは「コンフリクトフリーダイヤモンド」と言えます。

    しかし、キンバリープロセスも完璧ではないので、100%コンフリクトフリーダイヤモンドを手に入れられるという保証はないと言えます。

    3、キンバリープロセスの問題点とは?

    キンバリープロセスはとダイヤモンド「原石」のみの認証制度です。

    つまり、カットされている「ダイヤモンドルース」には適用されません。

    ダイヤモンドルースの場合、「システム・オブ・ワランティ」という制度が当てはまります。

    システム・オブ・ワランティは自主規制ではありますが、カットされたダイヤモンドを輸出する際に、紛争とは関係ないダイヤモンドであることの宣誓文を記載した「インボイス(納品書)」が付属されます。

    ただし、キンバリープロセスやシステム・オブ・ワランティはどちらも輸出入の書類であるため消費者には知られていないのが現状です。

    また、キンバリープロセスには強制力も罰則もありません。

    加盟国が自主的に運用するので、違法採掘を取り締まることができない国もあります。

    違法採掘されたダイヤモンド原石は非公式なルートで密輸されるのですが、ダイヤモンドが消費者の手に渡るまでに多くの業者を経由するため、その間に違法採掘されたダイヤモンドが紛れ込んでいても不思議ではないのです。

    他にも違法採掘とは違いますが、児童労働の問題にはキンバリープロセスは役立たないという問題もあります。

    ダイヤモンド鉱山や研磨工場で、児童が安い賃金しか支払われず労働搾取されている国が実際にあるのです。

    児童たちは学校にも行けずに働き続けなくてはなりません。

    4、クリーンなダイヤモンドを選ぶための判断基準

    キンバリープロセスに問題があるとなると、どうすればクリーンなダイヤモンドを選ぶことができるでしょうか。

    判断するための基準をご紹介します。

    (1)フェアトレードやエシカルの意識が強いブランドから買う

    フェアトレードとは、途上国の商品を適正価格で継続購入することです。

    フェアトレードが行われることで、労働者の生活改善に繋がります。

    エシカルとは「道徳的」「倫理的」という意味の言葉で、エシカルダイヤモンドは「人・社会・自然に配慮して採掘され、紛争に関わらないダイヤモンド」のことを言います。

    エシカル意識が強いブランドは、どこの鉱山で産出されたのかやどこの研磨工場でカットされたのかも把握しているため、安心して購入することができます。

    (2)アフリカ以外のダイヤモンドを選ぶ

    ダイヤモンドで有名なのはアフリカだけではありません。

    産出国ランキングではロシアやオーストラリアなども上位にありますので、アフリカ以外で産出されたダイヤモンドを扱うブランドもあります。

    アフリカ以外の産地証明があるダイヤモンドであれば、紛争ダイヤモンドではないと言ってしまっても問題ありません。

    5、クリーンなダイヤモンドを扱うブランド8選

    確実にクリーンなダイヤモンドを手に入れるために選びたいおすすめのブランドをご紹介します。

    (1)エクセルコダイヤモンド

    出典:https://www.exelco.com/journey/

    エクセルコダイヤモンドはデビアスグループという世界最大のダイヤモンド原石供給元から直接原石の買い付けができる「サイトホルダー」という資格があるため、さまざまな業者を通さずにダイヤモンド原石を仕入れることができます。

    そのため、紛争ダイヤモンドが紛れ込む余地がありません。

    また、ダイヤモンドが原石の状態からカットされるまでを知ることができる「ダイヤモンドジャーニー」を導入しており、どこの鉱山で産出されたのかもはっきりと知ることが可能です。

    公式HP

    https://www.exelco.com/

    (2)BRILLIANCE+

    出典:https://www.brilliance.co.jp/diamond/conflict-diamond.html

    BRILLIANCE+のダイヤモンド仕入れ先はキンバリープロセスに参加している国に限っています。

    また、紛争とは関係のない地域のダイヤモンドのみを取り扱っていることをホームページに記載しています。

    公式HP

    https://www.brilliance.co.jp/

    (3)BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリー

    出典:https://bridge-antwerp.com/faq/faq_12348.html

    ブリッジ銀座では、ダイヤモンドに「キンバリープロセスを尊守したダイヤモンドである」という証明書が添付されます。

    また、ブリッジ銀座のダイヤモンドはエシカルなダイヤモンドであることも明言していますので、クリーンなダイヤモンドと言えるでしょう。

    公式HP

    https://bridge-antwerp.com/

    (4)銀座ダイヤモンドシライシ

    出典:https://www.diamond-shiraishi.jp/brand_quality/diamond_buying/

    銀座ダイヤモンドシライシは、ダイヤモンド世界三大市場に数えられるイスラエルに現地法人を置き、そこからダイヤモンドを仕入れています。

    シライシは中間業者を省き、キンバリープロセスに参加し原石もダイヤモンドルースも紛争ダイヤモンドが紛れ込まない仕組みが出来上がっているイスラエルからダイヤモンドを仕入れることで、クリーンといえるダイヤモンドを取り揃えることができるのです。

    公式HP

    https://www.diamond-shiraishi.jp/

    (5)ブルガリ

    出典:https://www.bulgari.com/ja-jp/supply-chain/responsible-sourcing.html

    ブルガリと取引をしているサプライヤーはすべてワールド・ダイヤモンド・カウンシル(紛争ダイヤモンドの流通を防止する組織)などの自主規制制度を通じ、キンバリープロセスを実施している団体に所属しているため信頼ができます。

    ブルガリは2003年以降サプライヤーに対して、研磨した全てのダイヤモンドに紛争ダイヤモンドの販売を禁止することを記載した保証書を添付しなければならないことを通達。

    さらに、2006年にCouncil for Responsible Jewellery Practices(CRJP)という、ダイヤモンドや金のジュエリーサプライチェーンを通して、環境パフォーマンス・人権・社会権・企業倫理に関わる責任ある行動を促すことを目的としている非営利団体に加盟しました。

    ブルガリの全従業員に対しても、紛争ダイヤモンドとキンバリープロセスに特化したトレーニングセッションも取り入れています。

    公式HP

    https://www.bulgari.com/ja-jp/

    (6)ティファニー

    出典:https://www.tiffany.co.jp/engagement/diamond-provenance/

    ティファニーでは2019年1月に、新たに調達した個別登録済みのダイヤモンドの原産地を開示することを発表。

    0.18ct以上の個別登録済みのダイヤモンドに、レーザーでシリアルナンバーを刻印して追跡を可能にし、非常に厳格な責任ある資源調達を行っていることを確約しました。

    原産地が不明なダイヤモンドは一切使用されないので、紛争ダイヤモンドが紛れ込むことはまずありません。

    公式HP

    https://www.tiffany.co.jp/

    (7)MIKIMOTO

    出典:https://www.mikimoto.com/jp/quality/diamonds.html

    ミキモトは日本がキンバリープロセスに参加した2003年から、キンバリープロセス・システム・オブ・ワランティを遵守し続けています。

    公式HP

    https://www.mikimoto.com/jp/

    (8)アイプリモ

    出典:https://www.iprimo.jp/smt/aboutiprimo/quality.html

    アイプリモはコンフリクトフリー宣言をしており、エンゲージリングを購入すると、宣誓書を発行します。

    アイプリモはいち早くコンフリクトフリーに取り組んだ企業として、人権庇護団体アムネスティインターナショナルで取り上げられました。

    さらにアイプリモではロシア産のダイヤモンドを選ぶことも可能です。

    公式HP

    https://www.iprimo.jp/

    まとめ

    今回はコンフリクトフリーダイヤモンドについてご紹介しました。

    日本はキンバリープロセスに参加しているので、紛争ダイヤモンドは日本にはないと言われていますが、紛争ダイヤモンドが紛れ込んでいても私たちには見分けがつきません。

    キンバリープロセスも万能ではなく、さまざまな問題を抱えています。

    だからこそ、確実にクリーンなダイヤモンドを手に入れるために、婚約指輪を購入するブランドを見極める必要があります。

    今回ご紹介したブランドはホームページで紛争ダイヤモンドではないことを記載しているブランドばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

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